仕事や学校が一緒など、身近な人と恋に落ちやすいのはどうしてなんでしょうか。
『CanCam』11月号では、『人は半径3m以内で恋をする!?』の近距離恋愛事情について大調査! 恋愛調査のスペシャリスト、リクルートブライダル総研の研究員・落合歩さんが『恋愛観調査』について説明してくれてます。
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20~40代の男女2000人以上に行った”恋愛に関する調査”では、身近な人と恋愛している人は、合計で全体の60%近く占めていることがわかります。
「同調査から、身近な人と恋愛する人は、そうでない人と比べて、
①ひとりの人と長く付き合う、②過去につきあった人が少ない、③デートにかける費用が少ない
という共通点が見られました。理由としては、相手の考えや性格をよく知ってから付き合うことが多いので、価値観の大きな差がないことが考えられます」(落合さん)
ちなみに、結婚相手の1位も身近な人なことが判明!
既婚者の男女600人以上に”配偶者との出会い”の調査では、1位は「職場の人」という結果に! 価値観も生活環境も近い人とは、結婚相手になる確率も高いみたいです。
また、心理学的からも近距離恋愛について大調査しています。身近な人を好きになることは、繰り返し会う人ほど好意的に思える”単純接触の原理”によるものと、認知学者・匠英一先生が説明してくれています。
◆単純接触の原理
繰り返し会う → 親近感が生まれる → いつも会う人が突然いなくなる → 寂しさ(飢え)の感情 → 恋愛感情の芽生え♡
「たとえ言葉を交わさなくても、人は定期的に会う相手ほど親しみを覚え、好感を抱きやすいものなのです。いつもいる場所に相手がいないと、満たされない気持ち(飢えの感情)が生まれ、自分が相手を必要としてくれることを感じます」(匠英一先生)
この原理を応用すると、気になる人の行動範囲内にいると、恋愛が実りやすくなるという一面もあるそう。単純接触の原理、単純なようで結構深いですね。やっぱり近距離恋愛が多いことには理由があったんですね!(松本美保)
(『CanCam』11月号)
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