よく知っているはずの日本語でも、漢字で書かれると「全然読めない!」と思うこと、ありませんか?
たとえば、友達との会話にも出てくる「態と」「燥ぐ」。
食卓でおなじみの「御田」「巻繊汁」など。
そんな「知っているのに読めない」日本語クイズ、本日のお題はこちらです!
「怺える」。
この日本語も、ひらがなで書けばおなじみの言葉なのですが、いったいなんと読むのでしょうか? ちなみに、「えいえる」でも「ながらえる」でもありません。
……と、これだけではちょっと手がかりが少なすぎるので、ヒントとして言葉の意味を調べてみましょう。
小学館デジタル大辞泉によると、「怺える」の意味は次のとおりです。
(1)苦しみなどに、耐えてがまんする。しんぼうする。
(2)感情などを、抑えて外にあらわさない。
(3)外から加えられる力にたえる。もちこたえる。
(4)堪忍する。許す。
会話や文章で使われるときは、
「痛みを怺える」
「笑いを怺える」
といったふうに使われます。
「怺える」の読み方、ピンと来ましたか? では正解を見てみましょう!
■正解は、コチラ!
「怺える」の読み方、正解は「こらえる」でした。
漢字で書かれるときは「堪える」のほうがよく知られているかもしれません。同じ意味・読み方の言葉が複数の漢字を持っているなんて、日本語ってやっぱり奥が深いです。
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(豊島オリカ)
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