「日本酒」と「焼酎」は何が違うの?
みなさん、お酒を飲むのは好きですか? ひと言でお酒といってもさまざまな種類がありますよね。そこで今回は、「日本酒」と「焼酎」の違いを解説します。また、日本酒と焼酎のカロリーを比べ、太りやすいのがどちらなのかもお伝えしますね!
「日本酒」と「焼酎」は何が違うの?
見た目はどちらも透明な日本酒と焼酎。違いはどこにあるのでしょうか。それぞれを辞書で調べてみました。
日本酒とは?
にほん‐しゅ【日本酒】
日本在来の醸造法によって造った酒。特に、清酒をいう。
[補説]平成27年(2015)、国レベルの地理的表示として指定。原料の米・米麹 (こめこうじ) に日本国内産米のみを使用し、日本国内で製造された清酒だけが「日本酒」(英語ではJapanese Sake)を独占的に名乗れる。
日本で昔から行われている製造法や原材料が2つの違いを知るカギになりそうですね。
焼酎とは?
しょう‐ちゅう【焼酎】
日本固有の蒸留酒。酒かす・みりんかすを蒸留したものと、穀類やサツマイモを発酵させたもろみを蒸留したものとがある。アルコール分20〜50パーセント。米焼酎・芋焼酎・麦焼酎・泡盛など多くの種類がある。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
日本酒と焼酎の違い
日本酒と焼酎のそれぞれの意味がわかったところで、2つの違いをまとめてみましょう。
まず日本酒は醸造酒で焼酎は蒸留酒という製造方法の違いがあります。また日本酒の原料は米であるのに対し、焼酎はイモ類や穀物類から作られるという点も違っています。
「醸造酒」と「蒸留酒」の違いとは?
では日本酒と焼酎の違いのポイントでもある醸造酒と蒸留酒の違いについても見ていきましょう。
醸造酒とは?
じょうぞう‐しゅ【醸造酒】
穀類や果実を原料とし、これを発酵させてつくった酒。日本酒・ビール・ぶどう酒など。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
醸造酒はお米や果実を発酵させたものをそのまま飲むお酒のこと。どれも澄んでいて薄めたりせずに飲めます。
蒸留酒とは?
じょうりゅう‐しゅ【蒸留酒】
醸造酒・醸造かすなどをさらに蒸留してつくる、アルコール分が多く、味の強烈な酒。ウイスキー・ブランデー・ウオツカ・ラム・テキーラ・ジン・焼酎 (しょうちゅう) など。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
蒸留酒は醸造酒を蒸留して作るお酒のことで、アルコール度数が高いお酒が多いのが特徴です。蒸留酒のほうがひと手間多くかかっているんですね。
「日本酒」と「焼酎」、カロリーの違いは?
日本酒と焼酎の違いがわかりましたが、どちらの方が太りにくいのかが気になっている読者の方も多いはず。日本酒、芋焼酎、麦焼酎のカロリーを比べてみました。
日本酒
一人前分量 | |
カロリー | 184kcal |
糖質 | 6.5g |
炭水化物 | 6.5g |
芋焼酎(ストレート)
一人前分量 | |
カロリー | 86kcal |
糖質 | 0g |
炭水化物 | 0g |
麦焼酎(ストレート)
一人前分量 | |
カロリー | 122kcal |
糖質 | 0g |
炭水化物 | 0g |
ダイエット中なら、糖質や炭水化物の少ない焼酎の方がおすすめです。
ただしお酒には食欲を増進させる作用があるため、お酒を飲むときのおつまみの量や種類を調整することが重要です。
【まとめ】
日本酒と焼酎の違いやカロリーの違いを解説しました。お酒って適度に飲むとリラックスできてストレス発散できますが、飲みすぎて太ると自己嫌悪に……。また、お酒を飲んで失態をさらしてしまうなんてことがないように上手にお付き合いしてくださいね!