城田優、プロポーズしたくなる女性は「●●ができる人」【インタビュー】

CS放送女性向けエンターテインメントチャンネル『女性チャンネル♪LaLa TV』のオリジナルドラマ『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』シーズン2にて、俳優、歌手としてマルチな才能を発揮し活躍中の、城田優さんがドラマ監督に初挑戦！

「ネットの噂話を、いちいち彼に報告する。」「彼の男友達が、ことごとく独身だ。」「彼の母親は完璧だ。」の3エピソードが完成！

そんな城田優監督へのインタビュー後編です！

★前編はコチラ→　城田優、ドラマ監督デビュー！「若干ビビってる」【インタビュー】

WI　今回、城田さん自身が  原案から手掛けたとお聞きしましたが、実際どのあたりから手掛けたんですか？

城田　最初のト書きからです。例えば（登場人物の）洋介と桜っていう名前や、年齢設定もそうですし、モノローグから始まる感じや、カップにコーヒーが注がれ運ばれいていくところとか。前半は、ほとんど僕がイメージした通りです。ただ後半になるにつれて足してもらっています。

 WI　ここのシーンは見てほしい！っていうシーンは、ありますか？

城田　まだ編集できてないんで、ここのシーンを観てくださいっていうのはまだ言えないんですが……。時代が違っていたら『ふたりの恋は上手くいってたんだろうか』ってところは、面白いんじゃないかな。あくまで想像の世界なんですけど、ちょっと昔風にして、もしも彼らが携帯電話やインターネットのない時代に出会っていたらっていうところで、時代が切り替わって……同じ場所なんだけど 、全く違う世界観になっていて。そこでの会話とかもコメディタッチにしているので、上手く編集できたら面白い画になってくるのかな、と思います。あとはテロップですね。現場でも、ここでタイトルのテロップが出てきたら面白いだろうなって考えながらやっていたので。実際、どこまでできるか。できた場合、めちゃくちゃ面白いだろうなと思いますね……（編集を）頑張ります！（笑）

WI　 お話を聞いていると、城田さんの創作に対するモチベーションがすごく高いなぁと感じますが……。

城田　めっちゃ高いです。昔から作る事が、とにかく好きで。曲も作るんですが、良い曲か悪い曲かは置いておいて……曲を作っている時が楽しいんです、自分が。メロディ、歌詞だけじゃなくて、トラックまで全部作っちゃうんですけど、それが楽しいんです。単純に作っている時間、自分の頭の中で、想像している物を足していくっていう事が楽しくて！　だから監督している時もロケハンしながら、ここでこのシーンを撮って……って想像している時が楽しくて。実際そこに役者さんが、自分が選んだ衣装を着て、自分が指定した小道具とかが置いてあって……。僕がイメージしているものが、具現化されているわけで。芝居もその場でつけたりして……それがすごく面白いんですよ。何て言ったらいいのかわからないんですけど、すごく楽しいんです。作品の完成度や善し悪しは置いといて、とにかく楽しいんです。はい、大好きです!!って、急な告白（笑）。

WI　急な告白ありがとうございます（笑）。現場では、監督としてどんな風に振る舞っていたんですか？　キツく言ったりする場面もあったんですか？

城田　さすがにキツく言ったりはしてないです（笑）。（洋介役の）渡部豪太くんとは同い歳で、役者経験も同じくらいなので、最初はどこまで言っていいんだろう？と、構えてしまっていたんですが……。でも言いたい事は言おうと思って。監督だから！と自分を奮い立たせていましたね。逆に、（桜役の）黒川智花さんの方は大変だったんじゃないかな。序盤から僕が、もっとこうしてくれ、もっと、もっと！と、求めてしまったので……。自分の中で振り切るのが大変だったんじゃないかなと思います。でも撮影が終わって『城田さんのおかげで新しい自分が見つけられました』と言ってくださったので嬉しかったです。

WI　監督冥利に尽きる言葉ですね。

城田　本当にその通りです。ただ僕は、彼女は絶対に “ もっとできる！” と思っていたので。 だからこそ求めてしまったんですよね。黒川さんって、すごく清楚で落ち着きがあって、きっとすごく真面目なんだと思います。どれだけ僕が崩そうと思っても、普段の彼女の真面目さが残ってしまって……ビッチになりきれないところがあって。そこを崩して、崩して。自分の思ってる10倍くらいでやってください！ってやっていくうちに、徐々にいい感じになっていったんです。

WI　今回　監督されたドラマは、恋愛や結婚に関するものでしたが、城田さん自身が思う素敵な女性ってどんな女性ですか？

城田　何よりも大事なのは、思いやりのある女性ですね。僕だけじゃなく、僕の周りの人にも思いやりのある女性がいいですね。普段、女性のどこを見るかっていうと、その女性が自分に対してだけじゃなくて自分の周りの人に対して、どういう態度をとっているかっていうのを見ますね。そうすると自ずとその人の本性が見えてくるので。あと理想を言えば、料理が上手な人がいいですね。やっぱりこの仕事してると不規則な生活で、外食ばかりなので、夜家に帰った時に美味しいゴハンが待っているのは理想の生活です。そんな人がいたらプロポーズしたくなってしまいますね。

WI　今後、監督してみたい作品ってありますか？

城田　歌が好きなので、歌う作品の監督。それこそミュージカル映画の監督はやってみたいですね。（ミュージカル映画は）出演してみたいとも思いますし、撮ってみたいとも思います。

WI　監督しながら、出演したいという事ですか？

城田　それはちょっと難しいかな（笑）。監督している時は監督に集中したいので。監督しながら出演っていうと、どちらかが疎かになったりとか冷静な判断が出できなくなりそうで。以前『オモクリ監督』という番組で監督をやらせて頂いた時も、オーダーが、 “自分も出てほしい ” って事だったんです。正直、嫌だったんですけど……嫌とも言えないのでやらせていただいたんですが、演じながらだとモニターが見れないので、カットをかけてチェックしなくちゃいけないので時間的な問題もあって、何度もできなくて 結局妥協しなきゃいけなかったんです。自分が演出できれば、カメラにも演技にも指示ができたので、やっぱり出演しながら監督はやるものじゃないなって思いました。でも10年後とかには『いやぁ〜監督しながら出演って、面白いですよ〜』なんて言ってるかもしれないですけど（笑）。今は無理ですね。そこまで器用にはなれないかな。

WI　最後にドラマを観る方へのメッセージをお願いします！

城田　僕自身が主演したエピソードは、ぶっ飛びまくっているんですけど（笑）。僕が監督したエピソードは、わりと現実的な物語になっています。今の時代　誰もがスマホを持っていて、スマホやネットっていうことが、ドラマティックとかでもなんでもなく日常的に入っていて、みなさんも心当たりがあるというか『あれ？　私も危ないかも？　気をつけなきゃな』って思うようなところもあるかもしれないし、くだらないなって笑い飛ばせるかもしれないですけど、すごく現実味のある話です。そんな部分を楽しんでもらえたらと思います。

創作についてのお話をされている時の城田さんの瞳が、とってもキラキラしていて、創作する事が本当に大好きなんだなぁというのがものすごく伝わってきました。そんな城田さんが監督を務めるエピソードが今からとっても楽しみです！　城田さんが監督を務めるエピソードは本日の 23:00から放送です！　（白鳥優香）

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