愛されたい症候群!?愛情に飢えている人の特徴
1.恋人のことが好きすぎる
単純に恋人のことが好きすぎて、愛情があふれて重たい言動をしてしまう人も。「この人は自分だけのもの」という心理が強いことが、本能的に恋人を守りたい、離したくないといった行動につながるのでしょう。
2.過去に浮気されたトラウマがある
今の恋人との関係は良好でも、過去に浮気をされて異性を信用できなくなったことから、もっと愛されたいと要求してしまう人も。信じていた人に裏切られることは大きなダメージとなり、ちょっとのことでは忘れられないもの。ふとした瞬間に浮気された記憶がよみがえり、不安になる…という人も。
3.見捨てられるかも、という不安がある
恋愛の傷に限らず、幼少期にさみしい思いをした人、安心感がなく過ごした人は、見捨てられるかもという不安に陥りやすいといわれています。小さなころに体験したさみしさが、大人になって恋愛に出てしまうパターンです。たとえば忙しくて会えない日が続くと、たくさんLINEを送信したり、別れるといって愛情を試してみたりと、重たく面倒くさい行動を起こしてしまうことも。
4.常に見返りを求める性格である
恋愛以外でもギブアンドテイクの精神が強く、見返りがあるのは当たり前と思っている人も、もっと愛されたいと感じてしまいがち。「~をしてあげた」というのが口癖で、何かと恩着せがましいことも特徴です。「自分がこれだけ愛しているんだから…」と、相手にも同じくらい好きでいることを強要してしまうことも。
5.自信がない
「彼(彼女)が自分なんかのことを好きになってくれた」という自信のなさから、重たい言動をしてしまう人も。だまされているのかも、いつか別れるかも、というネガティブな妄想が、愛されていないのでは?という不安につながってしまいます。恋愛経験のなさ、自己肯定感の低さが、自信のなさにつながっているようです。
恋愛に依存しやすい人あるある
続いて、実際のエピソードから、恋愛に依存しやすい人の特徴をご紹介します。
1.毎日会いたい・連絡したい
- 「LINEの返信は5分以内が鉄則、出かけたときは腕時計とともに撮った写真を送って居場所を教えてと言われていました。思ってくれるのは嬉しいけど、束縛が激しくて窮屈でした」(33歳男性・会社員)
2.しつこく好きかを聞きたがる
「会うたびに“私のことどれくらい好き?”って毎回聞かれていました。好きだから一緒にいるのに言葉や行動を必要以上に求めてきて、正直重く感じていました」(27歳男性・接客業)
3.朝から晩まで行動を報告させる
「元カレはめちゃくちゃ私に依存していて、毎日、朝から晩まですべての行動をLINEで報告するように言われてドン引きでした。面倒だから放置しておくと、私が出るまで鬼電をかけてくるし…。結局、そんな彼が重くて、鬱陶しくて別れちゃいました」(23歳女性・サービス)
4.「今どこ?」の連続
「今付き合っている彼は、少しでも時間ができると私と会いたがったり電話したがったりします。なので、彼の手があくと必ず、“今どこ?”ってLINEが届きます。最初のうちは、愛されている感じがして嬉しかったんですが…。毎日何回も届くので、最近ではドン引きしちゃってます…」(25歳女性・IT)
5.勝手に家に来る
「元カレは、時間ができると一緒にいたがるタイプで、めちゃくちゃ面倒くさかったです。私に予定がある日でも、自分が暇だと会いたがって、断ると家の前まで来ちゃうこともありましたね。別れ際にはストーカーみたいになっちゃったし、かなりドン引きでした」(24歳女性・サービス)
愛されたいなら意識♡どこに行っても愛される人の性格
1.元気で明るい
元気で明るいことは愛される人の特徴のひとつ。話しているだけで元気をもらえる、明るく肯定してくれる存在は貴重ですよね!
2.包容力がある
一緒にいるだけで癒される人も人気です。一緒にいることで穏やかな気持ちになれる人の秘密は包容力にあり。相手を包み込むようなやさしさが癒しにつながるのでしょう。
3.ポジティブ思考
ポジティブ思考で常に明るいオーラがある人に引き寄せられるという人も多いのでは? まずは笑顔を忘れないことを意識したいですね。
4.思いやりがある
他人のことを考えられて思いやりがある人は、やっぱり人間的に素敵♡ 気持ちに余裕があるからこそできることだともいえます。
5.自分のことも大切にしている
自分の機嫌は自分で取っていて、メンタルをコントロールできている人も人気。気持ちのアップダウンが少ないため、一緒にいても毎日楽しく過ごせそうですよね。
6.きちんとしているけど親しみやすさもある
愛される人はきちんとした一面を持つ反面、親しみやすい抜け感があることも多いです。凛とした色っぽさがありながらも放っておけない天然キャラの面もあるなど、両面を兼ね備えていると親近感がわくのだとか♡
7.話し上手
相手の話を聞くときにしっかり目を見ていたり、相手が話しやすい雰囲気を作れたりする人は信頼できると感じますよね。またどんな話題を振っても会話がなりたつ知識豊富な人も人気です。
8.褒め上手
さり気なく人を褒めることのできる褒め上手な人も愛されます。自分のことを褒められて嫌な気分になる人はいませんからね。
9.雰囲気が良い
おおらかで、ほんわかとした雰囲気を持っている人も、周りから愛されやすいようです。一緒にいて安心できる存在は貴重ですよね。
10.知識が豊富
知識が豊富な人はコミュニケーション能力が高いことも多いです。会話の幅が広く、知らないことを教えてくれる人と一緒にいるのが好きという声も。
愛されているか確かめる方法
続いて、彼に愛されているか不安…と感じたときに彼の気持ちを確かめるポイントを心理学的観点からご紹介します。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.無駄話、減ってきてない?
