シルバーウィーク明けの本日、いかがお過ごしでしょうか?
がっつり楽しく休まれた方も、通常営業だった方も、長期の休みのあとはなんとなーくやる気がなくなりがち。そこで、読むだけでやる気が出る「パワーワード」を、Woman Insight編集部がこれまでご紹介してきた書評のなかからピックアップ!
(写真はわたくしの地元の滝でございます。なんとなくマイナスイオン効果を期待)
まずはこちらから。
ハワイのカリスマコーディネーターのマキ・コニクソンさんの『Maki’s happy theory 〜ハワイのマキさんが教えてくれる幸福論〜』は、読むだけでストレス発散できる素敵な本。そのなかに、こんなフレーズが。
『Keep calm and carry on 余裕を持つ』
ハワイの人はいつも笑顔で、誰に対しても親切。それは「気持ちに余裕があるから」だとマキさんは言います。イライラしているときは、「立ち止まって、ひと呼吸おいて、気持ちを落ち着かせる」ことを心がけて。そして、自分の気持ちに余裕があるときは、余裕がない人にシェア。そうすることで、ハッピーの連鎖が生まれます。
焦りがちな今日みたいな日に、ぜひ心に留めておきたい言葉ですよね!
東大出身の美人弁護士・山口真由さんの著書『東大首席弁護士が挫折を繰り返して見つけた 努力が99%報われる25のヒント』には、働く女性の悩みを軽くするキーワードがたくさん。
『働く女子はスーパーウーマンでなくていい』
すべてを完璧にこなそうとせず「そんなの、できるわけないよね」と認めることも、ときには大事。仕事かプライベートか、ではなく、最終的に目指すのは、仕事もプライベートも充実した人生。そのために、手を抜いたり、アウトソーシングしたり、使える手段は使っていこう、というこの言葉には、何もかも頑張りすぎそうな人も少し気がらくになるのでは?
フロイト・ユングと並ぶ3大心理学者、アドラーの思想を物語形式で解き明かし、「人はどうすれば幸せに生きられるのか」という問いに答え大ヒットになった75万部突破のベストセラー『嫌われる勇気』。人間関係、働き方、恋愛&結婚と悩み多きアラサー世代に響く響く!
【自由とは、他者から嫌われることである】
「だれかに嫌われている」ということは、「あなたが自由に生きている証」と、『嫌われる勇気』著者の岸見一郎先生は語ります。「10人のうち1人はどんなことをしていてもあなたのことを嫌い、2人はお互いにすべてを受け入れて親友になれる、あとの7人はどちらでもない」というユダヤ教の教えもあります。あなたを嫌う1人にひきずられて「みんなが私を嫌っている」と思うのではなく、親友になれる2人に注目する……つい「嫌われる」ということには敏感に反応してしまいがちですが、そこを変えるだけで、人生はだいぶ変わっていくはず。
最後は、連休中恋人や家族とケンカしちゃった方へ捧げる言葉。
最後は、「家族団欒という幻想ではなく、一人ひとりの個人をとり戻すことが、ほんとうの家族を知る近道ではないか」と訴える、下重暁子さんによるベストセラー『家族という病』より。
「夫婦でも理解し合えることはない」
「自分のことですら正確に把握することも出来ないでいるのに、他人のことが理解出来るか。配偶者は他人なのだ。一番近い家族ではあるが他人である」ということは確か。夫婦だからといって相手のすべてを理解できると思うのは、おごり!という指摘には、ついドキッとしてしまいます。
休み中に起きた意見の相違も、他人なのだから当たり前。まだ仲直りしていない人は、この機会にぜひ。
いかがでしたか? 連休の疲れを吹き飛ばして、今日も元気にがんばりましょう!(小島尚子)
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