引っ越し前に絶対確認!経験者の「しくじり」から学ぶ、単身女子の引っ越しのコツ

春は引っ越しが盛んになるシーズン。少しずつ準備を始めた方も多いのではないでしょうか?

引っ越しは一大イベント! 慣れない物件選びは大変だし、引っ越し当日も慌ただしくて、うっかりミスを連発しがち。

そこでWoman Insight編集部では、独身女性に「引っ越しにまつわるしくじりエピソード」をリサーチ。みんなが気になる失敗談を、準備の段階ごとに分けてお届けします。

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●単身女子の引っ越し失敗談

■(1)「物件選び」の失敗談

・家賃が安いからと決めたら壁が薄く、隣の音が筒抜けだった
・隣人がベランダで喫煙するため窓が開けられず、洗濯物も出せない
・夜、道が真っ暗で帰宅が怖い
・最寄り駅までのルートに開かずの踏切があった

 

住んでみて初めて「しくじった!」と後悔することも多いもの。忙しい合間を縫っての物件選びは大変ですが、くれぐれも慎重にいきましょう。物件の下見はできれば平日、昼・夜に分けて駅から実際歩いてみると良いですよ。

 

 

■(2)「引っ越し業者選び」の失敗談

・見積せずに決めた結果、後から相場が半額ほどだったと知った
・安い業者に頼んだところ、家具を壊された上に補償がなかった

 

見積を複数の業者から取り寄せるのは面倒ですが、金額が倍ほど異なるとなれば必要な作業かも。また値段だけでなく、補償内容や口コミ、周囲の引っ越し経験者の意見などをできるだけチェックすることが、トラブル防止に繋がります。

 

 

■(3)「日程・タイミング」の失敗談

・新居探しに手間取りすぎて、元の部屋の更新料まで支払った
・解約日当日の引っ越し、荷物を運びきれるか分からずヒヤヒヤした
・1日で搬出〜搬入、家具の配置まで全て済まそうとしたが終わらなかった
・3月下旬に引っ越ししようとしたら、業者の予約が一杯だった

 

新居探しも業者予約も、当日の作業も、余裕が不可欠! 時間については「これくらいかかるだろう」と感じる1.5〜2倍ほどかかると心得ておきましょう。とくに春は、業者にとって超・繁忙期。急に予約を入れようとしても難しいです。

 

 

■(4)「荷造り」の失敗談

さまざまなしくじりエピソードの中でも、荷造りに関するものはとくに多く見られました。

・バタバタする中で、大事な物をなくした!
・すぐに使う化粧品や書類を、どこに入れたか分からなくなった
・箱数を減らそうと大きな箱を使ったら、持ち上がらなくなってしまった
・当日になっても梱包が終わらなくて泣きそうに……
・思った以上に大量のゴミが出て、処分に困った

 

などなど。梱包も、ギリギリになればなるほど焦って放り込むことになります。適当に箱詰めすると、いざ新居で必要なものが見つからなかったり、中身が破損したりすることもあります。

「焦って荷造りしたらスマホをなくしそうになった」なんてエピソードも! すぐ使うものはしっかり脇に避けておきましょう。
■(5)「引っ越し当日」の失敗談

・冷蔵庫の霜取りを忘れていた、中身を消費しきれなかった
・前の部屋の掃除(風呂やキッチン)に予想外の時間がかかった
・安いので、時間指定なしのコースにしたら、新居に着いたのが夜中だった
・家具が玄関から入らなかった!
・テレビを置く予定の場所にコンセントがなかった
・カーテンを買うのを忘れていて、夜じゅう電気をつけられなかった
・照明器具を旧居に忘れた

 

引っ越し当日は、思っている以上にバタバタします。「どうしてこんなうっかりミスを!?」と思うようなことが、なぜか必ずと言っていいほど発生するもの。

ちなみに冷蔵庫は、そのまま運ぶと中の霜が溶けて水浸しになってしまうため、引っ越し前日までにはコンセントを抜き、霜取りをするのが通常です。また、カーテンや照明器具は存在が当たり前すぎて忘れがち。こういった「うっかりあるある」は、事前にチェックリストを作っておくと便利です。

 

■(6)「各種手続き」の失敗談

・新居のガスの申込みを忘れて、お風呂が湧かせなかった
・前の部屋の電気を止めたので、後日の運び出しは暗闇でする羽目になった
・新居のインターネット工事に時間がかかり、しばらく仕事ができなかった

 

電気、ガス、水道などの手続きは、早めに済ませておきましょう。引っ越し後に古い部屋の掃除や荷物の搬出を行う場合、電気は通しておくのがおすすめ。
またインターネット工事は、場合によっては数週間〜数ヶ月かかる場合もあります。余裕を持ってお申込みを。

 

■トラブルを避けるためのポイント

これらのエピソードを踏まえ、しくじり予防のためには次のようなポイントを押さえておくと良さそうです。

◆家賃が安い物件は、安い理由をきっちり確認する
◆物件は昼・夜の2回、最寄り駅から徒歩で確認
◆業者選びは慎重に
◆荷造り・手続きには余裕を持つ、当日は朝から動く
◆大事なもの、すぐ使うもの(化粧品、衣類、仕事道具、パソコンなど)は、最後に詰めるか、バッグなどに入れて手持ちで運ぶ

この他にも自分がやりそうだなということは、チェックリストを作っておくと役立ちます。

 

時間の余裕は心の余裕に繋がります。新居での暮らしや必要なものまで、しっかりシミュレーションして臨みましょう!(豊島オリカ)

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