もう部屋干し臭とサヨナラ! 梅雨の洗濯&部屋干し対策【Tシャツ・カットソー編】

部屋干し臭とサヨナラ! 梅雨の部屋干し対策【Tシャツ・カットソー編】


ジメジメとした湿気の多い梅雨の時期。洗濯物も外に干せない日々が続くのでとても困りますよねそんな梅雨の時期に、悩むのは「部屋干し臭」。しかも昨年からテレワークが普及し、日中も在宅で過ごす方も増えているため、気になる方も多いはず。

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中でもTシャツやカットソーは、皮脂や汗がこびりつき、何度洗ってもニオイが取れないもの。そこで今回は「Tシャツ・カットソーの洗い方」をライオン株式会社のお洗濯マイスター大貫さんに教えていただきました!

Q.部屋干し臭が以前より気になる?


在宅時間が増えたために「以前より部屋干し臭が気になる」方は3人に1人と、多くの方が悩んでいることが分かります。梅雨のこの時期、快適におうち時間を過ごすためにも、例年以上にしっかりと「部屋干し対策」をしたいですね!

肌寒い日に着る長袖や地厚のTシャツは乾きづらかったり、夏に大活躍するTシャツは清潔に保ちたかったり。そんな悩みを解決する、汗のニオイを防ぐ洗濯方法と干し方をご紹介します。

◆脂、汗が付きやすい【Tシャツ、カットソーの洗い方】

STEP1:洗濯表示を確認して、洗剤を選びます

洗う前に必ず洗濯表示を見て、家庭で洗えるかどうかを確認しましょう。家での洗濯が可能な場合、タグの注意書きも確認して、適切な洗剤を選びます。部屋干し対策には「汗のニオイをしっかり落とす効果のある液体洗剤」を選びましょう。ライオンの場合は「スーパーNANOX ニオイ専用」がおすすめとのこと。

STEP2:なかなか取れないニオイには「つけおき洗い」を

洗濯槽や洗濯おけに衣類がつかる量の「40℃のぬるま湯」と適量の「酸素系漂白剤」を入れ、30分~2時間くらい「つけおき洗い」します。
※酸素系漂白剤が使用可能かどうか洗濯表示で確認しましょう。

その後、つけおきした衣類を洗濯機に入れ、洗剤と水とほかの衣類を足して通常通り一緒に洗います。お気に入りの場合、「標準コースで洗える」洗濯表示であっても、しわや型くずれを防ぐために洗濯機の「手洗い・ドライ対応・おしゃれ着コースなどの弱水流コース」を選んで洗いましょう。

STEP3:飾品やプリントがあるものは、裏返しにして洗濯ネットに入れる

型くずれを防ぐために、たたんで洗濯ネットに入れましょう。装飾品やプリントがあるものは、裏返してから目の細かい洗濯ネットへたたんで入れましょう。

STEP4:消臭・防臭効果のある柔軟剤を使用

消臭・防臭効果のある柔軟剤を使用して、気になる汗のニオイを防ぎましょう。弱水流コースの場合は、おしゃれ着用洗剤がおすすめです。

STEP5:返して陰干しや部屋干しする

干す時は、型くずれ防止のために「ハンガーは肩幅の厚みのあるものorタオルで巻いたものを使用する」「Tシャツの裾部分からハンガーを入れる」「裏返して陰干し・部屋干しする」という3点に気を付けましょう!

◆洗濯層のカビや雑菌を防ぐ方法


洗濯槽に潜む菌・カビが洗濯中に洗濯物に付着してしまうため、部屋干し臭を防ぐには、洗濯槽のお手入れも大切。菌の増殖を防ぐためにも、以下の方法で日頃からお手入れをしましょう!

1:定期的に「洗濯槽クリーナー」を使用して掃除する
2:洗濯槽もケアできる「抗菌効果のある衣料用洗剤」を使用する
3:使わない時は洗濯機のフタを開けておく
※小さな子どものいる家庭では、事故防止のためドラム式洗濯機のフタは必ず閉めましょう
4:糸くずフィルター・乾燥フィルターもこまめに掃除する

 

洗い方や干し方を少し工夫するだけで、部屋干しのニオイとおさらばできそう! 本格的な梅雨入り前に、洗濯槽をお手入れしておくのもアリですね♪

情報提供元/ライオン