スパイダーマン、関ジャニ∞のいじりにタジタジ【舞台挨拶ノーカット完全版】

2017年8月11日は、話題の超大作映画『スパイダーマン:ホームカミング』の公開日。

初日舞台あいさつでは、ジャパンアンバサダーであり日本語吹替版主題歌を担当する関ジャニ∞と、スパイダーマンが初対面! 笑いに包まれた当日の会場の模様を、Cancam.jpだけのノーカット完全版でお届け!

(c)Marvel Studios 2017. (c)2017 CTMG. All Rights Reserved.
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■こんな人生プランはなかった(安田)


MC まずは、公開初日を迎えてのお気持ちをお聞かせください。

安田 とにかく、曲を届けられること、やっと観ていただけることが、本当にうれしいです。

渋谷 メンバーがつくった曲が初めて映画の主題歌になって、映画公開に合わせて曲を聞いていただけるのが、うれしいなと思っております。

大倉 僕と(渋谷)すばるくんは、LAプレミアに行かせていただいて、だいぶ前にこの作品を観たので、僕出てるわけやないですけど、公開が楽しみで。みんなどんな反応してくれるんやろう。そんな思いで、感激してます。

安田 こんな人生プランはなかったんでね。曲をつくるとき、CHANCE、CHALLENGE、CHANGEというキーワードをいただいて、パっと出てきたのが、今まで自分たちが歩んできた道でした。関ジャニ∞もいろんなチャンスをもらって、挑戦する場所をいただいて、闘っていくなかで、失敗もあれば、苦難も葛藤も、うまくいかない時期もたくさんあって、その中で、絆を深めてきた。成功を少しずつつかむということを経験してきたんで、それがいちばん最初に出てきて。

最初から歌詞を書くんではなく、思った言葉を羅列させたんです。それを書いたときに、「自分はヒーローにならないなんて考えられない」ということが思い浮かびました。僕たちで言ったら、「自分がデビューしないことは考えられない」とか。そこから「Never Say Never」という言葉がいちばんぴったりくると。僕、ヒーローではないんですけど。いい曲になったなと思いました。その自信がなければ、ここに立ってられないです。

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MC 主役のピーター・パーカー(スパイダーマン)とリンクするし、テンポもいい曲です。言葉選びが、難しかったのでは?

渋谷 すごく力強い曲なので、歌って気持ちよかったし、言葉数も多くて歌の譜割りが細かかったりするんですが、そのへんは昔から一緒に曲つくってきてるので、なんか、わかるんです。安田の言いたいことが。久々な感覚で、ああ、こいいう感じなんだなーと。

大倉 僕の歌ってるところやないんですけど、すっごい言葉が多いんですよ。それも、韻(いん)を踏みながら。こんなにヤス(安田)って、言葉知ってたんやって(笑)。

安田 そうなのよー(笑)。

大倉 それにびっくりしたのと、今までにない感じですよね。レコーディングで、「(難しいから)自分のパートじゃなくていいや」って言ってたんですけど、みんな言ってた。

安田 難しいと思いながら歌っているところも、人生観とマッチするのかな。難しさのハードルを自分たちで上げながら立ち向かう、ということも込められるのかなと。

大倉 歌い終わると気持ちいいです。

■ヒロインがすっごくかわいくて、電話番号とか…(渋谷)


MC 「CRYして 塞いでも TRYする価値がある」という歌詞がありますが、みなさんにとって、TRYする価値のあることとはなんでしょう?

安田 僕は、この歌ですね。つくらせていただけたことが、自分にとってはかなりの挑戦であり、TRYだったので。曲は3日でできましたが、歌詞を生み出すのは苦労しました。言葉を並べるのは、パーっと出たんですけど、韻を踏むように言葉を選ぶのは難しくて。1番と2番をほぼ同じ韻でつくっているので、頭をフル回転しました。

渋谷 LAに大倉と行きまして、レッドカーペットを初めて経験させていただいて、インタビューしたんですけど。それ自体TRYだったんですけど、特に僕はヒロインの子(ミシェル役のゼンデイヤ)がすっごいかわいくて、どうにか…、あの…、電話番号とか教えてくれへんかなと。ずっと思ってたんですけど、TRYできず。…非常にかわいかったな。

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大倉 僕はロバート・ダウニーJr.さんの大ファンで、どうにかならないかなと(笑)。

渋谷 どうなりたいねん!

大倉 「ファンです」って言うだけでも、今までの人生でないくらいの小声で言っちゃって。

安田 緊張しすぎたんや。

大倉 僕らも、そういう人になりたいなって!(会場に同意を求めて)

(会場からパラパラと拍手)

大倉 まばら!(笑)