わかる!2021年上半期のトレンド料理ワードTOP10、2位は「低温調理器」、1位は…

2021年上半期のトレンド料理ワードTOP10を大発表! 手軽&映えが今ドキと判明!


コロナ禍の生活スタイルになって1年以上、なかなか外食しづらい日々が続いていますね。毎日の料理に負担を感じている人、逆に、新しく料理という趣味を見つけた人、様々だと思いますが、この1年で料理にまつわるトレンドも変化しているはず。

そこで今回は、アイランド株式会社が2021年上半期にブログやInstagram、TwitterなどのSNSで話題になった料理関連のワードをベースにして、10代~60代以上の男女504名を対象に行ったアンケートを元に「2021年上半期のトレンド料理ワードTOP10」をご紹介します。どんな料理を楽しんでいる人が多いのでしょうか? さっそく見ていきましょう!

 

上半期のトレンドはアレンジ豊富な映え料理♡


引き続きお家ごはんが多くなっている今年の上半期、どのような料理ワードがSNSで話題になっているのでしょうか? ここからは、気になる結果をTOP10から順に発表していきます。新たな発見もあると思うので、今後の食卓の参考にもしてみてくださいね♪

 

■第10位:ウールロールパン/ウールロールブレッド

ウールロールパン

10位「ウールロールパン」。名前は冬っぽさを感じますが、注目されはじめたのは徐々に寒さがやわらぐ2~3月頃でした。表面になる生地に切り込みを入れて、毛糸玉風に仕上げるのがポイントなので形のアレンジ幅は狭めですが、抹茶やチョコなど生地自体の風味を変えたり、真ん中に具を入れるなどの変化球も増えつつあるようです。

2021年6月現在のInstagram投稿数は「ウールロールパン」と「ウールロールブレッド」の合計で約4300件。確かに、切り込みにインパクトがあって思わず写真を撮りたくなりますよね。真ん中にスイーツや野菜などを入れると楽しみ方の幅も広がりそう。

 

<ユーザーコメント>

・パン作りが好きな方々の投稿でよく見かける。

・インパクトある見た目で美味しそう。今までにない形で目を引いた。

 

■第9位:ハリッサ

ハリッサ

9位「ハリッサ」という結果に。唐辛子をベースに、パプリカ、にんにく、クミン、コリアンダーなどを加えて作られた地中海生まれの万能調味料です。昨年の夏頃からSNSでブームが再燃し、カルディで取り扱う商品が一時品薄になるほど話題に。ピリ辛でスパイシーな風味がどんな料理にもマッチし、ディップにしたり炒め物や煮込み料理など様々なレシピに活用できます。ハリッサ自体を手作りする人も多く、レシピブログの検索数も昨年から6倍の伸びを記録しました。

万能調味料がランクインしましたね。味付けのレパートリーに困りがちな今、とても活躍しそうです。また、お家で海外風の料理を楽しみたいという人が増えていることも見えてきました。

 

<ユーザーコメント>

・外食しにくい環境が続くことで、今までであれば専門店の味だったエスニックを自宅で試す機会も増えた。

・スパイスを加えると飽き飽きしていたお家ごはんがすぐにお店のようなご飯になるので、この1年ずいぶんと助けられた。

・辛くて旨味もあるので、ポイント使いだけでなく調味料として使い勝手がいい。

 

■第8位:キューブサンド
キューブサンド

8位「キューブサンド」がランクイン。インスタ上で安定的に人気のあるフルーツサンドがさらに進化。ころんとした立方体のかわいさ×フルーツの断面を活かした華やかさというフォトジェニックなビジュアルがSNSユーザーの心を掴みました。いちごを使ったものが特に人気で、いちごの旬である冬~春にかけて投稿数が伸びたようです。

可愛くてオシャレな形とフルーツの色鮮やかさが相まって映える一品ですね♡ 季節のフルーツを生かしつつ、お家でもカフェ気分が味わえそうです。

 

<ユーザーコメント>

・アイデア次第で色々なアレンジができるのも魅力。

・色々な果物で作られているのをよく見かけたし、切るときのワクワク感が楽しい。

 

■第7位:冷凍うどん

冷凍うどん

7位はなんと「冷凍うどん」。長期保存ができ、調理も簡単な冷凍うどんはステイホームでの時短ランチニーズともマッチしています。最近では、電子レンジ調理のみの時短うどんや洋風、中華風など様々なアレンジレシピが広がっているとのこと。中でも、料理コラムニスト・山本ゆりさんの冷凍うどんレシピはTwitterで毎回万単位の「いいね」を獲得するほど人気なんです。

確かに、常にお家にストックしておきたいものですよね。レシピの幅が広い上、時間がない時や楽したい時にも大活躍です。

 

<ユーザーコメント>

・お家時間も増えている中、時短レシピで簡単にできるし飽きることなく美味しい。

・最近はレンジでチンするだけでも食べられるなど、より便利になり重宝している。

 

■第6位:脂質制限

脂質制限

6位は「脂質制限」という結果に。健康志向の高まりで糖質制限と共に近年注目されており、各自の体質にあう方法を選択するのが効果的と言われています。お家時間の増加による運動不足やストレスで“コロナ太り”に悩む人が増えていることも影響していそうです。2020年トレンド料理ワード大賞に続いてのランクインとなり、レシピブログの検索数も2倍以上の伸びを獲得しました。

