お金にまつわる選択は、いつだって悩みがつきもの。どの選択が得をするのか、自分で調べてみてもいまいちピンとこないこともありますよね。
『AneCan』5月号では、元銀行支店長やファイナンシャルプランナーなど、“お金のプロ”が専門家の視点からジャッジ! それぞれの専門家の意見をもとに、自分に合った節約方法を実践してみてください。
【1】支払うときはクレジットカード? 現金?
◆家計を把握しやすいのはカード。でも持つなら2枚まで!
「クレジットカードは毎月明細を見れば自分がいついくら使ったかわかるのがメリット。お金を貯めるには、とにかく記録して家計を把握することです。ただし持つなら自己管理できる人でも2枚まで。1枚にできるだけ集約し、残る1枚は紛失などいざというときの保管用にしましょう」(元銀行支店長・不動産投資家 菅井敏之さん)
◆カードを持つと浪費してしまう人は現金に
「カードに“使われている”人は要注意。カードを持つと気が大きくなったり、リボ払いにするなど消費行動が変わってしまう日とはいっそ使わないほうがいいです」(ファイナンシャルプランナー 大竹のり子さん)
「『生活費が足りないからカードできっちゃおう』という人も現金が安全です」(節約アドバイザー 丸山晴美さん)
【2】ポイントは貯める? 貯めない?
◆利子より高い還元率! 使えるポイントに集約
「2~3種類に絞って効率良くポイントを貯めましょう」(大竹さん)
「貯めやすさは、どこのコンビニをメインに使うかで変わるので確認を」(丸山さん)
「ポイントにこだわって、本当はもっと安く買えるのに、高く買ってしまわないよう注意」(菅井さん)
【3強ポイントカードはこれ!】
◆Rポイントカード
サークルKサンクス、ポプラなどが加盟。楽天スーパーポイントが貯まります。
◆Pontaカード
ローソン、ライフなどが加盟。通常は100円で1Pt加算。1Pt=1円となります。
◆Tカード
ファミリーマート、スリーエフなどが加盟。通常は200円で1Pt加算。1Pt=1円となります。