“もう着ない服”どうしてる?おしゃれプロ流・SDGsな「服の減らし方」

衣替えの季節に悩む”着ない服”をおしゃれプロはどうしてる?

5月に入り今週からさらに気温が上がるようですね。初夏気分も盛り上がりそろそろ本格的な衣替えの季節(私は早めに衣替えをしてしまったので、すでに夏が待ち遠しい…笑)。みなさんはクローゼットの入れ替えや整理をはじめていますか? コロナ禍でおうちで過ごす時間も多くなり、日ごろから家の中を整理整頓している方も多いですよね。

私も必要なものを見直したり、自宅の物を減らす試みはしているのですが…減らしても減らしてもまた増えてしまうのが”服”。減らした分、しっかり増えるのは何故でしょうか?涙。

服を整理するたび、自分では着ないけれど、まだまだ着られる服もたくさんあるし…ごみ袋に入れて捨てるのは心苦しい! 着なくなった服を何かの役に立てることはできないかな…と思い、衣替えの季節に利用するようになったのが”古着deワクチン”への寄付なんです。

着なくなった服を寄付する”古着deワクチン”とは?

“古着deワクチン”とは、専用の回収キットを購入し、そこに不要になった衣類や靴、バッグなどを入れて送るのですが、回収キットの購入代金が開発途上国の子供5人分のポリオワクチンとして寄付できる仕組み。洋服などの売上げの一部もワクチン寄付になるので、サステナブルなサービスとして注目度もUP!

作業は簡単!購入した専用キットに詰めて送るだけ

作業はとても簡単で、HPより専用の回収キットを購入するだけ。ポスト投函されるので受け取りの必要もなし!

着払い伝票と専用の袋が届いたら、いよいよ不用品を整理。袋の中に不要な衣類などを入れて、あとは配送業者に集荷を頼んで送るだけ♪

専用の袋には、衣類30枚ぐらいは余裕で入ります! この袋、まだ入るの?と驚くほどの大容量で(25㎏分入るのだそう)、とても頑丈(これ以上は入れないで!というマークがあります!)。靴やバッグなども回収してくれるので、履かなくなったスニーカーとバッグなども合わせて送っています。

モノが溢れている現代だからこそ、私たちにできることもあるはず。自分にとって役目を終えたものでも、誰かの役に立つのであれば活用してもらいたい、そんな思いで”古着deワクチン”を利用。送った後は、気持ちも部屋もスッキリ♡これから衣替えを行う方にはおすすめです!

出来ることからはじめるのが「SDGs」への第一歩

出来ることを出来るときに出来るだけ…、その気持ちを持ち続ければ、環境への配慮などサステナブルな取り組みに少しは協力できるはず。最近は、各ブランドもサステナブルな活動をしていますよね。身近に始められる“古着deワクチン”なら、不用品の再活用というかたちで参加できるのでぜひチェックしてみてくださいね!(伊藤有佳)

身近に、わかりやすく。SDGsをもっと知る!

【おしゃれ番長のトレンド塾】
アパレルのプレスを15年経験したファッションアドバイザー・伊藤有佳さんが、おしゃれすぎる私服を中心に、トレンド服をナビゲート。本人のInstagram(@yuka_____ito)も必見です!