声が小さい、声の歯切れが悪い、暗い、緊張するとつかえる……。
そんな「声」に関するお悩みをお持ちではないですか?
一生つきあっていく自分の「声」が気に入らないというのは結構悲しいもの。でも、実は簡単なボイストレーニングや心掛けで、「声」のお悩みは解決できるんです! そんなお悩み解決法を『美的』6月号より一部ご紹介します。
【1】「声が小さい」は、1.5Lペットボトルを使ったトレーニング!
「元気がない人なのかな」という印象をもたれがちな「小さい声」。効果的なのは、1.5Lペットボトルを使った練習です。
<トレーニング法>
1.空のペットボトルを用意。おなかに手を当てて息を吐き切ります。
2.ペットボトルをしっかりとくわえて、口から一気に息を吸います。
3.ペットボトルがボコッとへこんだら息を止めて、口を離して「アッ」と発声! 自然と腹式呼吸になり、一気に声を出すため驚くほど大きな声が出ます。
これを繰り返し練習すると「大きな声」の感覚がつかめて、普段から大きな声が出せるようになります。
【2】「声の歯切れが悪い」は「ッ」を意識するのがカギ!
声の歯切れがいいと、聞き取りやすく明るく爽やかな印象に。これは、1音めと語尾に小さい「ッ」をつけて発声してみましょう。さらに2音めを強めに発音するとよりGOOD。
<例えば>
「おはようございます」→「おッはようございますッ」
【3】「声が暗い」は、弾むような発声と声のトーンを意識!
明るい声は「弾む発声」と「普段話している声より1トーン高く」を意識すると実現できます。弾む発声はこんな練習で感覚をつかんでみましょう。
<トレーニング法>
1.みぞおちの下を膨らませるイメージで、息を大きく吸います。
2.みぞおちを少しずつしぼませながら「アッ、イッ、ウッ、エッ、オッ」と、1音1音に「ッ」を入れて弾むように発声します。口角を上げて、明るい表情で繰り返してみましょう。
【4】「緊張するとつかえる」人は、これから話す1音めの口の形をつくる!
緊張すると、言葉を出そうとしてもうまく声が出てこない……。そんな方におすすめなのはコチラ。
<トレーニング法>
1.話す前に鼻から息を吸い、いったん息をとめ、口で話そうとする言葉の1音めの形を作ります。(「こんにちは」なら「こ」の形)
2.そこでもう1度息を吸い、2~3秒、間があいてもいいので、「こんにちは」とゆっくり発音します。そうすると気持ちが落ち着き、スムーズに言葉が出やすくなるはずです。
他にも「声がかわいくない」「滑舌が悪い」などのお悩みをわりばしを使ってトレーニングし解決する方法などが多数掲載されていました。声に関するお悩みをお持ちの方は、是非チェックしてみてくださいね。(後藤香織)
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