プロが選ぶ「ひとり暮らしの防犯」で見るべきポイント。第1位は…

プロが選ぶ「ひとり暮らしの防犯」で見るべきポイントとは?


春からの新しい生活に向けて物件探しを始めている人もいるのではないでしょうか。一人暮らしで見るべきポイントはたくさんありますが、その中でも「防犯」に気をつけたいと思っている人は多いはず。

 

(c)Shutterstock.com

そこで今回、アットホーム株式会社に、防犯を気にする人がチェックすべき物件のポイントを聞きました。絶賛物件探し中の人、必見です!

 

■プロが選ぶ「防犯を気にする人が見るべきポイント」とは?

1位:モニタ付インターホン

不動産のプロの8割以上が回答したこちら。不動産会社のコメントでは、「不在時に誰が来たか確認できる録画機能付きのカラーモニター」を挙げる声も。音声のだけのインターホンでは少し心もとないですよね。モニタがついているだけで防犯レベルは格段に上がります。

2位:オートロック

物件の条件で必ず挙げられる「オートロック」。プロのコメントとしては、オートロックだけではなく、設置場所や設置状況についても留意すべきとのこと。「奥まった場所や暗い場所に設置されていないか」「せっかくオートロックがついていても、1階の廊下に柵がない場合がある」といった点も気をつけるべきポイントです。

3位:防犯カメラ

防犯カメラが付いている物件が増えたと言えど、やっぱりあるのとないのとでは大違いですよね。自分の心の安心材料としても、なるべく防犯カメラのある物件を選びましょう。

セキュリティー重視の人がこだわる条件としてよく挙がる「2階以上」は意外にも半数を割って4位に。不動産のプロのコメントでは、「1階でもバルコニーがあると防犯上良い」「1階でシャッターがあると防犯に良い」「1階の物件は各窓に二重ロックが必須」とのこと。他の防犯設備との合わせ技で対策可能なんです!

 

■プロが教えるさらに気をつけるべきポイント

ランキングのほかにも、もっと気をつけたほうがいいポイントや意外に盲点になっているポイントを教えてもらいました!

「道路から玄関までのロケーションや見渡しやすさ、死角がないかなど。また、バルコニーのすぐ近くに電柱や塀などがないかなどもチェックすると防犯面でも安心材料になる」(千葉県)

「物件を見るときは、昼間だけでなく夜も見て、かつ周辺環境の確認をした方が良い」(東京都)

「最寄駅から物件まで、コンビニや街灯があるか、道路周辺が明るいかどうか確認すること」(神奈川県)

「洗濯物が外から見えるように干さない。共有部や物件周辺がきれいに保たれているかどうかを確認すると良い」(石川県)

内見をするときはだいたい昼間なので、夜の物件周辺を確認しておくことって意外に盲点ですよね。物件の防犯だけでなく、周辺環境もしっかりチェックしておきましょう!

防犯対策は自分の身の危険を守るためにとても重要なこと。快適な一人暮らしライフを送るためにも、今一度防犯面・安全面を考えてみてくださいね。(岩川菜奈)

情報提供元/アットホーム株式会社