全世界で1億人の女性が愛した小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」をご存じですか?
ロンドン在住の一般女性がネットに投稿したものが注目を集め、瞬く間に50ヶ国以上で出版、世界累計1億部を突破した超ベストセラー。
超絶美貌かつ億万長者のCEO、クリスチャン・グレイが平凡な女子大生とふとしたきっかけで出会って惹かれあい、ちょっと過激に愛し合う……いわゆる日本の「ケータイ小説」を思い出させるもの。
さて、その映画化作品が、2月13日にとうとう日本で公開されます!(もちろんR-15♡)
2014年7月にインターネットで公開された予告編には世界中からアクセスが殺到し、たった1週間でなんと1億回も再生されるなど、驚異的な記録が打ち立てられています。
ストーリーを簡単に説明すると「容姿端麗で頭脳明晰、巨大企業の起業家にしてCEOでケタ外れの財力を持つ27歳の大富豪、クリスチャン・グレイと、学生新聞の取材で彼のもとに訪れた平凡な女子大生、アナスタシア・スティール(通称アナ)が急接近。だが、彼は哀しい過去の経験から、行動、食事、服装、性にまつわることまでのすべてを女性に服従させて縛り付ける……という方法でしか女性を関係を持てない。しかも、彼の性嗜好はかなり倒錯している! しかし、アナは彼のすべてを受け入れ愛したいと願い、グレイもこれまでの女性にはすることがなかった感情や行動をアナに向け始め……」というもの。
この映画を待ち望むファンがあまりに多いために、映画にまつわる情報はほとんど解禁されていません。もう、全世界で1億人の女性を熱狂させるなんて、いったいどんな話!? と気になったWoman Insight編集部は、原作をガッチリ読み込んじゃいました。原作だけでも気になる過激なシーンがたくさんで、えーっ、いったいどこまで映像化されちゃうの!? と気になって仕方がありません。
というわけで、妄想大好きWoman Insight編集部スタッフが厳選した、女子の妄想をかきたてるドキドキ♡シーンを原作よりご紹介します♪
【1】エレベーターの中でドキドキのキス。
「無意識のうちに唇を噛んでいる」アナの癖にどうしようもなくそそられるクリスチャン・グレイ。そのアナの仕草にふと我慢ならなくなったクリスチャンは、なんと誰がいつ入ってくるかわからないエレベーターの中で突然「同意なんてくそくらえだ」とアナに熱いキス! このシーンの前にアナから視線でキスを求めたのに断られるシーンがあるため、「よかったねえアナ!」と思わず感情移入しちゃいます♡
【2】シアトルの彼の自宅には秘密の赤い部屋。
過去の経験から、性的嗜好はかなりSMチックなクリスチャン。「支配者」「服従者」の関係を結んでしか女性と関係が持てません。自宅にも鉄格子や鎖、縄、手錠などがびっしりそろえられたプレイルームを持っており、フロッガーで叩いたり、悪いことをしたアナのお尻を叩いてお仕置きをしたり……かなり刺激的な性描写が続きます。ドキドキ。
【3】Mr.コントロール・フリーク!
とにかく女性のことを縛り付けることでしか関係を持てないクリスチャン。言ってもないのにアナのアルバイト先に偶然を装ってやってきたり、卒業試験を終えて祝杯を上げるアナが酔っぱらってクリスチャン・グレイに電話をすると、「迎えに行く」と、やっぱり場所を教えていないのに車を飛ばして本当にすぐに来てくれたり……ちょっと怖い♡と思いつつも、超絶イケメンがそんな風に会いに来てくれると妄想すると嬉しくなっちゃいます。
【4】エロスだけじゃない、ロマンチックな描写だってあるんです。
物語が進むにつれ、アナを初めてガールフレンドとして両親に紹介してくれたり、アナが「会いたい」と言ったら3時間の時差があるところまでプライベート・ジェットを飛ばして会いに来てくれたり、朝6時にふたりでグライダーで朝日を見たり、クリスチャンが弾くピアノの音色を聴いたり……。これまで「支配者と服従者」以上の関係を女性に求めることがなかったクリスチャンが、「恋人同士がすること」に積極的になっていきます。どんどん変わっていくふたりの関係は、いったいどこに落ち着くのでしょう……?
表向きは誰もが憧れる王子様♡な純白のイメージの中に、心の闇や暗い過去などのひとすじの影を感じさせる、クリスチャン・グレイ。白と黒がないまぜになっただけに「グレイ男子」でも、完全無欠な王子様より、ちょっと謎めいた人間らしい影を感じる「グレイ男子」のほうが「守ってあげたい!」とか「そんなに完璧そうに見えて私がいなきゃだめなんだから♡」とか、ときめいちゃう女子って多いですよね♡
グレイな王子様が現実世界で会いに来てくれないなら、映画館に会いに行くしかなーい! 女性作家×女性脚本家×女性監督によるオンナのためのラブストーリーは、2月13日に全国でロードショーです!(後藤香織)
(C)2014 Universal Studios
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