在宅時間が長いと、自然と間食も増えてしまいますよね。コロナ禍と相まって、健康に気を遣う人がさらに増えたことが伺えます。

 

<ユーザーコメント>

・コロナ禍で健康志向が強くなった人が多いと思った。

・運動不足がちになり、健康維持のための脂質制限が大きな課題になった。

 

■第5位:レンチン完結

レンチン完結

いよいよTOP5! 5位は「レンチン完結」でした。ソースだけでなく、パスタの麺も電子レンジで茹で、全行程がレンジのみで完結してしまう「レンチンパスタ」をはじめ、メインから副菜まで、これまで鍋やフライパンで行っていた「ゆでる」「蒸す」などの調理工程を電子レンジのみで終えてしまうレシピが増えました。ステイホームでの時短料理ニーズと合致し、Twitterを中心に大きな支持を集めたようです。
レンチンのみで完成する調理グッズも増えましたよね。リモートワークにより、自分でランチを準備することも増えたことも影響していそうです。

<ユーザーコメント>

・リモート勤務のランチに時短調理&少ない洗い物で時代に合っている。

・洗い物が少なく本当に助かる。火加減も気にしなくて良いし、加熱中、付きっきりにならなくて済むのがすごい。

・お弁当のおかず調理に便利。

 

■第4位:○○しないレシピ

○○しないレシピ4位もコロナ禍ならではのワード「○○しないレシピ」がランクイン。やはり、コロナ禍以降、自宅で料理をする人が増えたことが関係しているようです。「計量しない、火を使わない、包丁を使わない、余らせない」など、調理のひと手間を手軽にするレシピアイデアがTwitterをはじめとしたSNSでも人気となりました。

 

<ユーザーコメント>

・コロナ禍の影響で調理の回数が増え、とにかく面倒をなくしたい。

・在宅で自炊の機会が増えたため、手間を省いたり、代用したりという工夫は響いている。

 

■第3位:折りたたみキンパ/四角キンパ

■第3位:折りたたみキンパ/四角キンパ

3位「折りたたみキンパ」という結果に。これは、韓国風海苔巻き「キンパ」を裏技的に作ったものです。切り込みを入れた海苔に、ごはんと具を置いてパタパタと畳んでいくだけという手軽さと楽しさで注目を集めました。複数枚の写真や動画で工程を見せる投稿が多く、仕上がりと作り方がセットで伝わることから実際にトライする人が続出しているようです。

具材によって、自分だけのオリジナルを作ることができるのもいいですね! 思わずカメラを構えたくなるビジュアルなので、今後もさらに投稿数が増えそうです。

 

<ユーザーコメント>

・出来上がりをイメージして作る工程が楽しい。

・おにぎらずよりも具が包みやすく、海苔の偏りもなくていいなと思い注目していた。

・これ考えた人天才! 作りやすくて見た目も良くて組み合わせが無限で美味しい。

 

■第2位:低温調理器
低温調理器

2位は「低温調理器」でした! 低温で時間をかけて加熱ができる調理器のことでBONIQ、ANOVA、貝印など様々なメーカーから販売されており、ここ数年話題になっています。放っておくだけでローストビーフやステーキ、サラダチキンが本格的に美味しく作れると料理好きの間で支持を集め、レシピブログの検索数も昨年から4倍以上の伸びに。お家時間の増加に伴い、調理家電へのニーズが高まっているようです。

最近、テレビでもよく耳にしますよね。外食しづらい今、家電を使って本格的なローストビーフなどを楽しむのも素敵なアイデアです♪

 

<ユーザーコメント>

・ちょっと難しそうな料理も簡単にできる。

・プロの技を自宅再現!という意味で、ステイホーム期間のお家ごはんのレベルアップとして注目された。

・今1番ほしい調理器。放置しておくだけで仕上がるので楽。

 

■第1位:マリトッツォ

マリトッツォ

1位に輝いたのは「マリトッツォ」! イタリア・ローマ生まれの伝統的なスイーツです。ベーカリー商品の人気を追うように手作り派が登場し、市販のパンでも近いものが作れるというハードルの低さから投稿が増え、一気に認知が広まったようです。

2021年6月現在、Instagram上の「#マリトッツォ」投稿数は8万件以上にのぼるとのこと。海外生まれのおしゃれスイーツが今最もお家で楽しまれていることがわかりました。やはり、自宅で簡単に手作りできるものがトレンドのようです。生クリームたっぷりなので、こちらも映える一品ですね♡ 

 

<ユーザーコメント>

・見た目が好き。市販のミニパンでもそれっぽくできるところがいい。

・元々のシンプルなものからどんどんアレンジされて、フルーツをくっつけたり、あんこを挟んでみたり、キャラクターの顔になっていたりとどんどん進化してるのがすごい。

 

以上「2021年上半期のトレンド料理ワードTOP10」を紹介しました。やはりコロナ禍ということもあり、お家で手作りを前提としたものが多くランクインしました。中でも、今年の上半期は「ビジュアルを楽しむエンタメ性」と「圧倒的に手間を省く簡略化」のふたつがトレンドのようです。自宅でも映える料理を楽しみたいという想いが滲み出ていますね。お家ごはんに困ったときは、ぜひ今回のランキングを参考にしてみてください♪(澤夏花)

情報提供元/アイランド株式会社