希望通りの部署へ配属されず、意気消沈している人へ【新人のお仕事格言】

つまずいたっていいじゃない、新人だもの|新人のお仕事格言【第42回】


新人のみなさま、こんにちは。

この連載では、フルゆとり世代の新人編集者が、日々仕事でのたうち回る中で心を打たれた格言をお贈りします。

今週は、ドラマも絶賛放送中『Heaven?』の佐々木倫子先生が描く、お仕事コメディ『チャンネルはそのまま!』からお届け。

★不測の事態を乗り切るための言葉【新人のお仕事格言】

 

希望通りの部署へ配属されず、意気消沈している人へ


 

報道がうらやましくないと言えば嘘になるけれど…
テレビ局の頭脳になろう。まだまだ自分には勉強すべきことがある。

出典:佐々木倫子/『チャンネルはそのまま!』第2巻/小学館

 

『チャンネルはそのまま!』は、ローカルテレビ局「北海道☆テレビ」に「バカ枠」として採用された新入社員・雪丸が、周りの人たちを巻き込みながら奮闘するお仕事コメディ。失敗して、怒られても明るい雪丸を見ていると勇気が湧いてくる、新人のみなさまに本当におすすめのマンガです。

今回の格言は、雪丸の同期・北上くんの言葉。北上くんは23歳に見えない&編成部(視聴率の分析や番組放送の時期などを決める部署)という理由で、何かと判断を求められたり、普通は新人のやらない仕事を任せられたりするという、ちょっと不憫なキャラ。実は彼は、雪丸と同じ報道部が希望でした。報道部がうらやましいという気持ちはありながらも、しっかり自分の仕事をやり、番組を高視聴率に導きます。

北上くん、立派…! 彼のように、希望通りの部署でなくても誠実に仕事へ向き合えば、きっとおもしろさを見つけられるようになると思います。若いうちは自分の「やりたいこと」だけに縛られるのはもったいないかな、と最近私も考えられるようになりました。そもそも入社して1、2年の頃って「やりたいこと」がフワっとしていることも多いですし。

希望していた仕事ではなくても、自分には学ぶべきことがたくさんあると認めて頑張ってみれば、きっと報われる日がきますよ!(時吉)

 

『チャンネルはそのまま!』1
著/佐々木倫子
出版/小学館
2009年1月30日発売
A5判/230ページ/定価:本体933円+税
公式URL: https://www.shogakukan.co.jp/books/09182450

★不測の事態を乗り切るための言葉【新人のお仕事格言】

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