大人気俳優・赤楚衛二、初恋相手にいきなり雪を投げられて…【独占インタビュー】

話題のドラマ『チェリまほ』の大ヒットを経て、飛ぶ鳥を落とす勢いの赤楚衛二さん。圧倒的なルックスに、見る人を虜にするまっすぐな演技…国内のみならず海外でもキュンを巻き起こす、今最も注目のイケメン俳優です。そんな赤楚さんが、CanCamでキュンキュンAwardを受賞♡ 今までのこと、これからのことについて、語っていただきました。

かわいい笑顔から大人な色気まで…目が離せない♡【画像5枚】

ときには自分のことをほめながら役者として成長していきたい

キュンキュンAwardを受賞された今の気持ちをお聞かせください。

「とてもうれしいです! キュンキュンさせられたのかどうか自分ではわからないですが、皆さんがそう思ってくれたのであれば光栄です。僕にとってのキュンキュンとは、飾らない自然体な姿に、少しの緊張感が入り混じったような気持ちだと思っていて。思い出で言うと、小学5年生のときの初恋です。雪の降る中、好きな女のコとふたりで帰っていた日。僕が前を歩いていたんですけど、いきなり背中に雪を投げられて、振り返ったらそのコがめちゃくちゃ笑っていたんです。その笑顔には思わずキュンってしてしまいましたね…! 静と動っていうのかな。あれ?と思って、実はこうだった…という少しの裏切りがときめきを作るのかなと思います。

最近では、友人で俳優仲間の板垣瑞生くんによくキュンキュンさせられています! コロナ禍になってからはなかなか会えていないのですが、食事や銭湯などに一緒に行くほど仲よしで。人懐っこくて、『お前と出会えてよかったよ!』みたいなことをストレートに言ってくれるから、男でもキュンとしますよね(笑)」

お芝居をされる際は、“キュンキュンさせること”を意識していますか?

「俳優として様々な役柄を演じる上では、あまり意識しないほうがいいのかなと思っています。ときめきを作るために距離感は大切にしていますが、あくまでベースは自然体。演じている間も、照れくささとかは不思議とないんですよね。役に入り込んでいるからかな。あとで見返すと、『自分はなんてことをしているんだ!』と、一気に恥ずかしくなったりもしますが(笑)

新ドラマ『彼女はキレイだった』もキュンとしそうな作品ですね。

「ときめきがたくさん詰まっています! さえない少年から毒舌エリートになった中島健人さん演じる宗介と、優等生の美少女から一変した小芝風花さん演じる愛の凸凹感が愛らしくて。僕が演じる樋口は、自由奔放だけど人の目線に立てる愛らしいキャラクター。大人気韓国ドラマのリメイクということで、お話をいただいたときはうれしさと同時にプレッシャーも感じました。

原作のニュアンスは活かしつつも自分らしく脚本を解釈して、オリジナリティを出せたらと考えています。この他にも2021年下半期は作品を通して様々な表情をお見せできたらと思っているので、よりキュンキュンしていただけるとうれしいです!

ラブコメ作品の自分を振り返ると少し恥ずかしくなったりもします

ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称『チェリまほ』)は、ご自身にとってどのような作品になりましたか?

「『チェリまほ』は、僕にとって宝物のような作品です。ものづくりの楽しさや、人と人とのつながり、演じることへの愛がたくさん詰まっています。今では国内だけでなく海外を含めて本当にたくさんの方が観てくださっていて。真摯に、ひたむきに、作品に取り組むことは大事だと改めて思いました。

2021年上半期は、ありがたいことに忙しくさせていただき、環境の変化を感じました。デビューして6年。右手と右足を同時に出すような演技をしていた頃の自分と比べると、少しはステップアップできているかな。もちろんまだまだこれからですし、〝こうなりたい〟という道のりは見えています。ただ、そこにばかりに固執するのも違うかなと思っていて。

過去に、理想と現実の落差に悩んだこともあったからこそ、今は自分のことを認めて、ほめてあげたいです。もしも昔の自分に声をかけるとしたら、『腐らずがんばれよ』ってことですかね。今もこの先も苦しいかもしれないけど、絶対に苦しんでおいたほうがいいとしか言えないです。もちろん理不尽な苦しみは別。自分の中の壁を越えるために必要な自身への葛藤や悩みにはとことん向き合いたいです。そうやってもがいていく中で、新しい価値観に出合えたり、心の視野が広くなって成長できるのではないかなと、僕は思います」

仕事もプライベートも〝欲張り〟に。様々なことを経験するのが目標

2021年上半期のプライベートはどのように過ごされましたか?

「超個人的ニュースを3つ発表するとしたら…ひとつ目は、本棚の整理をしたこと! 僕にとって本棚は、今まで読んできた知識の証みたいな感じで。ズラリと並んだ本を眺めるのが好きだったんです。でも読み返さないし、視界に入る情報が多いと疲れてしまうなと感じて、約9割の本を思い切って処分。部屋がかなりスッキリして、快適なおうち時間を過ごしています! 

ふたつ目は、マウスウォッシャーを買ったこと。初めて使ったのですが、痛気持ちよくて、口の中の爽快感がとにかくすごいんです。汚れが取れてるって感じがするし、一度使ったらもうナシでは気持ち悪くなっちゃいました! 

最後3つ目は、死生観が変わったこと。別に何かあったとかではないです(笑)。ふと夜中にぼーっと考えていて。今までは、〝いつ終わりがきてもいいと思えるくらい毎日後悔なく生きる〟というスタンスだったんですが、改めて考えるとやっぱり嫌だなって。もっと色んなことを知りたいし、楽しみたいし、チャレンジしたい! しがみついてでも生きたいと思うようになりました。俳優・赤楚衛二としても、時代劇や圧倒的に強いキャラのアクションなど、やってみたいことが盛りだくさん。これからもがむしゃらに挑戦していく姿を見守ってください!」


赤楚さん的「キュン」エピソードや、環境の変化とともに変わった前向きな考え方など、とっても素敵な一面を垣間見ることができました。色んなことに楽しみながら挑戦する赤楚さんを、今後も応援してます!

赤楚衛二(あかそえいじ)■1994年3月1日生まれ、愛知県出身。2015年俳優デビュー。2017年『仮面ライダービルド』で注目を集め、2020年主演ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』の好演が話題に。国内のみならず海外でも人気を集める。夏には映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』が公開予定。
CanCam2021年8月号「Top of キュンキュンAward part1」より 撮影/吉田 崇 スタイリスト/壽村太一 ヘア&メイク/廣瀬瑠美 構成/石黒千晶

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