「お誕生日おめでとう!」そうお祝いしたい気持ちはあるものの、地味に選ぶことが難しい誕生日プレゼント。正直、「ちょっとこれは貰って困るな…」なんて経験があると、さらに何を贈れば喜ばれるのか迷走してしまいがち。せっかくの贈り物、喜ばれるものを贈りたいですよね。
そこで、バイドゥ株式会社が10歳~24歳のZ世代男女574名を対象に行った、「貰って困る誕生日プレゼント」に関するアンケート結果を紹介します。
■正直、これはちょっと…。困る誕生日プレゼントランキングTOP10
貰うと喜びのリアクションをとり贈り主の前でプレゼントを使っている様子を見せなければいけない気持ちにもなる誕生日プレゼント。実際に寄せられたコメントとともに、ランキングを紹介していきます!
第10位 スマホケース
- 「今のスマホケース気に入ってる」
- 「今のスマホケース好きだし!」
- 「自分で選びたい」
毎日手に持つスマホケースは自分で選びたいとの声が。実用性はありますが、毎日使うものだからこそ、誰かに選んだものよりも自分で選んだお気に入りを持ちたいアイテムのようです。
第9位 ペアアイテム
- 「必ずその人の前で使わなきゃいけない」
- 「絶対、身に着けなきゃいけない感がある」
- 「好きな人じゃないのにペアグッズをもらってもつけたり、使用したいと思わない」
- 「苦手な子から貰っても…」
“ペアで身につけなければいけない強制感”があり受け取りにくいペアアイテム。使っている姿を見せないといけないようにも感じるので、勝手にペアにされると少し辛い状況になりますよね。
第8位 キャンドル
- 「そんなオシャレなもの、推しのグッズしかない私の部屋なんかに…」
- 「使い時がない」
- 「少し危ない」
推しで埋め尽くされた部屋には似合わないと推し活に励むZ世代らしい声や、火をつけるため危険性があり実用性も感じないとの声も。消費できるものではありますが、「使うかどうか」とプレゼントに”実用性”を求める点はZ世代の特徴なのかもしれません。
第7位 商品券
- 「え、使うとこなくね?」
- 「何に使えばいいのかわからない」
- 「使い道がない時がある」
そもそも“商品券”という紙にZ世代は馴染みがなく、どこで何を購入するときに使えるものなのかピンときていない様子。キャッシュレスの時代で育っているZ世代にとっては“PayPay”など電子マネーの方が聞き馴染みがあるのかもしれませんね…!使う場所に制限が出てくるのも、貰って困るポイントになってきそうです。
第6位 化粧品
- 「肌が弱い」
- 「化粧したことない…」
- 「使えない」
自分の肌につけるものは自分で選んだ方が良い様子。加えて、Z世代の中には学校で化粧はしないから必要ないという学生も意外に多いようです!化粧品といっても、自分の肌色や肌質に合ったもの、髪型やファッションに合ったものなど、選ぶ基準も様々で店頭には多彩なアイテム並んでいるため、自分で買った方が満足のいくアイテム選びができそうですよね。
第5位 香水
- 「匂いの好き嫌いがあるの、、、」
- 「好みがわかれる」
- 「匂いの好き嫌いが激しい」
- 「結構匂いフェチだから、自分の匂いは自分で選びたい」
- 「匂いがキツかったら嫌」
- 「香水なんかつけないわ!」
- 「そんなに香水付けない」
好みがハッキリわかれるため、好きな匂いではなかった際に使い道に困るようです。把握していない限りは、好みの別れるアイテムを避けるのが無難かもしれません。また、まだ学生のため香水をつける機会が少ないとのZ世代の声もありました。
第4位 手作りアイテム
- 「潔癖症なので…」
- 「壊してしまったりすると買い直しなどが出来ない」
- 「なんか、人が作った物を使いたくない」
- 「手作りのものは捨てたい時に困る」
人の作ったものだと使いにくく、捨てる時に贈り主の気持ちが見えて捨てにくいとの声が。気持ちが込められた手作りプレゼントは嬉しい反面、その気持ちが重く感じる時があるのかも。また、食べ物の場合だと、その人が好き嫌い関係なく「食べられない」という人もいるので特に注意しましょう。
第3位 花
- 「枯れちゃうと悲しいから、形に残る物がいい」
- 「どうやって育てばいいのか分からない」
- 「花の世話出来ない」
- 「どうせ枯れる」
- 「置いておくだけで、あまり活用出来ないし枯らしてしまいそうで怖い」
- 「飾る場所がない」
- 「育てるのめんどいしムズい」
枯れると悲しいので形に残しておける物が良いという意見と、育てるのが面倒だとの声がよせられました。ドライフラワーにもできますが、また保存するためにひと手間かけなければならないのもちょっと面倒……。貰った瞬間は華やかな花たちに癒されますが、やはり実用性のあるものが良いのでしょうか。
第2位 下着
- 「サイズ教えてないのに知ってたらちょっとw」
- 「何で私のバストアップ知ってんねん」
- 「そもそも下着のサイズとか相手が知ってるのも気になる」
- 「把握されてるのは怖すぎる」
- 「誰が触れたかわからないから、ちょっとキモっ!」
- 「人から貰ったものを肌に着けるのは他の人が触ったんだってなって嫌」
嬉しい気持ちよりも、自分の下着のサイズを知られている点にまず嫌悪感を持つZ世代が多い様子。人が触れたものが自分の肌にも触れてしまうことが嫌だという声もありました。実用的なものと言っても、プレゼントは肌に触れないアイテムの方にしましょう。
第1位 自作の絵・歌
- 「微妙だった時の反応に困る」
- 「歌下手だったりしたら……」
- 「頑張って作ってくれたんだと思うけど『お、おぉ……』ってなる」
- 「自作の物は捨てられない」
- 「ちょっと重いかなぁ」
- 「日常とかで使えない」
- 「実用性ない」
- 「なんの需要もない」
- 「絵が下手で送られてきたらこっちが嫌になる」
- 「貰っても飾るところがなくて困る笑」
- 「上手かったらいいけど下手だといらない」
実用性がない割には贈り主の気持ちが強く込められたプレゼントとして困るとの声が多くよせられました。気持ちはとても嬉しいんです!ただ、貰った瞬間にどのような反応を取ることが正解なのかがわからない……。反応によっては気まずい空気が流れることも十分にあり得るので、贈る側からも配慮のほどをお願いしたいところです。
■結構大事な“反応しやすさ”
Z世代が“実は貰って困っていた”というプレゼントとして、自分の肌に触れるもの・実用性がないもの・捨てる時に困るものという特徴がみられました。今回は「貰ってもらって困るもの」というランキングでしたが、逆にこれらが嬉しい!という人もいます。結局は個人の好みが関係してくるので、まずは友達の好みのリサーチから始めましょう!困ったら一緒に直接聞いたり、一緒に選びに行くのもアリかも。友達・恋人や職場のZ世代である後輩にプレゼントを渡すときにぜひ参考にしてみてください!(岡美咲)