地味に話題に困る。「そこまで仲良くない人との雑談ネタ」みんな何話してる?

住まいや家族の話はNG!?「すごく仲が良いわけではない人との雑談テーマ」、何話す?

そこまで仲が良いというわけでないけれど、そこそこ付き合いはある。そんな方と会話をする際、話題に困ってしまうことはありませんか? 沈黙を避けたいけれど何を話していいのかわからない! という方は少なくないはず。

そこで今回は、20代~30代の女性100名に「人間関係にまつわるアンケート調査」を実施! 「雑談の内容」について詳しくお聞きしたので、その結果をご紹介します♪ ぜひ話題探しの参考にしてみてくださいね。それでは早速見てみましょう! 

 

「すごく仲が良いわけではない人との雑談、内容に困ることあるか」について伺ったところ、「よくある」が31%、「たまにある」が46%、「ほとんどない」が23%という結果になりました。

「よくある」と「たまにある」を合わせると、77%の方が雑談の内容に困っているようです。

雑談に困ったときに話す内容はコレ!

8割近くの方が悩んでいるという雑談の内容。実際どんなことを話しているのか聞いてみました。項目ごとにご紹介します。

①天気の話

「天気の話!」(圧倒的回答多数)

ダントツで多かったのが天気の話! 定番の話題だけど、日によって小さな変化がつけられるので、意外とワンパターンにならないというメリットがあります。「今日、日差し強いですね~」という会話から発展し、使っている日焼け止めや好きな飲み物など話題を広げることもできそうです。他にも、暑い日・寒い日の暑さ対策・防寒対策、雨なら傘のこだわりや雨の日の家での過ごし方…など、鉄板の発展パターンを持っておくと意外と話は尽きません。

②趣味について

「相手の趣味」(回答多数)
「相手の趣味や自分の趣味について」
「相手の好きな物や近況を聞いてみる」
「趣味の話、最近行ったところの話」
「自分の趣味について」
「自身が好奇心旺盛なため、相手の趣味について知らなければその趣味についての知識を、知っていれば共通の話題として話を広げています」

趣味の話も大人気! 自分と共通の趣味の場合は自然と盛り上がることができ、自分の知らない分野でも「それってどういうこと?」「どういうところが好きなの?」などなど、エンドレスで聞き役にまわることで場を盛り上げられる、という点は魅力的ですよね。好きなものについて話すことが好き、という方は多いもの。趣味の話をきっかけに仲良くなることもありそうです。

③お店や旅行先のこと

「美味しいご飯屋さん」
「地元のお店のこと」
「近くのお店の話など」
「ニューオープンのお店の話」
「おすすめの旅行先」

こちらも自然と盛り上がるであろう話題。美味しいランチの店や落ち着けるカフェ、最近できたばかりのお店の話、そして今までで行ってよかった旅行先など、新しい情報をゲットすることもできちゃうのも嬉しいですよね♪ 普段そこまで交流がないからこそ「それ知らなかった!」が生まれやすそうなのもポイント。

④共通の知り合いについて

「子どもや家族の話」(回答多数)
「子どもの学校のこと」
「共通の知り合いの話」
「共通の友達の話」

共通の知り合いがいると、話の幅が広がりますよね。ママ友であれば子どもの話を、学校や職場の人なら友人の話をするとスムーズに会話が進みそう。ただ、全ての人の家庭環境が良好とは限らないので、意外と相手の反応を見ながらどこまで話すか考える必要があるテーマなのでそこは要注意。

⑤最近の出来事について

「昨日何してました? と聞く」
「最近あった出来事」
「近況」
「最近話題になってる話」
「芸能人の話」
「テレビの話」
「ニュースなどで話題の事件の話」
「エンタメ、ニュースなど」

会話の中で時事ニュースは最強の武器! 社会の動きに敏感になるというのは、仕事でもプライベートでも役に立ちそう♪ お堅い話題ではなくとも、朝の番組を流し見しておく程度でも、流行に少しでも触れておくと会話のきっかけになりやすいもの。

■その他

「仕事の話」(回答多数)
「食べ物の話」
「身に付けてるものから話題を広げる」
「普段何しているか」
「休みの日は、何をして過ごしているのか」

その他、「それかわいいですね」と身に付けているものから話題を広げる、休みの日の過ごし方など、話題が広がりそうなものが集まりました。

ただ、やっぱり「あまり雑談に向いていないテーマ」もあるようです。

「そこまで仲が良くない人」に聞かれるとモヤっとする4つのこと

すごく仲が良いわけではない人との雑談の中で、聞かれるとモヤっとしてしまうことってありますよね。話題を提供する側としても、NGな話題は知っておきたいところ。

ということで、「聞かれるとモヤっとすること」についても伺いました! 

①お金のこと

「お金の話」(回答多数)
「旦那の給料」
「収入の話題」

お金は生活をする上で誰もが触れている存在だけど、詳しく聞かれるのはどうしても抵抗感があるという方は少なくないよう。特に収入に関しては個人情報な上に、相手より多くても少なくても気まずくなってしまいそうです。すごく仲が良い人となら話せるけれど、そこまで深い仲ではない限り、極力避けたい話題ですね。

②家庭環境のこと

「家族の話」(回答多数)
「親について詳しく聞かれる(両親がいる前提で話す)」
「家庭環境」
「シングルマザーなので、何でそうなったか聞かれた」

雑談に困った際、家族について聞く、という人がいる一方で、家庭環境について深掘りされたくないと感じている人も多数。ちなみに企業の採用活動では、家族の職業について聞くことが厚生労働省より禁止されているんだそう。家庭や家族の職業についての話は気をつけて扱う必要があります。

③住まいなどの個人情報について

「出身地を聞かれること」
「住んでいる場所や職場」
「住まい」
「家はどこ?」
「プライベートなこと」

住まいや職場のことって、気軽に聞いてしまいますが、実はかなりプライベートな内容ですよね。特に女性の場合は男性に聞かれると身構えてしまう人も。どうしても地域の話をしたいときは、「どの辺に住んでるの?」や「電車は何線を使っているの?」といったようなふんわりとした聞き方にして、相手の反応次第でどこまで話すかを決めるのが良さそうです。

④恋愛のこと

「恋愛事情」(回答多数)
「恋人がいるか」
「彼氏の有無。仲が良いわけではないので教えるに値はしないが隠すべきことでもないのでいつも困る」

恋バナは雑談の鉄板…ではありません! 仲の良い相手ならまだしも、大して仲が深まっていないうちに話す内容としては、実はディープすぎると感じる人が多いよう。会話の流れでならまだしも、積極的に選ぶ話題としては避けたほうが良さそうです。

 

その他「踏み込まれすぎるのはイヤ」「共通の人の悪口は反応に困る」などの声が集まりました。どんな話題にせよ、あまり深掘りするのは良くないようです。現時点でそこまで深い仲ではないからこそ、ある程度の距離感を保ちながら接するのが重要です。

 

話題に困ってしまう「そこまで仲良くない人との雑談」。特に初対面では、プライベートなことを根掘り葉掘りせず当たり障りのない話題を選ぶのが良さそうです。普段何を話して良いか迷っているという方は、今回のアンケート結果を参考に、ぜひ話題探しをしてみてくださいね♪ (平田真碧)