冷えは子宮の大敵! いますぐできる対策法
いざ子供が欲しいと思ったそのとき、妊娠しづらい体になっていたり、排卵がなくなっていた⋯なんてことがないように。将来妊娠を考える人に知っておいてほしい情報を全力で集めました!
教えてくれたのは…
現役産婦人科医師として婦人科検診を行うかたわら、2020年からYouTubeチャンネル『mama女医ちえこ』を運営。専門性を生かした医学情報や健康情報、性教育にまつわる情報を発信中。チャンネル登録者数13万人超。3児の母。
助産師として、総合病院・産婦人科クリニック勤務を経て大阪に「助産院ばぶばぶ」を開設し、2020年には沖縄に移転。寄り添ってきた親子は5万組以上。YouTubeチャンネル『【12人産んだ】助産師HISAKOの子育てチャンネル』は登録者数43万人超。テレビや雑誌など多方面のメディアでも活躍中。2年前の10月には、第12子を出産。
冷え性=「不妊」ではないけど、冷えをほったらかしにしないことが大切!
「東洋医学では“瘀血”といって、血の巡りの悪さが生理痛や生理不順の原因になると考えられています。お腹には重要な臓器がたくさんあり、血液には熱を運んで体温を調節する働きと、臓器に酸素や栄養を運び二酸化炭素や老廃物を回収する働きがあります。内臓が冷えると女性ホルモンがうまく分泌されないので、“冷えは子宮の大敵”といえます。子宮周りの血の巡りを促すように意識すると、栄養を効果的に体中に運ぶことができホルモンバランスも整ってきます。血の巡りをよくするには、使い捨てカイロでのツボ刺激もおすすめ。鍼やお灸のように正しい場所をピンポイントで捉える必要がないので手軽に行えます。おへそから指1〜2本下にある“気海”というツボを温めると、女性の不調も和らげられますよ。保険適用で処方を受けられる漢方もチェックしてみてください」(ママ女医ちえこさん)
■おすすめ温活
お風呂こそお手軽な温活!
漢方薬に頼るのも手!
■おすすめアイテム
保温ベール成分、高麗人参エキス配合の温浴効果を高める入浴剤。ラベンダー&シダーウッドの香り。
ショーツの内側面に貼るタイプ。約39℃が5〜8時間持続。血行促進や筋肉痛の痛みを和らげる。
これからの季節、冷えに対する意識をさらに上げていきたいですね。
撮影/五十嵐美弥 構成/又吉樹菜 WEB構成/谷 夏帆 ◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。