長い人生をともに過ごすパートナーを決める決断、結婚。「いろんな人と付き合った上で見極めた方がいいのか」「ひとりの人とじっくり長い期間付き合ってから決断した方がいいのか」「ひとりしか知らないのにこの人に決めていいの…？」など、迷うこともありますよね。
そこで、株式会社しんげんが結婚経験のある男女200人を対象に行った、「結婚前の恋愛」に関するアンケート結果を紹介します。
■どのくらい？配偶者以外と付き合った人数
結婚前に配偶者以外と付き合った人数は？という問いに対して最も多かったのが「2人(21.5%)」。次いで「3人(16.5%)」「5人(12.5%)」という結果でした。2〜5人を合わせると半分以上の方が当てはまることがわかります。
■何年目？お付き合いから結婚までの期間とタイミング
配偶者と付き合ってから何年で結婚しましたか？の問いに関しては1位「1〜2年(34.5%)」、2位「2〜3年(23.5%)」という結果に。「3～4年」が12.5％である一方で、「4～5年」になると5％にまで減っており、4年を超えると割合が一気に半数以下にまで減っています。「4年以内」のお付き合い期間が結婚を考える1つの区切りになっているのかもしれませんね。
では、結婚に至った理由を交際期間ごとに、実際に寄せられたコメントと共に紹介していきます！
上記のタイミングで結婚しようと思った理由は？
8位：10年以上
- 夫の就職が安定したため、結婚しようと思いました
- 本帰国のタイミングと年齢の区切り(30)がちょうど良かった為
7位：6～7年
- 長い交際期間で結婚しようと思うタイミングが一緒だったからです
- お互いに年齢的に、そろそろ結婚を考える年齢になっていたから
6位：5～6年
- 高齢出産になる前に子どもが欲しかったから
- 付き合いが長くなってきて、「そろそろ籍入れるか」と言われたから
- 付き合いも長いし、そろそろ結婚かなぁとお互い思ったからです
5位：4～5年
- 高校生からお付き合いしていたのもあって、長い期間付き合ったので結婚することになった
- 同棲してしばらく経ち、年齢的に自分が30歳になるタイミングで、そろそろかと思ったから
- 相手の年齢的に30歳が目前で区切りとして
4位：3～4年
- 友人の結婚式に出席したあとにそろそろと思ったため
- だらだらと付き合う意味がこれ以上ないと思ったから
- 周りの友人がどんどん結婚していき焦ったから
「3〜4年」と答えた方は、ある程度付き合った上で周りの結婚などがあって結婚したという意見が多かったです。自分も含めて、周囲の人の転機にもパートナーと共に触れることになることが、具体的に将来を考えるきっかけとなるようですね。
3位：1年以内
- 知り合ってから長かったので長く付き合う必要がないと思ったから
- 出会ってすぐに価値観やユーモアのセンスがあまりにも似通っていたため、この人となら家庭を築いて子どもをもうけたいと直感して即決断した
- お互いに、40歳間近で、結婚を急ぐ歳だったため
- 30歳だったので付き合う時から意識していました
- 一通り遊んで、そろそろ身を固めようと思ったからです
「1年以内」に結婚した人という方からは、最初から結婚を意識して付き合い始めた、元から知り合いだったという意見がありました。確かに相手の今後への想いや人柄を知ったうえでの交際だと、結婚を決断しやすいのかも。
2位：2～3年
- 年齢的にもそろそろかなと感じていた時にプロポーズされたので決めました。タイミングが良かったです
- 風邪をひいて寝込んでいた時、食事を作ってくれたりなど献身的に看病してくれたので、もう長く付き合っていることだし、この人となら一緒に生活してもいいと思えたから
- 5年後位と言われていたが、子供のことを考えると早い方がいいから急かした
- 35を超えていたので年齢的に結婚を意識していました
- 同棲したりした上で、一生一緒にいられると確信が持てたからです
「2〜3年」で結婚したという方は、ある程度長く付き合ったことで相性が分かったため、結婚したという意見を挙げられていました。
1位：1～2年
- 妊娠した事がわかったため
- １年経ったタイミングで、配偶者に結婚を迫られたから
- 一人暮らしの部屋の更新時期や一緒に生活しても安定して生活できると感じたから
- 早く結婚して子供が欲しかったから
- 夫の転職が決まり県外へ行くことになったので、結婚して一緒に引っ越しました
「1〜2年」で結婚したという方は、妊娠や転職など大きな人生の変化をきっかけに結婚を決めた方が多いようです。
■ぶっちゃけどう？過去に付き合った人と比べると……
現在の配偶者と過去に付き合った人と比べてどう思うか？と尋ねたところ、1位は「配偶者を選んで間違いはなかった(48.5%)」、2位は「不満はあるが配偶者を選んで良かった(29.5%)」という回答。１位２位の合計である78%の人は今の配偶者を選んで良かったと思っていることがわかります。
「ここは辞めて欲しいな」「もっとこうしてくれたらいいのに」なんて感じることもあるように、不満が全くないというのも難しいはず。それでも、「この人と一緒になってよかった」そう思える相手と出会えるといいですよね。(岡美咲)
