11月20日(水)、東京・文京区のTOKYO DOME CITY HALLにて、累計300万部を突破している大ヒットコミックを映画化した、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の完成披露試写会が行われました。
12月14日(土)の全国公開に先立ち行われたこの試写会には、この映画を作り上げた最強のキャストと最高のスタッフ計12人が大集合。
主人公の天才サウンドクリエイター・小笠原秋を演じた若手俳優・佐藤健さんをはじめとして、劇中の人気バンド『CRUDE PLAY(クリュードプレイ)』のリーダーを演じた三浦翔平さん、メンバーの窪田正孝さん、水田航生さん、浅香航大さんの若手俳優陣、圧倒的な歌唱力で約5,000人の中からヒロインに抜擢された期待の新星大原櫻子さんがボーカルを務める『MUSH&Co.(マッシュアンドコー)』のメンバー、その他相武紗季さん、反町隆史さんらの豪華共演陣。そして元『東京事変』ベーシスト、音楽プロデューサーであり、今作の音楽監督を務め上げた亀田誠治さん、『タイヨウのうた』などで知られる小泉徳宏監督など、めまいがするほど豪華な顔ぶれです!
18時30分を少しまわった頃。キャスト・スタッフ陣がステージに現れると、会場は大歓声に包まれました!
今回のメインキャストである佐藤さんと三浦さんが「緊張するよね」と言い合ったり、CRUDE PLAYを演じた三浦さんが「作中のCRUDE PLAYと違って俺たちは崖っぷちバンドなんで!」と言うと会場が爆笑。出演者たちからは続々と裏話が飛び出します。元々プライベートで仲が良かった2人は、三浦さんの本作出演が決まる前に一緒に食事をしていた際に「この役は翔平にぴったりだと思う」と言っていたところ実際に役が決まったとのこと。
また、サウンドクリエイターを演じた佐藤さんは、音楽監督亀田さんに実際に曲作りをしている風景の映像をビデオカメラで撮ってもらい、その様子を見ながら役作りを行ったとの裏話も。
そして舞台挨拶の最後には、なんと劇中バンドCRUDE PLAYとMUSH&Co.のスペシャルライブも披露!
まずはヒロイン・大原櫻子さんがボーカルを務めるMUSH&Co.のライブパフォーマンス。曲はバンドのデビュー曲『明日も』です。小さい体のどこからそんな声量が生まれるんだ! と不思議に思えるような澄んだ力強い歌声で客席を魅了します。これは5,000人の中から大原さんが選ばれたのも納得。
その後は、作中でも何度も流れる重要な曲『サヨナラの準備は、もうできていた』のイントロが流れ始め……
白い幕が振り落とされ、CRUDE PLAYが登場! 待ちわびていたかのように客席は大歓声に包まれました。三浦さんの歌声が響き渡り、客席はヒートアップ! 青のサインライトが光り、自作のうちわを持って応援している人も。
おおいに盛り上がった舞台挨拶が終わり、試写が開始。映画の内容はまた別途詳しく触れるとして、客席からも笑いあり涙あり、まさに「胸キュン!」が似合う映画でした。
ですが、これだけでは終わらないのが『カノ嘘』。なんと上映後にもサプライズがありました!
上映終了後、ざわめきの中スクリーンが上がり、再度登場したのは、なんと三浦翔平さんをはじめとしたCRUDE PLAYのメンバー! CRUDE PLAYのデビュー曲でもある『卒業』のイントロが止まり、三浦さんの呼び込みで佐藤健さんが再登場。作中の「秋」と「瞬」を思わせる息の合った掛け合いに、絆の深さを感じさせます。
佐藤さんが演じた小笠原秋は、実はCRUDE PLAYの元メンバー。つまりこの5人でのパフォーマンスは、CRUDE PLAYの新旧全メンバーでのパフォーマンスという、超豪華なものなんです。
実は佐藤さん、公式の場でベーシストとしてライブパフォーマンスを披露するのは自身初!
ステージを左右に駆け回るメンバー。レッドカーペットの花道に三浦さんをはじめメンバーが舞い降りると、会場全体から悲鳴のような歓声が上がります!
しかし、映画を観たあとにこの曲を実際に体感できるなんて、なんて豪華すぎる試写会なんでしょうか! 上映前、あれ以上盛り上がることはないと思った会場の興奮はさらにヒートアップ。大成功のままにサプライズライブパフォーマンスは終了し、歓声披露試写会の幕が閉じました。
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は12月14日(土)全国東宝系にて公開です。さらに、CRUDE PLAYは11月27日(水)に、MUSH&CO.は12月4日(水)にそれぞれ実際にCDデビューが控えているんです。この冬の『カノ嘘』旋風に、乞うご期待です!(後藤香織)
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』公式サイト http://kanouso-movie.com/
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