言いにくいことでもやわらかく、場の温度を高める言い方に変える“あっためる話術”。『AneCan』2月号で大研究されていたテクニックの中から、前回は「恋に効く」ものをご紹介しました。
前回の記事はコチラ→ 恋に効く!話し方、言い方上手な女になる“あっためる話術”
今回は仕事に関する言いにくいこと、つい怒ってしまいがちなことを、やわらかく言いかえる“あっためる話術”をピックアップしました!
■相手のミスで業務に支障が! やんわりとクレームをつけるには?
×「そういうミスされると困ります…(ため息)」
○「このままでは××さんの信用が落ちてしまうので、なんとか一緒にリカバリーしましょう!」
思ったままを口にするのは、伝え方として一番NG。不快感を伝えたいのではなく、改善することが目的なので、相手が嫌いそうなことが起きる事態をにおわせて、「一緒に」というモチベーションをアップさせる技術を使いましょう。
■部下を注意したけど、言い過ぎたかも……フォローしたい!
×「さっきは言い過ぎたかも。でも本音だから」
○「さっきは熱くなっちゃったね。でも××さんには頑張ってもらいたいと思っているから」
感情のままに言い過ぎてしまったな、と思ったら、すかさずフォローするのが効果的です。「あなた限定」の技術を使うなどして、相手の心を満足させるのがコツ。
■スケジュールが厳しいうえにハードな仕事を依頼するとき
×「明日までなんですけど、ちゃちゃっとお願いできませんか?」
○「ダメもとのお願いです。需要な案件なのですが、スケジュールがかなりタイトなんです。この仕事お願いできるのは××さんしかいなくて……ご検討いただけないでしょうか?」
無理を承知で頼むのであれば、軽いノリでごまかそうとするのは信頼を損ねかねません。不利な条件を最初から提示した上で「面倒だけどやってやろう」という気にさせるのがベストです。
話している内容は変わらないのに、ちょっとした言い方ひとつで相手の印象や仕事の精度がアップする“あっためる話術”。すべてをマスターするのはなかなかハードルが高いですが、自分がついついやってしまいがちなシーンから、1つ1つ身につけたいですね!(安藤美琴)
(『AneCan』2014年2月号)
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