中条あやみ、デビュー10周年。背中を押した今田耕司さんの「あるひと言」

「中条あやみ」目標のハナシ

CanCam専属モデルとして、8月号の表紙を飾ったり、女優としても大活躍の中条あやみ。2021年はデビュー10周年、そして上半期を終えたということで、その心情をや最終目標を語ってもらいました。コロナ禍があってこその気持ちの変化や、仕事で悩んでたときのある人からのひと言など…もしあなたが現状に悩んでることがあるならば、そのヒントになるかも!

「猪・突・猛・進」の「」でいきたい!

無敵モードの私。全力で駆け抜けていきたい

昨年は、色んなことを考えさせられた年でした。コロナ禍で、世界中が大変な思いをしていて、それは今も続いています。私も昨年4月頃は仕事がすべてストップして、世界の状況をテレビで見ながら色んなことを考えていました。「当たり前が当たり前じゃなかった」とか「明日がやってくることが、普通と思っていてはダメなんだ」とか。

あと今まで、無我夢中で突っ走ってきた人生だったから、立ち止まって、自分を見つめ直したりもして。SNSやメールを通じて、家族や友達、ファンの皆さんの愛にも改めて感謝したり…。今思うと、私にとっては大事な時間だったのかな。あのときがあったから、今の私は無敵モード。『スーパーマリオブラザーズ』のスター状態です(笑)。2021年の今は、振り返るのはもういい。感謝を忘れずに、全力で駆け抜けていきたい。まだ大変なことはたくさんあるけれど、こういうときだからこそ、前を向いて走っていきたいなって思っています。

「私も決めつけないで、10年やってみよう」

そして2021年は、私のデビュー10周年でもあります。19歳くらいの頃、TV番組『アナザースカイ』でご一緒させていただいたMCの今田耕司さんが、職人のゲストの方と「10年続けてやっと成果が出た」という話をされていて、今田さんがボソッと「なんでも10年かぁ」と仰ったんです。その頃の私は、仕事に悩んでいた時期だったので、その言葉を聞いて「私も決めつけないで、10年やってみよう」って思ったんです。

今、思うのは、私はこの仕事が好きだから続けてこれたということ。この仕事が自分に向いているかはわからないけれど、10年続けられるのも技術なんじゃないかなと思っています。

最終目標は…「あの人、いつも楽しそうだね」って思われる人になること

今は色んなことに挑戦したい。「できるかな?」という不安よりも、「新しいことをやってみたい」という気持ちでいっぱいです。最終的な目標は、「あの人、いつも楽しそうだね」って思われる人になること。「あの人忙しいけど、大変そうだね」とか「上手にこなしてるね」じゃなくて(笑)。いくつになっても、「なんだかんだ、いつも楽しそうだね」って思われる人が素敵だなと思うんです。


ひとつのことを10年続けられるのって本当にすごい。悩みながらも自分で答えを模索し、ついに10年を迎えたんですね!これからも、あやみらしく、キュートな笑顔やクールな表情を見せてほしいです♡

CanCam2021年2月号「大人になる途中の今、あやみが思うこと。」より 撮影/菊地泰久(vale.) スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini) モデル/中条あやみ(本誌専属) 構成/西村真樹 WEB構成/近藤舞緒

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