「会社をすでに辞めたい」その原因はあれにあった!?
「人生100年時代」と言われる現代。「新卒で入社した会社に骨を埋める」なんて考え方は、もしかしたらちょっと古いかもしれません。ニューノーマル時代の新社会人は、新卒で入社した会社のことをどのように考えているのでしょうか?
今回、ソニー生命保険株式会社が、社会人1年生と2年生各500名ずつ・計1000人に仕事に対する意識調査を実施。たかが1年、されど1年。社会人1年目と2年目では大きな差がありました!
Q. 最初に就職する会社でどのくらい働きたい?
【社会人1年生】
1位 定年まで働きたい 23.8%
2位 4~5年くらい 18.2%
3位 2~3年くらい 14.4%
【社会人2年生】
1位 すでに辞めたい 25.0%
2位 4~5年くらい 17.4%
3位 2~3年くらい 16.6%
社会人経験たった1年の差でここまで結果が変わりました。社会人2年生で4人に1人が「すでに辞めたい」と考えていることが明らかに! 社会人1年生ではトップの「定年まで働きたい」は、社会人2年生になると4位にまで減少。入社前と入社後では、かなりギャップを感じている人が多そうですね。また、中には最初に就職した会社をキャリアステップのひとつと捉えている人もいるようです。
Q. 入社後がっかりしたことは?
「辞めたい」と感じるには、それ相応のがっかりした経験があるはず。どんなことにがっかりしたのか、社会人2年生の方に聞いてみました。
最も多かったがっかりは「給料が少なかった」(29.4%)でした。次いで、「ボーナスが少なかった」(21.2%)、「同期で集まる機会が少なかった」(20.0%)と続きました。思っていたよりもお給料がよくないことや、同期との親睦を深める機会が少なかったことに対して残念に感じている人が多いようです。
会社をすでに辞めたいと感じている人は、「給料が少なかった」「仕事内容が思っていたものと違った」「残業が多かった」などに多く回答が集まりました。でも、これからの長い社会人生活の1年目でやりたいことができている人はごくわずか。今後のための準備期間だと捉えられれば、頑張れる気がしませんか?
会社とのミスマッチはできれば避けたいところ。就職活動中の人やこれからの人は、自分に合った企業選択を、社会人で「会社辞めたい」と感じている人は、今後の自分のキャリアについて今一度考えてみてください!(岩川菜奈)
情報提供元/ソニー生命保険株式会社