【難読】読めそうでわからない。「馥郁」の読み方、わかりますか?

音としては聞いたことのある日本語でも、漢字表記で見かけると「えっ、知らない言葉?」と思うことがあります。たとえば、和室に欠かせない「藺草」や、お酒の席でよく聞く「酣」、日常会話でも使われる「真面」など。
そんな「知っているのに読めない日本語」クイズ、本日のお題はこちら!

「馥郁」
パッと見た印象は難しそうなこちらの言葉。日常会話で使うことは少ないかもしれませんが、長く日本で暮らしている人なら一度は聞いたことがある…かも? さて、いったいなんと読むのでしょうか?

まずはヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「馥郁」とは次のような意味です。

よい香りがただよっているさま。

たとえば、道を歩いていてバラの香りがふわっと漂ってきたとき…。あるいは、グラスから立ち上る高級なワインの香りを嗅いだとき…。「馥郁とした香り」とか「馥郁たる香り」といった表現をする際に使う言葉です。
ちなみに最初の1文字は「ふ」です♪

どうでしょう、なんとなく分かった方もいるのでは? それではそろそろ正解を見てみましょう。

■正解は……

「馥郁」の読み方、正解は「ふくいく」でした。よく見ると、馥の字の中には「香」の文字が隠れています。大人っぽい言葉ですが、知っていると一目置かれることもあるかも。ぜひ覚えてみてくださいね。

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(豊島オリカ)

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