誰しも一度はそんな経験があるのではないかと思います。
「別れてから元カレ・元カノに貸しっぱなしだったものに気づいた」という瞬間。
本やCD、DVD。もしかしたら服の貸し借りなどもあったかもしれません。特に家を行き来していると、何かひとつやふたつは無意識のうちに向こうの家に……というパターンがありがちです。
別れてから時間が経てばまだしも、別れたてだとなんとなく、今更返して、とも言いにくい……でも貸しっぱなしのものは気になる……。
そんなとき、どうしますか？
Q.元カレ・元カノに貸しっぱなしのものに気づいたら、どうする？
連絡する 13％
諦める 19％
だいたい諦めるけど、高いもの・貴重なものなら連絡する 68％
圧倒的に多かったのは、「たいていのものは諦めるけど、もし高いものや貴重なものだったら連絡する」という回答。「その物の価値が、連絡することによる面倒さ」を上回った場合は連絡する、というパターンが多そうです。どんなものでも諦める、という方は2割にとどまり、逆にどんなものでも連絡する、という方も1割強。
また、「連絡手段」としては「共通の知人に頼む」「LINEやメールなど文面のやりとりで済むもの」が2強でした。
さらに、これまでに貸しっぱなしで諦めたものと、諦められなかった高いもの・貴重なものを調査してみました。
■諦めたもの
「本3冊くらい。たまにふと読みたくなって思い出すのがシャクなので新しく買い直した」
「30巻くらいのマンガをほぼ全巻貸していた。実際そんなに読んでなかったから諦めた」
「貸す……とは違うかもしれませんが、彼の家にスキンケアや化粧品一式を置いたまま別れてしまったことがあった。全部合わせると2～3万くらいにはなると思うけど、別にいいかと諦めた」
■諦められなかったもの
「3万くらいする、ちょっと高いパーカ。共通の知人を介して返してもらった。ヒートテック的なあったかいインナーも貸していましたが、それはまぁいいかと諦めた」
「私の好きなアーティストを布教しようといろんなDVDを貸していた。たいていのDVDは買い戻せるからまぁいいか、と思っていたけど、よりによって受注限定で、中古で買おうとするとプレミアもののDVDを貸していた。他はあげるから返してくれ、と連絡したら、他のもあわせて返ってきました。いらなかったのかな……。でも着払いでいいと言ったのに、元払いで送ってくれた彼は最後まで優しいなぁと切なくなった思い出」
「貴重なもの」はそもそも借りパクされる前にきっちり返してもらっているパターンが多いようですが、「高いもの」は人によってどうするか基準が違うようです。基本的に、CD・DVD・本などの「買い戻しやすいもの」は諦めるパターンが多く、「服・アクセサリー」など、なかなか同じものが手に入りにくいものは諦めきれない、という傾向にあるようです。（後藤香織）
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