仕事やプライベートで、「あー、もうキレそう!」って瞬間は幾度か訪れます。でも、そこで相手に対して頭ごなしに叱りつけては後から後悔するし、だからと言って自分で飲み込んでしまってはイライラが溜まってしまいます。
例えば、夫や彼氏だと一緒にいる時間が長いからこそ、特にイライラすることが多かったりして。でも、ただ怒るだけでは相手のモチベーションも下がって関係性がより悪くなってしまう可能性も。
そんな時は、自分の「怒りの感情」をコントロールしてみましょう! うまく相手に「怒り」をぶつけて、ノンストレスな関係を築いてみて。
◆怒りをコントロールする話し方
【1】サンドイッチ方式
「掃除をしてくれたのは嬉しいけど、ゴミ出しまでして欲しかった」と伝えたい時、どうしても「どうしてゴミ出しまでしてくれないの?」と文句だけで言ってしまいがち。そう言われると、相手も嫌な気持ちになってしまいますよね。そこで、相手にとって耳の痛い本題を、ポジティブな言葉でサンドイッチして伝えるのが効果的です。
「掃除をしてくれてありがとう!」
「ゴミ出しもしてくれるともっと嬉しいな」
「でも、すごく助かった!ありがとう!」
【2】A&スモールa方式
相手に直して欲しいところを指摘しなければならない時、ズバリ伝えるだけでは相手のやる気もダウンしてしまいます。「A」で最初に相手を褒めて、次に「A」に近い「a」の言い方で「ここだけもう少し直してくれたらもっと良くなるよ」と、ポジティブに思える言い方で伝えたいことをしっかりと盛り込む。最初に褒めることによって、相手には「褒められた」と印象が残りやすくなります。
「いつも完璧にやってくれてありがとう!」
「ここだけ補ってくれたら、もっと良くなるよ!」
感情に任せて話していても、相手の行動を変えたいという目的は伝わりにくいもの。相手のモチベーションややる気をアップさせる話し方をするだけで随分と変わりそうです。ぜひ「怒り」が爆発しそうになった時に実践してみてくださいね。(松本美保)
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