「失敗した買い物」にありがちなこと
買った瞬間は大きな満足感が確かにあったはずなのに、いざ自分の家で手に取ると「…なんか違う」と思った経験ありませんか?
きっと今、ほとんどの人は自分の実体験が思い浮かんだと思います。多くの人にとってこの経験は身近に感じられるのではないでしょうか。
今回はそんな「買い物の失敗」を10〜40代の女性110名に大調査! 思わず共感するような失敗談ばかりなので是非最後まで読んでみてくださいね!
Q.買い物で「失敗した!」と思うことはありますか?
よくある 12%
たまにある 55%
過去数回ある 18%
ほとんどない 15%
買い物で失敗した経験があるか、アンケートで調査したところ「ほとんどない」と回答した人はたったの15%で、「よくある」人が12%、「たまにある」人が55%、「過去数回ある」人が18%と買い物で失敗した経験を持つ人が85%もいることがわかりました。
つづいて、買い物で失敗したことがある人に「失敗して買ったもの」と「失敗した理由」を併せて質問してみました。
1.服・服飾品
◆洋服類
「試着せずに買ったらサイズや着心地などがイメージと違った」(回答多数)
「安くて買ったけど、着てみたら似合わなかった」「安かったけれど作りが雑だった」(回答多数)
「自分で着ることを想像せず買ってしまった」「モデルさんは似合っていたが自分は似合わなかった」(回答多数)
「自分が買った後に安くなっていた」「似たような服が安く売っていた」(回答多数)
「手持ちの服と合わない」(回答多数)
「買ったはいいけど着る機会がない」(回答多数)
「スタイルが悪く見えた」(回答多数)
「靴下を安いからとたくさん買ったけど、前に買った新品がたくさんあった」(16歳・高校生)
「フォーマルドレスを買ったけれど、そんなに頻繁に使うものでもないので、レンタルすればよかったなぁと」(35歳・正社員)
「試着したはずなのに、肩がズレ落ちる点」(28歳・家事手伝い)
最も回答が多く集まったのが洋服に関する失敗でした。なかでも、試着ができないオンラインショッピングをした際の失敗談が多いようです。
また買ったお店の中の雰囲気では違和感がなかったのに、いざ家で着ると似合っていなかったり、日常生活のいつのタイミングで着るのかわからなくなってしまう…というのも多くの人が共感できるのではないでしょうか。
◆靴
「ネットで質がわからない靴を買った結果靴擦れした。」(24歳・会社員)
「足が痛くなった」(26歳・契約社員)
「同じものを買ってしまった」(38歳・会社員)
靴も洋服同様に、試着のできないオンラインショッピングでの失敗が起こりやすいようです。
どんなにデザインが好みでも、やはり靴は履き心地が第一ですよね。
◆カバン・バッグ
「思ったよりもかなり大きく、嫌な匂いがした。」(36歳・会社員)
「思っていたより重くて肩こりが酷いので手離しました」(37歳・専業主婦)
匂いや重量感などはお店で見ているとなかなか盲点かもしれませんね。使い始めて数回くらいで「なんか違う…」と気づくケースも多そうです。
◆アクセサリー
「店舗の照明の元で見るのと家や太陽光で見るのとで色味が異なった」(22歳・会社員)
お店の中で見て一目惚れして買っても、家に帰ってから「あれ、こんなのだったかな?」と違和感を持つケースはアクセサリーに限らず多くのもので経験している人が多いのではないでしょうか。
2.コスメ類
◆コスメ
「コンシーラーの色が合わなかった」(19歳・専門学校生)
「テスターが試せないためコスメで失敗したなということが多々あった。ホームページや公式SNS、パッケージに書かれた説明を見ていいかもと思ってみたけど、全然違っていたので下調べが足りなかった」(31歳・会社員)
「海外のニキビパッチを買ったらペラペラだった…」(27歳・パート・アルバイト)
最近は新型コロナウイルスの影響もあって、テスターを置いていないケースが多いですよね。テスターなしに自分に合う色味を探すってなかなか難しいですよね…。
◆コンタクト
「海外製のコンタクトを買ったが角膜が傷ついていた」(38歳・無職)
…怖すぎる! ネットで取り扱われている海外製のものなどついつい値段がお手頃なものを買いたくなりますが、品質が悪い場合には自分の目を傷つけたりしてしまうので注意深く選びましょう。
3.日用品
◆雑誌・漫画
「雑誌を買ったが家でかさばる」(40歳・自営業)
「漫画を買ったが既に買ってある巻だった」(22歳・大学生)
確かに本や雑誌ってかさばりますよね。最近では電子書籍などとうまく併用しているひともいるようです。シリーズ物の本や漫画だと本屋さんで「この巻買ったっけ?」となりがちですよね。絶対持ってないって思ったときに限って家にあるパターンが多いような気がします…(笑)
◆健康器具・衛生関連
「マスクを買ったが価格が高かった」(29歳・パート・アルバイト)
「コロナが流行る前にスマホを光で除菌するケースを買ったものの、アルコールを含ませた布やペーパータオルで毎日何回も拭いた方が確実だし早かった」(25歳・専業主婦)
確かにマスクの供給が徐々に落ち着いてきて、日やお店によって値段が大きく異なる印象を受けます。とはいえ今はマスクが欠かせない世の中ですから、見かけたら買いたくなりますよね…。
◆文房具
「付箋セットをお得だと思い買ったが、そんなに使わないので無駄になりそう。」(50歳・専業主婦)
セットでお買い得だから買ったけど実際そんなに使わないパターン…とても共感できます。
自分の使う頻度などを考えれば、1個で済ませておいたほうがなんだかんだ得な場合もあるのに、ついつい『お徳用』のようなコスパの良さにつられちゃうんですよね…。
4.食べ物
◆食べ物
「(微糖を買うつもりで)コーヒーの文字だけ見て買って、家に帰ってから確認したら無糖でした」(30歳・パート・アルバイト)
「買ったハムカツサンドが辛すぎた 」(36歳・パート・アルバイト)
「高い桃を買ったのに、かたくて美味しくなかった!金、返せえええ!」(47歳・会社員)
「値段が高いコンビニでお菓子を買ってしまった」(17歳・高校生)
食べ物って「美味しそう!」と期待値が高い状態で買っている分、美味しくなかったときの悲しさは大きいですよね…。
まとめてみると試着やテスター、試食などができなかったために買ってみたら期待外れだったというケースが多いようです。他にも安さにつられて買ったけれど後々後悔している人も多く見られました。
オンラインショッピングなどが安くて便利な一方で、買い物を失敗しないためには実際の店舗などで色々試したり吟味する必要があるようです。うまく使い分けて後悔なく買い物を楽しみましょう!(山口彩楓)
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