映画『思い、思われ、ふり、ふられ』出演の赤楚衛二が初登場!「周りから天然ってよく言われます」

映画『思い、思われ、ふり、ふられ』に出演している赤楚衛二がCanCamに初登場!今年の夏、もっとも切ないラブストーリー。


現在公開中の映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は、恋愛青春コミックのバイブルとも呼べる『ストロボ・エッジ』『アオハライド』に続く、咲坂伊緒の“青春三部作”最終章。偶然出会った4人の高校生の、それぞれの想いが交錯する切ないラブストーリーで、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二という注目の若手俳優たちの豪華共演も話題になっています。そこで、CanCam.jpは主要キャストのひとりでもある赤楚衛二さんに初インタビューしてきました! 映画の中では、天然で捉えどころのない役柄を演じている赤楚さんの素顔とはーー。

「絶対に自分が演じたい!」と思うくらい、共通点が多い役柄でした!


CanCam編集部(以下、編集部): 映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は、咲坂伊緒さんによる人気コミックの実写化ですが、原作は読みましたか。

赤楚さん(以下敬称略): この映画の出演が決まって、原作も読ませていただきました。それまで、少年漫画しか読んだことがなく、少女漫画に対して漠然と壁みたいなものを感じてたのですが、いざ読んでみたらすごく面白かったです! ストーリー展開の面白さだけじゃなくて、心の描写もしっかり描かれているし、言葉も美しくて、少女漫画に対するイメージが覆された気がしました。

編集部: 今回演じられている役の乾 和臣は、天然で少し小悪魔っぽいところもあると思ったのですが、ご自身との共通点はありますか。

赤楚: 小悪魔要素はないと思うんですけど、“天然”は周りからよく言われます。自分では認めていないです(笑)。抜けているみたいなんですよ。でも、オーディションのときから「この役は僕が絶対に演じたい!」と思っていたくらい、乾 和臣と自分自身は似ているところが多いと思います。特に、昔の自分と似ているんですよね。僕は両親が教師で、厳しいところもあり、昔から「堅い職業に就いてほしい」というプレッシャーをすごく感じていました。芸能界に入ることは許されないんじゃないかと思っていたので、自分のやりたいことへの気持ちにフタをしてしまっていたんです。今回この役を演じながら、そのころの自分を思い出しました。

編集部: 反対にまったく違う部分はありますか。

赤楚: 恋愛に対する考え方は違うかもしれないです。和臣って、恋愛に関しても自分の気持ちを我慢するところがあるんですけど、僕はそういうところはないかな。もっとあっさりしていると思います。あとは僕自身はもう高校生という年齢を超えてからだいぶ経っているので、10代の気持ちに戻って悩みを共感することは、演じていてすごく難しかったと思います。

編集部: 今回、主演キャストの方々も豪華ですが、共演してどうでしたか。

赤楚: 4人には共通点があって、全員B型なんです。しかも、監督もB型。B型って、割とマイペースな人が多いので、集まってもいい意味でバラバラ。僕にとっては、すごく楽な空気感でした。(北村)匠海くんとはラーメンの話、(浜辺)美波ちゃんとは胃下垂の話、(福本)莉子ちゃんとは大学の話をよくしました(笑)。

彼女の条件も!赤楚衛二をもっともっと知りたい! 一問一答


Q:なかなか外出もできないかと思いますが、息抜きはどんなことをしていますか?

A: 日光浴とお風呂。何も持ち込まないし、音楽も聴かないです。「気持ちいい〜!」って言いながら、とにかくぼーっと過ごすのが好き。ストレスが解消される気がします。

Q: 最近買ってよかったものは?

A: 最近でもないんですけど…ナノイーのドライヤー。髪の毛がサラサラになって、めちゃくちゃ感動しました!

Q: 彼女に求める条件3つは?

A: 金銭面の価値観が似ていること。僕自身がいろいろなところに行きたいタイプなので、それに付いて来てくれること。あとはなんだろう…思ったことをハッキリと言ってくれることかな。

Q: もし芸能界に入っていなかったら、何をしていると思いますか?

A: 実際に大学2年生くらいのころかな。俳優になるという夢を諦めて、就職活動を始めようかと思っていたんです。そのときに考えていたのは、車のディーラー。想像ですけど、営業をやっている気がします(笑)!

 

PROFILE
1994年3月1日生まれ。仮面ライダーシリーズ『仮面ライダービルド』(2017&2018)に出演し、注目される。その後も話題のドラマや映画、舞台などに出演し、今注目の若手俳優のひとり。9月25日公開の映画『映像研には手を出すな!』にも出演。

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INFORMATION

映画『思い、思われ、ふり、ふられ』 

原作:咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:三木孝浩(『アオハライド』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『フォルトゥナの瞳』)
脚本:米内山陽子 三木孝浩
出演:浜辺美波 北村匠海 福本莉子 赤楚衛二     
上村海成 三船海斗 古川雄輝 / 戸田菜穂
主題歌:Official髭男dism「115万キロのフィルム」(ラストラム・ミュージックエンタテインメント)
Ⓒ 2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 © 咲坂伊緒/集英社
配給:東宝/公開中

 

撮影:MISUMI 取材:菊谷まゆ 文:小山恵子

 

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