バイト先や会社、さらには学生時代の先輩まで、気を使う相手ってたくさんいますよね。
そんな人がふいに自分に興味のない話を振ってきたとき、ついつい適当に聞き流していませんか?
たとえば会話ひとつでも、「この子と話してると気分良い!」と思ってもらえたら、きっとみんなが幸せになれるはず。
目上の人と会話をするとき、どんなことを意識しているかを、20代の男女に調査してみました。 すると、意外とそれぞれ、気分良く会話してもらうためのテクニックを使っていることが判明!
さっそくご紹介していきます♪
【テクニックその1】リアクションは大きめに
とにかく「興味がある」という姿勢を見せることが大切。なので、大きめのリアクションで相槌を打つという人が多数!
「興味ないことがすぐバレるような、適当な返事は絶対NG。たとえその話が2回目であろうと、新鮮なリアクションをとるようにしています」(アルバイト・23歳)など、みんな地道にテクニックを駆使しています……!
【テクニックその2】同じことを繰り返し言う
たとえば「この間、〇〇に行ってきたんだよね〜!」と上司に話を振られたとき、ただ相槌を打つだけではなく、「え!〇〇に行ってきたんですか!」と、もう一度繰り返すというテクニックも。
「『へーそうなんですね』しか返すことがないときによく使う」(IT関連会社・27歳)「オウム返ししている間に別の話題を探す」(メーカー勤務・23歳)など、時間稼ぎにも使えるようです。
ちなみに「えっ、○○って、あの○○ですか!?」「この間って、まさかのこの間ですか!?」など、キーワードにアクセントをおくと、より興味があるように聞こえるそう。ただし「私はこれの使いすぎで、『そんなに興味があるならもっと話したい』と思われがち。話がつい長くなる」(営業・22歳)という猛者も。いずれにしろ、「もっと話したい」という気持ちにさせるのが、気持ちよくなってもらうためのポイントのようです。
【テクニックその3】もっと知りたい!という姿勢を見せる
一旦話が終わって落ち着いている空気だとします。でも「もうちょっと気持ちよくしなきゃ……」なんて時に使えるのがこちらのテク。「すみません、さっきの話なんですけど……」と、もう一度気になるところを掘り下げて聞くと、よほど興味があるんだ!と思ってもらえます。
じっさい、はじめて聞いた話や知らなかったことは、遠慮せずどんどん聞いたほうが自分のためにもなりますよね。
「話を聞いた後は、『初めて聞けて、すごく嬉しかったです』と素直な気持ちを伝えるとより効果的」(会社事務・20歳)。いいかも!
【テクニックその4】無理に声のトーンをあげない
気持ちよくなってもらいたいといっても、わざとらしく機嫌をとられるのは、誰しも気持ちのいいものではありません。それが顕著に表れるのが、「声」。
「とても美味しいご飯を食べさせてもらったとき、『おいしいー!』ではなく『え…おいしい……!』と、少し低めのトーンで言うと、いかに感動したかが伝わる気がします」(ライター・23歳)。
同じ言葉でも、声のトーンによって伝わり方が変わります。 あたかも機嫌をとるような甲高いトーンは、下心を見抜かれてしまう可能性大なのでご注意を!
【テクニックその5】笑顔が大事
今回聞き込み調査をした全員に共通していたのが、何よりも「笑顔を見せること」。
上司や先輩関係なく、常に笑顔を見せている人には「話しかけたいな」という気持ちが湧いてきます。
まずは、笑顔を多く見せることを心がけることから始めてみましょう!
【まとめ】素直な気持ちで接する
どんなにテクニックを覚えても、笑顔で取り繕っても、わざとらしさが見えてしまったら台無し。
自分が、先輩や上司の立場になったと考えた時、素直な気持ちを伝えてくれる人を可愛がりたいって思いますよね。
テクニックが役に立つ時もありますが、一番大切なのは、〝素直な気持ち〟ということが、今回野調査で分かりました!
いかがでしたか?
ちょっとの意識だけで、目上の人が見方を変えてくれるかも。 みなさんもぜひ取り入れてみてくださいね♪(尾身綾子)
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