「商う」…読めますか?「しょうう」ではありません!

一見簡単に読めそうなのに、送り仮名次第で難しい読み方になる日本語は結構あるもの。たとえば、「須く」「番える」「私か」などは、小学生で習うような漢字ですがパッと読める人はかなり少ないと思います。
ということで…本日は「読めそうで読めない日本語」からこちらのクイズを出題!

商う」。
音読みでは馴染み深い「商(ショウ)」という漢字ですが、こちらは「しょうう」ではありません。何と読むか、推理してみてくださいね。

■ここでヒント!

まずは言葉の意味を確認してみましょう。小学館デジタル大辞泉によると「商う」の意味は次のとおり。

商品を仕入れて売る。品物を売買する。

「商う」は「商売」と同じ意味を持つということが分かりますね。
みなさん、飲食店で「商い中」という看板を見たことがありませんか? それは「商売中」、つまり「営業中」という意味を表しています。

ちなみに「商う」をひらがなで書くと「○○○う」。送り仮名を含めて4文字です。

では…ここらへんで正解発表に参りましょう!

■正解は…こちら

「商う」の読み方、正解は「あきなう」でした。
「商売」「商い」はどちらも売買に関する仕事の総称を表しますが、「商い」の方がやや古めかしい言い方。ビジネスシーンや小説などでたびたび使われる日本語なので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。

CanCam.jpでは、毎朝6時に日本語クイズを更新中です。読めそうで読めない漢字ももりだくさん! ぜひ他の問題も解いてみてくださいね。(Mai)

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