結婚時の両親へのあいさつ、「知らなかった!」正しいマナーを解説

結婚を決めたふたりが何よりも最初に行うこと。それは「両親へのあいさつ」! 結婚するということは相手の両親とも家族になる、ということ。そんな第一歩はやはり好印象を残したいですよね。

そんな誰もが通るご両親へのあいさつの正しいマナーを、自身が結婚の際には20冊もの結婚関連本を読みこんだという、カリスマエディターの小脇美里さんが特別編集した『PERFECT WEDDING BOOK』より一部抜粋してご紹介します!

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結婚時の両親へのあいさつ、「知らなかった!」正しいマナーを解説

 

結婚時の両親へのあいさつ、「知らなかった!」正しいマナーを解説

【1】手土産の鉄板ルールはコチラ!

相手の家を訪問する際は、金額の目安は3000~5000円で手土産を用意しましょう。あまり高価なものは避けるのがベター。「○○が好きとうかがいましたので」などと言葉を添えて、親の趣向に合ったものを贈ると好感度もアップ!

【NGなもの】
・相手の家の近くで調達したもの。間に合わせと思われたり、値段がわかる危険性があります。
・地域によって避けたほうがいいもの。例えば、お茶は九州では結納品に入れることがあるので、避けます。地域の慣習をリサーチしましょう。

ちなみに本書では小脇さんおすすめの手土産8つをピックアップして紹介しています!

 

【2】訪問時間は5分遅れで。

早めのほうがいいのでは? と思いがちですが、早く着きすぎると相手は訪問に備えての準備中、ということもあるので、実はマナー違反。約束の時間の5分遅れぐらいがちょうどよいとされています。これ以上遅れると「時間にルーズ」という印象を持たれるので注意。インターホンを鳴らす前にはコートを脱ぎ、髪や服装に乱れがないかチェックしましょう。

 

【3】お茶やお菓子をすすめられたら遠慮せず!

遠慮してしまいがちですが、せっかく用意してくれたものなので遠慮せずにいただきましょう。もし苦手なものが出されたら「申し訳ありません、これはちょっと苦手なので……」と丁寧に断れば大丈夫。でも、前もって相手にお願いして、苦手なものは出さないように根回ししておくのがベスト。

 

【4】会話の際に気をつけたい、相手や相手の親の呼び方。

普段はニックネームや名前だけで呼んでいたとしても、相手の親の前ではさん付けで呼ぶのがマナーです。また相手の親に、いきなり「お義父さん・お義母さん」と呼ぶのはずうずうしい印象を与えてしまう可能性があるので、まずは「○○さんの、お父さん・お母さん」という呼び方が好ましいです。

 

【5】基本的に長居は禁物。

話がひと段落したら「今日はそろそろ失礼いたします」と切り出します。「お食事めしあがっていってください」と引きとめられても、まずは辞退するのがマナー。そこで再度勧められた場合、ご馳走になりましょう。彼の家にお邪魔している場合は、彼のお母さんに「なにかお手伝いできることはありませんか」と声をかけ、辞退されても「遠慮せず、なんでもお申し付けください」と声をかけます。それでも辞退された場合は無理に手伝うことはありません。

 

【6】訪問後は改めてお礼の手紙を出すのがベスト!

先方がちゃんと帰宅できたか心配しているような場合は、帰宅後に「ただいま無事に帰ってまいりました」と電話で連絡を。この後、礼状を出すと好感度はさらにアップ。訪問から3日以内でしたらハガキで、3日以上経ったら封書にし、1週間以内には出しましょう。

 

……と、いろいろご紹介してきましたが、あいさつをしに行くのは、これまで彼を育ててきてくれた存在で、これから家族になる相手。ガチガチに緊張しすぎずにリラックスして行くことが一番です!

本書では、訪問までのさらなる準備、玄関での立ち振る舞い方、自己紹介の方法などがさらに詳しく紹介されています。確実に役立つこの1冊、是非チェックしてみてくださいね。

次回は「気になる海外ウエディングのリアル」についてご紹介します。(後藤香織)

PERFECT WEDDING BOOK 表紙
『PERFECT WEDDING BOOK』
小脇美里/著(セブン&アイ出版/1,500円+税)

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