男女のあいだに友情は成立するのか…よく話題になるこのテーマ。実際にみなさんにも、「この人とはずっと友達でいたいな」という異性っていませんか? そもそもどこからが恋愛との境界線なのかも気になるところ。
今回は、出会い・恋愛マッチングアプリ「ハッピーメール」が成人男女200人を対象におこなったアンケート結果をもとに、“男女の友情”に関するリアルな声をご紹介します!
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◆男女の友情、成立すると思う?
まず「男女の友情は成立すると思う?」と聞いたところ、「はい」と答えた人は全体の約6割。意外と多くの人が、異性とも友達関係でいられると信じているようです。
そして、否定的な声は女性より男性のほうがやや多い結果に。男性は狩猟本能があるので、いつのまにか相手を恋愛対象として見るようになることも……?
ここで、成立する派・しない派それぞれの理由を見ていきましょう。
◆「成立する」派の理由
「タイプではない異性なら恋愛感情なしで遊べるから」(男性)
「人間として好きという感情は性別関係なく湧いてくるから」(男性)
「タイプではない異性でお互いが理性を持っていれば成立すると思うから」(女性)
「父親や兄弟のように恋愛感情を抱く男性ばかりではないから」(女性)
成立する派では、恋愛対象ではない相手なら友情は成り立つと考える人が多め。「人として好き」や「お互いに理性を保てる」という関係であれば、性別を超えて友情を築けるケースもあるとのこと!
◆「成立しない」派の理由
「本能的に男女の差は必ずあると思うから」(男性)
「相手に対して一瞬でも異性としての魅力を感じた瞬間にあっさり崩壊してしまうから」(男性)
「異性として意識する場面がどこかで生じる可能性があるから」(女性)
「友達だと思っていた男性に告白されたことがあるから」(女性)
一方、成立しない派では「異性として意識する瞬間が避けられない」という声が多数。友達だとわかっていても、ドキッとしたり魅力的な部分があれば本能的に惹かれてしまうと考えるよう。
また、「友情だと思っていたのに恋愛感情を持たれて関係が壊れた」という実体験から否定的になる人もいました。
◆恋愛感情を抱いていない異性の友達、実際いる?
「恋愛感情を抱いていない異性の友達はいる?」と聞いたところ、男性の5割、女性の約6割が「はい(いる)」と回答。女性のほうがやや多めとなり、性別による考え方や本能の違いがこの差を生んでいるのかも。
◆異性の友達を好きになったことある?
異性の友達がいると答えた人に「異性の友達を好きになったことはある?」と聞いたところ…男性の約7割、女性の約4割が「はい(ある)」とのこと! 男女の友情が成立すると考えていても、相手に恋心が芽生えるケースは少なくない様子。とくに男性の割合が高く、異性間で友情を続ける難しさがうかがえる結果となりました。
とはいえ、一度も友情→恋愛にシフトしてこなかった人もそれなりにいるようです。
◆異性の友情と恋愛の「境界線」はどこ?
そもそも、どこまでが“友情の一線”だと思う? 連絡を取るのは? 2人で会うのは?
「異性の友情と恋愛の境界線はどこだと思う?」と聞いてみると、男女ともにもっとも多かったのは「複数人で遊ぶまで」という回答。2人きりで会うのは場所やシチュエーション次第で“デートっぽさ”を意識してしまうので、複数人で会うことを友情のセーフゾーンと考える人が多いようです。
でも、「2人きりで会うまで」「軽いスキンシップをとるまで」が友達といった意見もあり、境界線の捉え方は人によってさまざま。友情を続けたいなら、お互いの認識をしっかりすり合わせておくことが大切ですね。
◆男女の友情を続けるための7つのポイント
「異性と友達でいるために、どんなことに気をつけてる?」と聞いてみると、このような結果に。アンケートで多かった順に “男女の友情を成立させる秘訣” をご紹介!
① 思わせぶりな態度はとらない
男女の友情を続けるうえで最も多かったのが、「思わせぶりな態度はとらない」という答え。実際に、約9割の人が意識しているそうです。
友達として楽しく過ごしていても、ちょっとした言動から恋心につながることも。とくに「異性らしさ」を強調してしまうと相手を意識させてしまうことがあるので、誤解を招かない振る舞いを心がけて。
② ボディタッチは控えめに
次に多かったのは「できるだけボディタッチを避ける」という意見。回答者の約半数が実践していました。
友達のつもりでも、異性から触れられるとドキッとしてしまう人は少なくありません。自分にその気がなくても、相手にとっては恋愛感情のきっかけになってしまうこともあるので、なるべく触れないように。
③ 会う頻度に気をつける
「頻繁に会わないようにしている」という声も目立ちました。
顔を合わせる回数が多いと距離感が縮まりすぎて、友情と恋愛の境界があいまいになりがち。友達であれば、恋人のように頻繁に会う必要もないはず。男女の友情を成立させたいのなら、適度なペースを保つこともひとつの策!
④ なるべく2人きりにならない
異性の友達とは2人きりにならないようにしているという工夫も。
複数人で会うようにすれば、デートっぽくならず安心ですよね。どうしても2人で会う場合でも、デートスポットやムードのある場所、お互いの家など恋愛を意識しやすい場所は避けると、一線を越えにくいはず。
⑤ 夜遅くまで一緒にいない
そしてかなり大事なのが、会う時間帯への配慮。
夜遅くにお酒を飲んだり、終電を逃してしまったりすると、その場の雰囲気で思わぬ展開につながることも。友情を守りたいなら、夜更けまで一緒に過ごすのは避けたほうが安心です。
⑥遊ぶときは割り勘にする
意外と多かったのが、「遊ぶときには割り勘にする」という声。
奢り・奢られの関係だと、どうしても“デートっぽさ”が出てしまったり、「次は借りを返さなきゃ」と自然にまた会うタイミングを作ることになりがち。友達同士ではお金のやりとりをフラットにすることで、ある程度の距離を保ちながらシンプルで気楽な関係を続けられます。
⑦たわいもないメッセージは控えめに
少数派ではありますが、「たわいもないLINEやメッセージは送らない」という意見も。
とくに深い意味はなくても、夜中に突然「何してる?」なんて連絡が来ると、相手を意識してしまうことがあります。用事があるときだけにするなど、メッセージのやり取りをほどよくセーブすることで友情を長続きさせやすくなるかも!
異性の友達がいると、同性とは違った視点でアドバイスをもらえたり、新しい価値観に触れられたりするのが大きなメリット。
そして、もちろん友情から恋に発展するのも素敵なストーリー♡ でも、「ずっと友達でいたい!」と思える相手がいるなら、今回のアンケート結果をヒントに心地よい距離感で友情を大切にしてみてくださいね。(Mai)
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