いよいよ6月に突入しましたね。そんな6月1日は衣替えの日ってご存知でしたか?
私はというと冬物、春物を先週の土日を使ってやっと衣替えをやり終えました。冬から夏の衣替えって体力もお金もかかりますよね。コートは重くてしまうのが大変だし、クリーニング代であっという間にお金が消えていくし……(涙) 「大事なお洋服のためなら」と、心の中で何度も自分に言い聞かせ、100着以上の洋服の大移動を終えました。
私のようにやっとの思いで衣替えを終えた方の一方で、「まだ衣替えできてない!」という方もまだまだ多いはず。お気に入りの洋服を来年も綺麗に着るために、しまった洋服を長期間綺麗にキープする洗濯テクニックや、収納のちょっとしたコツをご紹介します♪
■衣替え前にするべき洗濯テクニック
いざ衣替えをして、夏物を取り出してみたらシワや黄ばみが……そんな経験はありませんか? ライオン株式会社のお洗濯マイスター大貫和泉さんによると、翌年の衣料トラブル回避は「しまい洗い」次第とのこと。長期間シワやシミをそのままにしておくと定着して落としづらくなってしまいます。大事な洋服を綺麗にしまっておくために、しまう前の洗濯「しまい洗い」を徹底しましょう。
①しまう前の洗濯で黄ばみ予防!
「去年はもっと白かったのに、襟周りに黄ばみが増してる…」いつのまにか黄ばんでしまった衣服の汚れ。
そもそも黄ばみの原因の一つは「洗濯しても落としきれずに蓄積した身体から出た皮脂汚れ」なんだそう。皮脂汚れは時間の経過とともに酸化し黄味を帯びてきます。こうした黄ばみを予防するには衣類をしまう前に蓄積汚れをできるだけ落とすことが必要! 汗のつきやすいエリや袖、ワキが当たる箇所に、おしゃれ着用洗剤を直接塗布してからお洗濯をすると、皮脂汚れをしっかり落とすことができます。
②シワ対策にはネットに入れてから洗濯
「いざ去年の服を取り出してみると、しわくちゃになっていた…」そんな風にならないために、先ほどご紹介した「しまい洗い」の時にちょっとした工夫を加えましょう。
シワのつきやすい素材のものは、型崩れ防止効果のあるおしゃれ着用洗剤を使い、洗濯機の弱水流コースでやさしく洗います。その時に洗濯ネットに丁寧にたたんでから入れて洗うと、よりしわは少なく洗いあがります。この一手間がかなり重要!
③しまい洗いしたらよく乾燥させる
湿気や水分を含む衣類はカビや黄ばみの原因に。洗濯やクリーニングの後は陰干しで充分に乾燥を!
★情報参考元:ライオン株式会社 アクロン
■いざ、衣替え!収納・たたみ方テクニック
長期間保存することが多い衣替え後の収納は、しまい方もポイントになります。正しいたたみ方や収納をマスターしたら来年も型くずれなく、シワなく着られるはず!
①ニットは畳んでしまう
キレイを保つ洗い方『しまい洗い』をマスターしたら、今度は収納法をチェック! 長期間保存することが多い衣替え後の収納は、しまい方もポイントになります。
型崩れしやすいニットなどは、ハンガーにかけず、たたんでしまうこと。ふんわりとたたむのがポイントです。また、収納の際は重ねずに立てて収納するとシワの抑制になるんだとか。これは実践できそうですね。
②衣類はゆとりをもってしまう
虫食い対策に防虫剤を。また、タンスやクローゼットにしまう時は、詰め込みすぎないのがポイント。詰め込みすぎると、シワになるだけでなく、防虫成分が充分に行き渡りません。余裕のあるしまい方を心がけましょう。
★お風呂の残り湯での洗濯には注意!衣替えで夏服が黄ばまない、虫食わないためにすべきこと6つ
衣替えの際の衣類のトラブルを回避するには「しまい洗い」がかなり重要。衣替えする前に、しまうものの洗濯を徐々に終わらせて綺麗な状態で衣替えをしましょう♪(齋藤奈々)
【あわせて読みたい】
※【ブラジャーの洗濯】プロに聞いた、ワイヤー入りブラのベストな洗濯方法
※ライトダウンジャケットの正しい洗い方、知ってる?裏技を洗濯のプロに聞いてみた
※こんなはずでは…季節の変わり目に起こる衣替えの失敗あるある