ママたちの間で話題沸騰中、個人的にもハマりまくっているため、毎回おさらいレビューを更新中。第1話から衝撃的な内容で始まったタワマン暮らしを描いたドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS)、第2話も戦慄の内容でした。第1話レビューはこちらから。
バブリーすぎるベビーシャワーが家庭にひずみを…
ママ友の中でなじめずにいた亜紀(菅野美穂)にまたまた試練がのしかかります。ケータリング会社勤務の夫(田中直樹)が、最上階に住む武文(津田寛治)から仕事を得るために、武文の妻でタワマンのボスママ・寛子(横山めぐみ)に命じられベビーシャワーの幹事に。この幹事がとにかく大変!どれだけ会場をピックアップしても、寛子の細かい注文によりなかなか決まらない。しかも「フロシャン」がマストと言いだすバブリーさ。お風呂でシャンパンって、ベビーシャワーで???という疑問符でいっぱいの状態。それにしても横山めぐみはこういう役をやらせたら天下一品。向かうところ敵なしの迫力。こんなママ友いたらいやだ…。
ベビーシャワーの準備に明け暮れて部屋の中が荒れていく様子や、どんどん余裕がなくなっていく亜紀の心理状態に見ていてつらくなるばかり。余裕がなくなって家族に対して優しくできない様子は同じ母親として身につまされるものがあります。そんな中、またしても助けてくれたのが弓子(松嶋菜々子)。亜紀からさらなる信頼を得ていく様子を見ていて「何を考えているんだろう」と怖くなるわけです。
やっぱり怖い松嶋菜々子の悪役
そんな中、無事に迎えたベビーシャワー当日に事件が! 寛子が亜紀の知られたくない過去を参加者の前で話し出し空気は一変。ケータリングの料理をわざと床に落として片づけさせるという暴挙に閉口…。それを見ていたた亜紀の娘・そら(稲垣来泉)が「ママ、いじめられてるの?」と悲しそうな顔で言った瞬間、私の涙腺は崩壊。子どもの前でこんなことをする寛子への怒り、亜紀のつらさ、ママを心配するそらの思い…いろんな気持ちが交錯して泣きに泣きました。そしてその後「こんなことする人、人としてだめだわ…」と怒りがこみ上げるわけです。
その様子を陰からそっと見ている弓子が怖すぎる。なぜ助けてあげないの?と思ったら亜紀の過去を寛子に話したのが、弓子だったという恐ろしさ。ベビーシャワーがうまくいって、亜紀と目を合わせてにっこりしてたのはなんだったのよ!とテレビ向かってに突っ込みを入れずにはいられません。
そんな恐怖の中の癒しはやはりこちらの方たち
亜紀を支える幼なじみの航平(岩田剛典)と長男・和樹(佐野勇斗)は癒しのイケメン。亜紀が少しずつ公平に対して心を開いていて、航平がこれからのキーパーソンになりそう。寛子がそこに嫉妬してますますおかしな行動に出なければいいな…と心配。和樹は家族に対しては優しいけれど、なんだか悪い仲間と付き合っているの?とこちらも不安が募ります。
イケメンたちの動向を様子を見守りつつ、亜紀が頑張ったにもかかわらず、ケータリングの契約に繋がらずポケットマネーで会社に内金を入れてしまった健一のこれからがどうなっていくのか、こちらも必見です。高野家にばかり不幸が押し寄せないことを祈るばかり。
次回10月28日(金)オンエアの第3話は「強制ハロウィン」というこれまた恐ろしい内容の予感。予告動画を見るとより緊張感が高まります。金曜の夜のお楽しみです。(HotMamaTown)
金曜ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人~』(TBS)
毎週金曜 夜10時~
砂の塔~知りすぎた隣人~ オフィシャルサイト
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