■通じない?昭和VS平成の「ジェネレーションギャップ」集
年齢が離れている人と話しているときに、「あれ? 話がかみ合わないな……」なんて感じた経験はありませんか?
それはいわゆる、ジェネレーションギャップ。多感な時期を、いつどのように過ごしてきたのかで、考え方や感じ方にも差が生まれてしまうのでしょうね。あなたは、どんな相手に対して、どのタイミングでギャップを感じた経験がある? ジェネレーションギャップの実態について、女性112名に調査してみました。
■いわゆる「ジェネレーションギャップ」を感じたことはありますか?
まずは「ジェネレーションギャップ」を感じた経験の有無から探っていきましょう。
Q.自分より年下の相手に、いわゆる「ジェネレーションギャップ」を感じたことはありますか?
ある……58%
ない……42%
Q.自分より年上の相手に、いわゆる「ジェネレーションギャップ」を感じたことはありますか?
ある……70%
ない……30%
年下の相手に対してよりも、年上の相手に対して、ジェネレーションギャップを感じた経験がある女性が多いことはわかりました。それぞれ、どんなタイミングでギャップを感じてしまったのか、詳しいエピソードもチェックしてみましょう!
<年下の人に対して「ジェネレーションギャップ」を感じた経験がある女性の意見>
■あんなに流行ったのに……!
「私たち世代なら誰もが憧れた歌手のSPEEDの話をしたら、『SPEEDって誰ですか?』って言われたこと。もしかして、AKB48世代には懐メロなの?と焦りました」(26歳・会社員)
「名作の『池袋ウエストゲートパーク』を知らないと言われたとき」(27歳・会社員)
「JUDY AND MARYの『くじら12号』を知らないと言われた。逆に、なんで知らないの!?って感じでした(笑)」(33歳・専門職)
同世代の相手なら、「あー! 懐かしい!」なんて、会話が弾むはずなのに……冷静に「それ、なんですか?」と突っ込まれる自分。想像するだけで、切なくなってしまいます。傷ついた心は、同世代に味方してもらうことで癒してくださいね。
■通じない若者言葉
「とにかく今の人が使っている流行語がわからない。わからなさすぎて冗談の通じない人みたいになってしまった」(22歳・会社員)
「使っている言葉を知らなかった。オキラとかリアコとか……」(25歳・会社員)
「知らない略語がたくさん出てきて、何を言ってるかよくわかんない」(23歳・学生)
同じ日本人でも、世代が違うと通じない言葉……! 「え? それどういう意味?」なんて問いかけるのも、勇気が要りますよね。聞き慣れない言葉を耳にしたら、こっそり検索しちゃいましょう。
■先輩に対する態度が……
「私は先輩に対して、物を言えず、ただ付いて行ったが、今の後輩は自分の意見重視で先輩の意見を聞こうとしない」(36歳・家事手伝い)
「年上に物怖じしない」(36歳・会社員)
「イマドキの若い子は……!」なんて言いたくなったら、大人になった証拠かも!? とはいえ、自分もきっと言われていたこと。温かい目で育てる意識も必要かもしれませんね。
<年上の人に対して「ジェネレーションギャップ」を感じた経験がある女性の意見>
■知らない文化
「カラオケで曲がお互いわからない」(23歳・会社員)
「その人の言う昔流行ったバンドを知らなかったとき」(28歳・学生)
年下に対して抱くのと同様に、年上の人に対しても、「その文化はわからない!」と感じることも多いようです。世代ごとに流行は移り変わるもの。素直な気持ちで「教えてください」と言ってみると、新しい世界が開けるのではないでしょうか。
■IT非対応
「携帯電話がガラケーで、『スマホわからないんだよ』って言われたとき」(23歳・学生)
「ペーパーレスの時代に、紙で保存したものしか信用しない……」(35歳・会社員)
「会社でタブレットを使用しているが、会議のとき使いこなせていない」(26歳・会社員)
インターネット通信網が発達した今、昔の常識は、もはや廃れていることも多いのですが……まだまだ「IT非対応」という場合も。仕事に関することだと、「ギャップ」の一言で済ますのは、正直キツイと言えそうです。
■ネタですか!?
「社長からの指示が常にバブルの業界用語。『この書類、バーチーのチャンアベに送っといて』など(千葉在住のアベ様に書類送付しました。笑)」(29歳・専門職)
「ナウいなど死語を使う」(27歳・会社員)
ギャップが大きすぎて、もはや何かのネタみたい……!? とはいえ本人にとっては、ごく自然な流れであるはず。ギョッとしてしまうことがあっても、大人として冷静に対応してくださいね。
年上とのジェネレーションギャップに驚き、そして年下とのジェネレーションギャップにショックを受ける……! すべての人が、いずれこんな流れを経験していくのかもしれませんね。お互いを理解するためには、ギャップを埋める努力も必要! 相手に対して興味を抱き、積極的に関わってみてはいかがでしょうか。(柴田美香)
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