小さなバッグで歩いている人を見ると、心底、尊敬します。“どうしてあのサイズで足りるんだろう……”と。どの荷物が必要で、どれが不要か。結局、1日1回も使わない“不必要なモノ”を私は毎日持ち歩いているような気がします。
そんな“整理できない女(私)”のためのような記事を、『AneCan』2014年1月号「BAGの中身をデトックス!」で見つけました。わかっていたつもりでも、改めて読むと、「なるほど、そうだったか」と目からウロコのオンパレード!
◆1◆ バッグの中の荷物をすべて出して、必要or不要を分類!
判定基準は“毎日使うかどうか”。となれば、財布、携帯、定期、社員証、手帳はないと困りますよね。そして身だしなみグッズは、コスメポーチやハンカチなど、使う頻度の高いものだけ残しましょう。ところで、バッグをひっくり返せば、なぜか同じアイテムが2個以上……という人、いませんか? “念のため”や“いざというとき”という概念は「無駄」とハッキリ。私のバッグには、ペンが4本、ノートが2冊……さらに携帯の簡易充電器が2個も。これは重くなるはずです。
<これは「必要」>
■毎日必ず使うもの
■最小限の身だしなみグッズ
<これは「不要」>
■2個以上あるもの
■いざというときのために持っているもの
■使い古されているもの
◆2◆ 「必要」と残ったアイテムをさらに軽量化しよう!
先ほど分類した「必要」なアイテムで、スペースを取っているのが、「財布」と「コスメポーチ」。この2つをさらに分解しましょう。財布とポーチには収納スペースがあるからと、いろいろ詰め込みがち。ここを見直すのが、バッグのデトックス最大のポイントです。
<財布>……残すのは、現金、クレジットカード、使用頻度の高いポイントカードのみ! 仕事で使う領収書は会社のデスク内に、有効期限切れのポイントカードはもちろん、レシートも必要なければ捨てましょう。
<コスメポーチ>…… 残すのは、メーク直しに使う物のみ! 特別なイベントがない限り、フルセットのコスメを外出先のメイク直しには使いませんよね? ヨレを直すお粉、リップグロスなど、最低限必要な物だけ厳選を。
◆3◆ バッグinバッグで、それぞれの定位置を確保する
毎日使う物は、バッグinバッグに入れてワンセットにしておくと便利です。洋服のコーディネートに合わせてバッグを変えるときも、これひとつ移動させるだけなので、出し入れがスムーズな上、忘れ物もありません。
◆4◆ 細かい物は、色違いのポーチにジャンルごとに分ける
メイク道具、サプリ系、その他の身だしなみアイテム……と、細かいアイテムはバッグの中でバラバラになりがち。迷子にならないためにも、色違いのポーチ数個を準備し、ジャンルごとにまとめて入れるのがおすすめ!
◆5◆ 物は寝かさず“立て入れ”が原則!
せっかく細かい物をまとめたポーチも、バッグの中に適当に放り込んでは無意味。物同士の間に死角ができるので、結局、物の出し入れに手間取ります。ポーチや財布などは、バッグの中に“立てて”入れる。これで、上からみたときにすべてのアイテムを把握できます。
例にもれず、無駄に大荷物&物が散乱して困っていた私のバッグも、この法則で驚くほど軽く、物の出し入れがしやすくなりました。しかも、バッグのデトックスが成功したら、会社の物が山積みのデスクが気になりだして、さくっと整理整頓。バッグのデトックスで、いい連鎖が生まれたみたいです。(さとうのりこ)
(『AneCan』2014年1月号)
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