【寒さ対策】ある意味プロ。寒空に長時間並ぶアイドルオタクたちに防寒方法を聞いてみた

【寒さ対策】寒空に長時間並ぶアイドルオタクたちの防寒方法とは

最近一気に冷え込む日が増えて、そろそろきちんと寒さ対策をしないときつくなってくる今日この頃。
できるだけ室内でぬくぬく過ごしていたいけれど、ちょっと遊びに行くとか、仕事で長い間外にいなければいけないとか、そういう日もあるものです。

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さて、ところで、この寒いのに、やむを得ない事情でたびたび屋外に長時間いる必要ある人種がいます。

そう、それは「アイドルオタク」の皆様です。

たとえばその日限定グッズのために朝早くから並ぶとか、屋外のリリースイベントの際にいい位置で見るために始発から並ぶとか、何かと「外に並ぶ」人たちなので、「寒さ対策」についてよく知っているのではないかと思い、調査してみました。

すると出てくる出てくる、寒さ対策! 「ある意味、寒さ対策のプロ」に聞いた対策法の数々をご紹介します。

1.インナーは汗を吸ってくれるものを

「寒い屋外用」に特化した格好をしていると、いつのまにか気づかぬうちに体は汗をかいている……ということがよくあるものです(特に一瞬室内に入ったタイミングなど)。
そんなとき、汗を吸わない素材のインナーを着ていると、汗が冷えて知らないうちにものすごく寒くなってしまう、ということがありがち。汗を吸う素材のものを肌に触れるインナーにして、その上に薄手のインナーを重ね、ニットなどあったかトップスを着る、が鉄板です。

さらに「腹巻き」「毛糸のパンツ」「ユニクロのウルトラライトダウン」なども併用してさらにあたたかく。特にウルトラライトダウンは「使わないときは小さくたたんで持ち運べる」と、ドルオタの皆様から絶大な支持がありました。


2.靴は絶対防水スプレー

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雪や雨が降るかもしれない予報が出ているなら、足元は絶対に防水の靴を履きましょう。足元が冷えると死活問題です。膝から下が動きにくくなり、体感温度が一気に下がった経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
長靴をはじめとしたレインシューズなら万全ですが、降水確率が低めなら、せめて防水スプレーを振った靴を履きましょう。

ほぼ雨が降らなそうなら、やっぱりあたたかさではムートンブーツに勝つものなし。ムートンは雨に弱いので、晴れの日限定で活躍させましょう。
また、最近は「防水のムートンブーツ」というものも出ています。そちらならあたたかさと防水性を兼ね備えているので、何かと外に出る機会が多いなら新調するのもおすすめ。


3.首・手首・足首をあたためる

「3首」と言われる、「首」「手首」「足首」をあたためると体が冷えにくいです。首はマフラーぐるぐる巻きやタートルネックにネックウォーマーで、手首は手袋で、そして足首は靴下やタイツで……が定番ですが、女性の皆様は、ここぞというときの寒い日は「裏起毛タイツ」が絶対におすすめです。一般的なタイツに比べて裏地がふかふかあたたかいので、体感温度は一気にアップ。スカート派の方はもちろん、パンツ派の人にもおすすめです。

また、雨や雪の日は「替えの靴下・タイツ」もお忘れなく。

 


4.カイロをとにかく貼りまくれ

寒さ対策に欠かせないカイロ。
「貼るタイプ」の位置は、首の下がいい、肩甲骨の間がいい、腰がいい、脚の付け根がいい……と諸説出ましたが、「ここは貼るべき!」という声が最も多かったのが「靴下」「足の裏」。ここまでの項目と同様、足をあたためることで体感温度はかなりアップ。「足首用の貼るカイロ」というものもあるようなので、見つけたときは買っておくのも手です。
さらに合わせ技で、手をあたためる用に「貼らないカイロ」もコートのポケットなどにしのばせておきましょう。
どちらも長時間野外にいるときは効果が切れてしまう可能性もあるので、予備も持っておくとさらに安心。


5.しょうが紅茶×魔法瓶が最強

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なんだかんだ、「中からあたためる」に勝つものはありません。体をあたためる効果のあるしょうが紅茶を冷めにくい魔法瓶に入れて持っていき、体が冷える前にちょこちょこ飲みましょう。現地で「あたたかい飲み物のペットボトル」を買ってもいいですが、すぐに冷えてしまうので「魔法瓶」はやっぱり便利。
さらに、長時間並ぶときや座る場所があるときなどは、スープジャーなど、冷めない入れ物におかゆやスープを入れて持っていくのもおすすめ。特に何かしら炭水化物を入れておくと、もう寒さが限界かも……というちょっと手前でいただくことで、一気に体があたたまります。

 


6.コートはちょっと高いものを買うべき

「もし見た目が同じように見えたとしても、コートのあたたかさは値段に比例しやすいので投資すべき」という声、多数でした。
私個人の話で恐縮ですが、元値が5万円するダウンコートを70%オフで買ったことがあります。それを着てみると、本当に今まで着ていたコートとは雲泥の差であたたかい。ちょっとの外出なら、中がノースリーブでも問題がないほどです。
年明け以降に「長く野外にいる予定」が控えているなら、初売りや年始のセールでまず見るべきは「元値が高く、割引率も高いコート」です!

 


7.意外と使えるマスクさん

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野外に長時間いるときは「マスク」が便利。つけているだけであったかいし、周囲に風邪の人がいるなら少々はブロックしてくれます。さらに女性がすっぴんで朝から並ぶなら「すっぴん隠し」にもなる……と、持っていて損なし。カバンに1枚はしのばせておきましょう。

 


【まとめ】

これらを全部そなえておけば、きっとたいていの寒い場所は乗り切れるはず。寒さに負けず、冬をエンジョイしていきましょう♪(後藤香織)