DRAGON GATEのYAMATOだ。
お前らは普段、何料理を作ることが多いか?
「イタリアン!」そう答える人も多いことだろう。
でもな、そんなやつらにひとつ問いたいことがある。
「お前らは、トマトソースを自分で作っているか?」と。
まぁパスタなら、経験やテクニックがなくてもそれなりにおいしいものを即興の思いつきレシピで作れるし、市販のソースでも充分おいしいものがたくさんある。それは認める。
だがやはり、味はもちろんのこと、コスト的にも味のバリエーションを増やす意味でも、イタリアンを作るからには「トマトソース」くらいは自分で作れるようにしてほしいと思っている。
なわけで今回は、イタリアンを作るときに大切なベースともなる「YAMATO流トマトソース」レシピをご紹介したいと思う。驚くほど簡単だから、ぜひともマスターしてくれ。
では材料からいってみよう。今回はホールトマト3缶分の作りやすい分量で作ってみた。
■材料(ホールトマト缶×3)
ホールトマト缶……400g×3缶(1.2㎏)
玉ねぎ ……中2個
にんにく……大2個
ローリエ ……6枚
オリーブオイル……大さじ4
昆布茶……2g
旨み調味料……小さじ1/2
水……少々
塩……少々
強靭な肉体……随時
ここでも隠し味としてYAMATOレシピではおなじみ、昆布茶を使うぞ。
では作るぞ。
■作り方
1/常日頃からトレーニングし、強靭な肉体をキープしておく。
2/オリーブオイルを引いた大きめの鍋で、皮を剥いて潰したにんにく、大きめに切った玉ねぎを弱火でじっくり炒めて甘みを出す。
焦らず弱火でじっくりと! ここで甘みを引き出すことが、うまさの決め手になるぞ。玉ねぎが飴色になるのが目安だ。
ここに少々の水を加えて水分をとばすように炒めると、甘みが増すってテレビで誰かが言ってたからさっそく取り入れるぞ(笑)。
3/へらなどで潰したホールトマトを加え、ザックリ混ぜたらローリエを加えて弱火で5.6分煮込む。
ホール缶に残ったトマトのかすは、少々の水を中に入れて回すことできれいに取れるのでそれも鍋に投入し、使いきろう。
岩鬼リスペクト。
4/煮込んだ2の粗熱を取った後、ミキサーにかける。シノワなどで裏漉しし、再び鍋に戻して弱火にかけながら昆布茶、旨み調味料、塩を加え味を調える。
完成だ。
パスタソースとしてはもちろん、ピザソースやリゾット、またあらゆる煮込み料理など、バリエーション豊かにイタリアンを作ることができるようになるぞ。
次回からこのトマトソースを使った実践レシピを紹介していくから、まずはこのトマトソースを仕込んで待っていてくれ!
(撮影/廣江雅美 取材/吉田奈美)
【YAMATO】
1981年9月10日生まれ。B型。調理師学校を経て、和術慧舟會で総合格闘家となる。2006年、プロレス団体DRAGON GATE所属のプロレスラーに転向し、人気実力とも兼ね備えた選手として活躍中。試合予定はDRAGON GATE公式ホームページを参照。調理師免許、フードコーディネーター3級を持ち、料理のできるプロレスラーとしても注目が集まっている。
ブログ→http://ameblo.jp/yamato-oldtype/
料理ブログ→http://ameblo.jp/dragon-gate-deli/
ツイッター→@yamato_oldtype
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