コスパ・タイパの次は「メンパ」…って何?マチアプ利用者に広がる2026年の恋愛観

Z世代を中心に、効率や満足度を求める「コスパ(コストパフォーマンス)」や「タイパ(タイムパフォーマンス)」を意識して過ごす人は多いもの。日常生活やビジネスシーンだけでなく、恋愛においても重視される価値観になってきました。

そんな中、いま新たに注目を集めているのが「メンパ(メンタルパフォーマンス)」
“考える負担”や迷い、不安、後悔といった心理的なストレスをできるだけ減らし、自分が納得できる選択をすることを指します。

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ここ数年、出会いやお付き合いの場面では、条件やスペックだけでなく「心がラクでいられるかどうか」が大切にされはじめているようです。

そこで今回は、マッチングアプリ「Omiai」が全国のユーザー1,725人を対象に行ったアンケートをもとに、2026年の恋愛観について探っていきます。

【マチアプ調査】恋人探しで重視するのは“人となり”!約99%が重要と回答…でも伝わらない?

 

まず、「恋人を探すうえで相手の“人となり”はどれくらい重要か?」という質問には、99.0%が「とても重要」「重要」回答。多くの人が、条件やスペック以上に人柄を大切にしていることがわかります。

一方で、「マッチングアプリのプロフィール情報だけで“人となり”が伝わりにくいと感じたことはあるか?」という質問では、86.3%が「伝わりにくい」と回答。重視しているのに、アプリ上では十分に見えてこない…というギャップを感じている人が多いようです。

写真や自己紹介文、趣味などの情報はあっても、実際の“温度感”や相性まではわかりにくいもの。その結果「会うべき? やめておく?」と判断に迷い、気づかないうちに心が疲れてしまうこともあります。
そこで今、注目されているのが「メンパ(メンタルパフォーマンス)」という考え方。条件の良さだけでなく、やり取りの中で無理をしていないか、自然体でいられるかといった“心の負担の少なさ”を大切にすることが、恋愛においても少しずつ広がっているようです。

約8割が「会うか迷う」…マチアプで“判断疲れ”するワケ

つぎに、「マッチングアプリのプロフィールだけで『会う/会わない』の判断が難しいと感じたことはありますか?」という質問では、79.7%(よくある31.0%+ある48.7%)が「難しいと感じたことがある」と回答。プロフィール情報だけでは一歩踏み出す決め手に欠ける…と感じている人は、やっぱり多いもの。

さらに注目したいのは、「人となりが伝わりにくい」との回答者ほど「会う/会わない」の判断も難しいと感じていること。その差は22.9ポイントにのぼり、“その人らしさ”が見えにくいことが、つぎの段階に進むかどうかの迷いにつながっています。

たしかに、どんな人なのかがはっきりしないままでは期待と不安が入り混じり、なかなか決断できないものですよね。
とはいえ、マッチングアプリがなかった時代は「まず会ってみる」ことがスタート地点でした。今はプロフィールを見て事前に判断できるぶん、出会いのハードルが下がった一方で、より慎重に見極めようとする気持ちも強まっています。

恋愛のデジタル化が進んだ今だからこそ、むやみに踏み出すのではなく、心地よい関係かどうかを大切にする…。そんな“メンパ”が求められているようです。

条件より性格がカギ?恋愛は“価値観マッチ”の時代に

「相手の価値観や考え方を事前に知っていれば、『会う/会わない』の判断が変わっていたと思ったことはありますか?」という質問には、83.2%が「ある」と回答。多くの人が、「もう少し早いタイミングで価値観を知れていたら…」と感じた経験がある様子。

さらに、マッチングアプリでできたパートナーとお別れを経験した人に聞いたところ、53.3%が「価値観や考え方を先に聞いていれば、別れは避けられたと思う」と回答。出会いの入り口だけでなく、その後の関係性においても、“最初の段階で価値観を共有できていたかどうか”が大きく影響しているようです。

マッチングアプリでは、職業や条件といった表面的な情報だけでなく、性格やふとした考え方など“素の部分”までわかることが求められています。
スペック以上に、その人らしさを知りたい…というのが多くの利用者の本音!

【マチアプ利用者の本音】最初に知りたいこと1位「恋愛・結婚観」、2位「将来のイメージ」、3位「金銭感覚」

最後に、「最初から聞いておけばよかった」と感じた価値観や考え方について尋ねたところ、上位に挙がったのは「恋愛観・結婚観」。さらに、「将来のイメージ(住む場所・働き方)」「金銭感覚」「コミュニケーションの取り方(連絡頻度・距離感など)」が続きました。

どれも、結婚を見据えたお付き合いになるほど大切になってくるテーマばかり。とはいえ、まだお付き合いをしていない段階で「何歳までに結婚したい? 子どもは?」「もし結婚したら、仕事は…」なんて根掘り葉掘り聞くのはハードルが高いですよね。

やはり、いきなり答えを求めるのではなく、やり取りの中で自然と価値観に触れてみるのが現実的。休日の過ごし方や仕事への向き合い方など、さりげない話題から少しずつヒントを拾っていくとよいでしょう。


今回の調査から見えてきたのは、“心がすり減らないこと(メンパ)”を重視した、より慎重で納得感のある恋愛観。

これからAIの技術によって、価値観や性格の相性まで可視化するマッチングアプリサービスもさらに広がる可能性大! 効率だけでなく“心地よさ”までサポートする出会いが、これからのスタンダードになっていきそうです。(Mai)

情報提供元/株式会社Omiai