誰かに話したくなる「昭和死語」の意外な語源たち
みなさん、コニャニャチハ。
この「コニャニャチハ」ですが、もう現代では使っている人はほとんどいないですよね?
しかし、こんな昭和死語を使ったLINEスタンプが、若者の間で大ブレイク中なのだとか。
そこで今再び脚光を集めている昭和死語の世界に注目してみました。
かつての昭和死語が生まれた流行のきっかけは、芸人のギャグだったり、CMやドラマやマンガのキメゼリフだったりするのがほとんどなのですが(ちなみに冒頭の「コニャニャチハ」は、赤塚不二夫先生の代表作『天才バカボン』の主人公・バカボンのパパの口ぐせ)、中には「なるへそ~」という語源もあったりします。
そんな意外な語源を持つ昭和死語を3つご紹介します。
1 「なるへそ」
納得したときや理解した時、また相手に同意するときに使う「なるほど」が崩れた言葉。
「なるほど」の「ほど」はもともとは漢字で「火床」と書き、いろりの中心のくぼんだ部分を意味することから、腹部にある同じくくぼんだ部分「へそ」と言い換えられたという説が有力。
2 「タンマ」
「ちょっと待って」とストップをかけたいときの言葉。語源は、「Time out」(待った)がなまった説、「一旦待つ」が略された説、短い休止を意味する「短間」説など諸説あります。
3 「感謝感激雨あられ」
【まとめ】
そのほか、「ピーカン」「ドロン」「ランデブー」など、意外な語源を持つ昭和死語はたくさんあります。
それらに興味のある方は、書籍『ユル昭和~懐かしの死語メドレー~』もチェックしてみてくださいね。
読んでくれて、ありまと。それではバイチャ!(吉田奈美)
『ユル昭和~懐かしの死語メドレー~』malo著 1,000円+税/宝島社
maloさんの大ヒットLINEスタンプ&描き下ろしイラストともに紹介する昭和の死語の数々。語源やうんちく、現代での使い方、昭和カルチャーコラムなどをパーペキに収録した1冊に。