【倦怠期気味なあなたが試すべき「彼氏を興奮させる方法」】
愛情表現が旺盛な人ばかりではありませんが、あまりそっけない態度をとられ続けると、「本当に愛されているのかな？」と不安になりますよね。
今回は、そんな相手も前のめりにさせる、「彼氏を興奮させるテクニック」をご紹介します。
■恋心をたかぶらせる“ロミオとジュリエット効果”
心理学者ドリスコールは、交際中の男女を対象に調査を行い、その結果、両親の反対などがあった方が恋人たちの恋愛感情が盛り上がるということがわかりました。これをシェイクスピアの戯曲になぞらえて「ロミオとジュリエット効果」と名付けました。
禁止されることで気持ちがたかぶり、その内心の興奮を恋人に対する興奮と誤解します。それが恋心を燃え上がらせるきっかけになるのです。そのため、彼を興奮させるためには、あえて門限が厳しいことを装うなど、制限を設けることが有効な場合があるのです。
■「どんどん好きになるよ」と予言することでホントになる!?
なんとなく「こうなりそう」と予想していたことが、本当に実現することは少なくありません。この現象を心理学では「予言の自己成就」と言います。
何かを期待、予想するだけで無意識にそのイメージに沿った行動をとり、結果として予言が成就してしまうのです。これを恋愛に活かすなら、彼に「○○君は私のことどんどん好きになるよ」といった言葉を投げかけるのです。そうすれば、期待通りに彼の気持ちが動いていってくれるかもしれません。
■「続きはまた今度ね」の一言が彼を興奮させる
テレビドラマなどは、いいところで「次週に続く」となったりしますよね。このように、物事が中断されると続きが気になって仕方なくなる心理現象を「ザイガルニク効果」と言います。
人間は完結した物事よりも、中断された物事のほうが記憶に残り、渇望感をかき立てられるのです。この心理効果を応用して、話が弾んでいるときに途中で打ち切る・もったいぶることで彼の興奮を誘うことができるのです。
■従順さとセクシーさの二律背反で興奮させる「ルアー理論」
人間にとって、一度呼び起こされた性衝動は恋愛欲求に繋がるという理論があります。
これを心理学では「ルアー理論」と言います。そのポイントは、従順さとセクシーさの両方を見せること。
そうすれば、貞節でありながら性行為の可能性を暗に示すことができるため、その矛盾した二律背反のイメージに何らかの結論を見出そうとする心理の働きから、相手があなたのことばかり考えるようになるのです。
人は相手のすべてがわかってしまったり、見えてしまったりするよりも、少し分からない部分があったり、見えなかったりする方が興奮しやすいと言えます。
そのため、初めから何もかも手の内を明かすのはNG。小出しにしていった方が、恋人の気持ちをたかぶらせ、あなたのことをもっと知りたいと感じてくれるはずです。（脇田尚揮）
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。
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