バレンタインデーは本来、愛と感謝を伝え、大切な人を思いやる日。恋愛ムードが高まるこのイベントを活用して、みなさんは気になる相手に気持ちを伝えたことがありますか? 世間では勇気を出して告白したりデートに誘ったりしている人がどれくらいいるのか気になるところ♡
今回は、マッチングアプリ『with』を手掛ける株式会社withが20代の男女3,238人を対象に実施したアンケートをもとに、バレンタインデーの恋愛事情について探っていきます!
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Q1.バレンタインデーはデートをするきっかけになる?
まず「バレンタインデーは、マッチングアプリで出会った気になる相手をデートに誘うきっかけになりますか?」と質問したところ、『はい』との回答は女性約2割、男性約3割と少なめ。逆にバレンタインデーはデートのきっかけにはならない、というのが多数派でした。
◆バレンタインデーがデートのきっかけに“ならない”理由
『いいえ』と答えた人に理由を聞くと、男女ともに「そもそもバレンタインデーを重視(意識)していないから」、「誘いたい相手が現れていないから」「まだそこまで親密ではないから」、「バレンタインデーはデートとは関係ないから」「お互いの良いタイミングで会う約束をしたいから」といったコメントが多く、『バレンタインデーに頼ることなく自分の気持ちやタイミングに合わせて慎重にデートにお誘いする』傾向が見られました。
また、中にはこんなコメントも。
「バレンタインデーを問わずいい人を見つけたいから(男性)」
「マッチングアプリを通して出会った人については、相手の人柄や価値観を見極めて好きになれるかどうか自問自答するために直接会っているから(女性)」
このことから、マッチングアプリで真面目な出会いを求める20代(Z世代)にとって『デートはお互いを知るための重要なプロセス』として位置づけられている様子がうかがえます。
◆バレンタインデーに男性からはデートに誘いにくい
さらに男性がデートに誘わない理由として…
「バレンタインデーは男性からは逆に誘いにくいから」
「ホワイトデーならまだしもバレンタインデーは誘いにくいから」
「チョコレートを催促しているみたいだから」
「初めましてがバレンタインデーというのが厚かましいと思うから」
このようなコメントも。日本では一般的に「バレンタイン=女性から男性に贈り物をしたり気持ちを伝える日」という認識があるため、男性は自分からデートに誘わないよう配慮している様子が見てとれますね。
Q2.バレンタインは気になる相手に気持ちを伝えるきっかけになる?
次に「バレンタインデーは、マッチングアプリで出会った気になる相手に自分の気持ちを伝えるきっかけになりますか?」と質問すると、『はい』との回答は女の約3割、男性約4割。先ほどのデートのきっかけになるかどうかの質問と比べると、男女ともに約1割ずつ増加する結果になりました。バレンタインデーというロマンチックな日に、デートのお誘いまではいかなくても告白やアピールをする人は結構いるみたい♡
◆バレンタインデーが気持ちを伝えるきっかけに“なる”理由
『はい』と答えた人に理由を聞くと、男女ともに「バレンタインデーは気持ちを伝えるタイミングとして適切なイベントだから」というコメントが多数。また女性側は「チョコレートで察してくれるかを試せるから」、男性側は「分かりやすいアピールになると思うから」とのコメントも挙がり、バレンタインデーをうまく使って気になる相手との距離を縮めようとしている様子!
◆バレンタインデーはお互いの気持ちをはっきりさせるチャンス
さらにはこんなコメントも。
「相手の気持ちや本気度を確かめやすいから(男性)」
「お相手の交際継続意思の有無を確かめたいから(女性)」
「何も変化がないままダラダライベントをスルーして長期化したくないから(女性)」
自分の気持ちが固まっているなら、コツコツ気持ちを探り合っていくよりもイベントのタイミングを狙ってストレートに気持ちを伝える。そしてお互いの感情をはっきりさせて関係性を前に進めたい。そんな考えが20代の男女に共通した恋愛スタイルといえるでしょうか? タイパを重視する世代ならではの恋愛観ですね♡
知り合う過程は“慎重に”、気持ちが固まれば“タイパ重視”がZ世代の恋愛スタイル
ここまで、恋愛イベントのひとつであるバレンタインデーをどう活用しているのかを探ってみました。その結果、デートは知り合うためのプロセスで、イベント関係なく慎重に臨む。そして気持ちが固まってからは、イベントを活用して効率を意識する…という傾向がみられました。これは、事前の情報収集により失敗を回避しながらタイムパフォーマンスにも敏感だと言われるZ世代の価値観ともよく重なりますね。
バレンタインデーは好きな人に気持ちを伝える絶好のチャンス。みなさんの恋が実りますように…♡(Mai)