付き合って何年も経つ彼がいる。そろそろ結婚してもいい頃な気はしているけど、でも「本当にこの人でいいのかな？」となかなか思い切れない。
「結婚してもいいか、見極める方法」を、男女ともに幸せになれる力「メス力」をテーマに発信し続ける恋愛コラムニスト・神崎メリさんにうかがいました。
神崎メリさん
恋愛コラムニスト。男女共に幸せになれる力「メス力」をテーマに発信を続ける。著書累計30万部突破中。最新刊は『眠れない夜の恋愛処方箋』（講談社）。
近著に初の小説 『メリ子先生、わたしどうしたら大好きな彼と幸せになれますか？ 』（SBクリエイティブ）他多数
公式インスタグラム https://www.instagram.com/meri_tn/
What’s メス力（めすりょく）？
神崎メリさんが提唱する「男心に寄り添いながらも、媚びずに凛として生きる力」のこと。
男心を知り尽くし寄り添いながら、「尽くさない、焦らない、執着しない、他人に振り回されない、3か月は肉体関係を持たない」。男性は本命中の本命、「ど本命」にめぐりあうと満たされ、女性は「ど本命」として愛されると満たされる。
Q.付き合って4年になる彼氏がいますが、結婚に思い切れません。本当に結婚していいのか見極めるコツはありますか？
A.勇気を出して一度離れてみることで、見えてくるものがあります
そもそも男性側が結婚したいのかを見極める必要があります。
付き合いが長く距離感が近づきすぎてなあなあになり、お互いのありがたみを感じられていないなら、離れてみるのがいちばんいい。
リスク覚悟で、相手に直球で結婚について確認してください。もしそれで「今は仕事が忙しいから」「自信がない」などとごまかすことを言われたら「じゃあ、一度自分の人生を真剣に考えたいから、少し距離を置こう」と宣言してください。
そうすると、あなたが本当に離れてしまう可能性があることに気付いた彼は「プロポーズ」に思考を切り替えるかもしれないし、あなた自身が「4年付き合ったけど、離れてみたら意外と問題なかったな、愛じゃなくて情だったんだな」と気付くかもしれない。確かに、離れて気付くことはあります。
どんな結論になっても、ひとつ忘れないでいてほしいのは、結果的に「その人と結婚すること」を選ばなかったとしても、焦ることはないこと。お互いにとって、本当はどんな人生がいいのかを真剣に考えることが必要です。
「でも、こっちから結婚を急かすようなことを言ったら、相手が冷めちゃうかも…」と不安ですか？ でも、それくらいで冷めるような相手は、そもそも「結婚して、トラブルが起きたら、逃げ出す男」です。大事なことに向き合わず逃げだすような人は、いつか子どもが生まれても、子どもからも逃げる確率が高いです。
結婚相手に大切なのは「スペックの理想を追求すること」ではなく「愛情面を妥協しない」ことです。
結婚する時点で、お互いに愛情がない人と結婚するくらいなら、結婚せずに生きていくほうが、よほど幸せな人生を歩める。離婚と再婚をした私は、そう思います。
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