「搦める」って、読めますか?「よわめる」じゃなくて、あの日本語です

音で聞けばおなじみの言葉も、漢字表記だと意外なくらい読めないことがあります。たとえば、体育の授業で見た「襷」、童謡でおなじみの「鉞」、野菜売り場で見かける「竜髭菜」……など。
そんな「知っているのに読めない」漢字クイズ、本日のお題はこちら!

「搦める」
こちらの読み方、分かりますか? 「よわめる」ではなくて、わりとよく使うおなじみの日本語です。いったいなんと読むのでしょうか?
ヒントとして、まずは言葉の意味から見てみましょう。デジタル大辞泉(小学館)によると、「搦める」の意味は次のとおりです。

1.しっかりと巻きつける。(例:腕を搦める)
2.密接に関係づける。(例:時事問題に搦めたテーマ)
3.粉状のものや粘り気のあるものを全体によくつける。(例:麺にソースを搦める)

ほかに、「ひもなどで縛る。捕らえて縛る」や、「登山で、障害物や通行困難な場所を避けたコースをとる」といった意味も持っています。
さて、そんな「搦める」の読み方は? 正解は…こちらです!

「搦める」の読み方、正解は「からめる」でした。普段は「絡める」と書くことが多いので、ちょっと新鮮に感じますね。古い小説などを読んでいると、この表記が出てくることがあります。読み方を知っていればスムーズに読み進められそうです♪

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(豊島オリカ)

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