好意を抱いている相手に対しては、その日あった何気ない出来事や楽しかったことなどを共有したいと思うのは自然なこと。その対象が彼女であるあなたではなく女友達などになっているとしたら危険信号です。
2.悩みや相談をLINEで打ち明けてみる
悩みを打ち明けることで、彼氏の中でのあなたの比重がわかります。しっかりと話を聞いて一緒に考えてくれるのなら、あなたへの気持ちは変わっていないと判断できます。
3.「他の人から告白された」とLINEで伝えてみる
釣った魚に餌を与えないタイプの彼氏だと、気持ちが段々冷めていく可能性が。「他の人から告白された」などと伝えて相手の所有欲をくすぐってみましょう。
4.LINEの「送信取り消し機能」でくすぐる
LINEを送ったあと、彼氏が読む前に送信取り消し機能でメッセージを消してしまいましょう。そうすると相手はあなたが送った内容が気になります。「どうしたの?」などと聞いてくるのなら、あなたへの気持ちはまだ冷めきってはいないといえるでしょう。
愛されたい症候群の治し方
愛されたい症候群から抜け出すためには、自分に自信を持つことが大切。ただ、自分を好きになれない、自信がないという人が多いのも事実。そんなとき、どうすれば自分に自信を持ち、好きになることができるのでしょうか。自分を好きになるための心理テクニックを、引き続き、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.まずはポジティブな自己宣言をする習慣を
自分に自信を持つための第一歩は、口癖をポジティブにすること。心理学ではこれを「公表効果」と呼んでおり、目標や夢の達成のために活用することが可能なのです。自分に自信がない人のほとんどは、「どうせ私なんて…」や「疲れた」といったネガティブな言葉を口に出しやすいかもしれません。でもそうすると、自分で言ったその言葉がきっかけで、ますます悪循環に陥るような行動を起こしてしまうもの。逆に嫌いなものでも「好き」と口に出していると、本当に好きになってしまうように。
そのため、ポジティブで能動的な言葉を使うよう意識しましょう。そうすれば、それに合わせてあなたの潜在意識も働き、いつの間にか自分を好きになっているはずです。
2.形から入ってみる!ブランド品を身につけてイメージUP
自信をつけるには、ある程度の時間がかかるというのも事実です。しかし、心理テクニックを使えば、手っ取り早く自信を手に入れられる場合も。
そのためには「自我拡張」という方法を試してみてください。これは、自分の持ち物まで自分の一部だと認識する心理を意味します。つまり、素敵なもの、高価なものを身につけるだけで、自分の価値を高めることができるのです。例えば、ブランド品などがいい例です。大多数の人たちから支持されているアイテムを身につけることで、まるで自分自身も支持されているかのような気持ちになり、次第にポジティブになっていくでしょう。すぐに自信をつけたい人におすすめの方法です。
3.自分だけでなく他人も褒めるクセを
心理学では、自分とはこういうものだという思い込みのことをセルフイメージといいます。それがポジティブなものならいいのですが、ネガティブなものだと自分に自信が持てなくなってしまいます。
そのため、自分を好きになるには自分をほめる習慣を身につけることが大切になります。自分をほめることで、セルフイメージが良いものに変わり、自己評価も高まっていくように。しかも人間の脳には、主語を認識せずに処理するという能力があるため、自分だけでなく相手をほめたとしても自分をほめたことと同じ効果があるのです。そのため、自分だけでなく他人もほめるクセをつけることで、どんどん自信がついていくでしょう。
4.人と比べず、できそうでできない目標を立てて
自信をつけるために向上心を持つことはとても大切なこと。でも、目標設定の仕方を間違えないようにしましょう。
アメリカの心理学者エドウィン・ロックによると、目標は「なるべく手が届きそうで届かない」というレベルに設定しておくことが大切だと提唱しています。高すぎて手の届かなそうな目標だと、頑張っても達成できそうにないとめげてしまってヘコんでしまいます。反対に、簡単すぎる目標も、やる気がなくなってしまいます。そのため、ある程度努力すれば叶うレベルの目標を立てることがベストなのです。そうすることで、達成感と向上心の両方をくすぐっていければ、あなたはいつのまにか自分を好きになっているはずです。もちろん、人と比べてはいけません。あなただけの目標をつくってくださいね。
【まとめ】
愛されたいという欲求は誰もが持っているもの。ですが、その気持ちが強すぎて辛くなるようなら、愛されたい症候群の可能性があります。愛されたいと思ったら、まずは自分から愛することを考えてみてください。そして同じくらい自分のことも大切にしてくださいね。