あるある! 「友達の幸せを心から祝えない」ときの理由|「自分が大変なとき」「喧嘩しているとき」他にも…
おめでたいことのはずなんだけど、いつもなら一緒に喜べるのに、なぜかいまいち心から祝福できない…。そんなモヤモヤした気持ちを抱えたことがある方は少なくないはず。「どうして喜べないんだろう」と暗い気持ちになってしまうこともありますよね。こんなの自分だけ? と思っているあなた、実はそんなこともないんです!
CanCam.jpでは、20代~30代の女性100名を対象に「人間関係にまつわるアンケート調査」を実施。今回のその中から、「友達の幸せ」についての結果をご紹介します。
55%が「友達の幸せを心から祝えないときがある」と回答
「正直「友達の幸せを心から祝えない」とき、ありますか?」と質問したところ、「よくある」が14%、「たまにある」が41%、「ほとんどない」が45%という結果になりました。「ほとんどない」と答えた方も半分近くとかなりの割合ですが、「よくある」と「たまにある」を合わせた“友達の幸せを心から祝えないときがある”と答えた方は過半数の55%にのぼりました。
「幸せを祝えないなんて自分って嫌なヤツなんじゃ…?」と思っている方も、心配する必要はなさそうです。
とはいえ、今回の結果には“どこからが友達か”という友達の定義の部分も関わっていそう。とても親しい人のみを友達とするか、プライベートで会ったことがある人が全員友達とするかでも祝えるかどうかは違いそうですよね。
「友達の幸せを心から祝えないとき」はどんなとき?
さて、友達の幸せを祝えないときがあると回答した方はどんなときにそう感じるのでしょうか。これについてもお答えいただいたので、項目ごとにご紹介していきます。
①自分が幸せではないとき
「自分が幸せでないとき」(複数回答)
「自分が幸せだと感じていないときに幸せそうなとき」
「自分の気分が落ちているときは、どんなに親しい友人であろうと誕生日や記念日すらも祝えない」
「自分が満たされていないとき」
自分の生活が満たされていないと、嫉妬心が生まれてしまうこともありますよね。特に、良くないことや気分が落ち込むことがあれば尚更です。「自分を愛せないと人のことも愛せない」とよく言いますが、友達の幸せを祝福できるかということに関しても同じことが言えそうです。
②自分が大変なとき
「自分に心の余裕がないとき」(複数回答)
「自分が大変なとき、彼氏や結婚の話をされたとき」
「自分が大変な時に、人が成功したとき」
「自分がうまくいかないことが多いとき」
①と似た意見で、「自分が大変なとき」というものもありました。不幸せとまではいかないけれど、なんだか色々なことがうまくいかない、毎日モヤモヤすることが続く…なんてことはありますよね。友達の幸せを祝えない時は、それを自覚して「私今めちゃめちゃ頑張ってるもんな」と自分を褒めてあげると少しは「おめでとう!」と言えそうです。
③自分にないものを持っているとき
「自分は彼氏もいないのに旦那がどーとか子育てがどーとか言ってこられるとモヤモヤしてしまう」
「自分が結婚していないのに周りは結婚しているとつらく感じてしまう」
「自分が忙しくて彼氏と会えない時にすごく幸せそうなとき」
「自分にもっていない物をもう持っているのに、その事への愚痴を聞かされるともやっとする」
自分が手に入れたいものや欲しい環境を持っていると妬みの感情が出てしまうことも。また、自分にとっては「それだけで十分幸せじゃん!」と思っても、友達にとっては悩みは尽きず…といった状況は少なくないようです。
④友達や内容に不満を持っているとき
「友達と喧嘩したとき」
「自分のことしか考えていない人」
「世間的に褒められないことで成功したとき」
「相手を蹴落として幸せアピールしているとき」
「自分が気になってた人と交際を始めたとき」
友達とうまくいっていない状況や、友達は幸せそうだけどそれってどうなの? と疑問を持つような内容だった場合は祝福できない人が多数。特に「自分が気になってた人と交際を始めたとき」というのは辛いものがありますね。
■その他
「自慢話」
「幸せアピール」
「友達が自分の事を祝ってくれないとき」
その他、以上のような声が集まりました。
全体的には、自分の生活や心に余裕がなかったり、自分にないものを相手が持っていたりすることが原因で「友達の幸せを心から祝えない」と感じているようです。なお、今回はアンケート回答者のうち過半数が「友達の幸せを心から祝えないことがある」と回答。逆に友達が自分の幸せをあまり祝福してくれていないのではないか、と感じた際には、今大変な状況なんだなと考えると良さそうです。(平田真碧)