恋の病にかかったことはある?症状と治し方

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彼や好きな人のことで頭がいっぱいで仕事に集中できなくなったり、食欲がなくなったり。それはもしかして恋煩いかもしれません。今回は「恋の病」について女性200人に調査! 恋の病にかかったことのある女性の割合や症状、治し方までまとめました!

恋の病にかかったことはある?

Q.今まで恋の病にかかったことはありますか?

ある 49人(24.5%)
ない 151人(75.5%)

20~30代女性200人に聞いてみたところ、「恋の病にかかったことがある」と答えた人は約4人に1人。人を好きになることはあっても病気かと思うくらいに思い煩ってしまう人は少ないようです。でもすごく珍しいことでもないようですね!

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)

「恋煩い」にはちゃんと理由があった!「恋の病」に陥るメカニズム

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「恋煩い」とも言われる「恋の病」。実は、恋をすると普段の自分とは異なる状態になりがちなのには、ちゃんとした理由があるのだとか。

眠れない、食欲がない、ため息が増える、無気力になる…などは、恋愛をすると分泌される「ドーパミン」による反応である可能性があるそう。また、恋愛に悩みすぎて幸せホルモンである「セロトニン」が減ってしまうと、心身に不調をきたすこともあるそうです。

恋の病の症状

続いては、上記のアンケートで「恋の病にかかったことがある」と答えた女性に、どんな症状だったのか聞いてみました。

  • 「何も手につかない」「相手のことばかり考えてしまう」(回答多数)
  • 「一日中考えてばかりで、食欲ややる気がなくなる」(36歳・自営業)
  • 「好きな人の気を惹き付ける方法をずっと考えていて、他のことは上の空だった」(38歳・会社勤務)
  • 「仕事中もその人のことが頭をよぎって、常に頭からお花が飛んでいると言われた」(32歳・会社勤務)
  • 「四六時中相手のことばかり考えて、他のことに集中できない」(28歳・派遣社員・契約社員)
  • 「心臓におもりがついたような気持ちになり、胸がきゅっと苦しくなる」(39歳・専業主婦)
  • 「いままで好きだったものへの興味が薄れる、何をするにもその人の顔ばかり浮かぶ、食欲が減る」(34歳・パート・アルバイト)
  • 「眠れない」(20歳・会社勤務)

とにかく多かったのが、「相手のことばかり考えて何も手につかなくなる」という症状でした。仕事や趣味に対してのモチベーションがなくなり、日常生活に支障をきたす人もいるようです。また、食欲が減退したり眠れなくなったりと、ストレスがかかっているときと同じような症状を発症する人もいることがわかります。

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)

「恋の病」にかかったかも?すぐできる診断チェック8つ

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「もしかして、最近の体調不良は恋の病かも!?」と思ったら、こちらをチェック! 以下に当てはまるものが多いほど、恋の病にかかっているかもしれません。

(1)好きな人からLINEが来ないとスマホをずっとチェックしてしまう

好きな人にLINEをして、その返信がなかなかこないと、つい何回もスマホをチェックしてしまうのは危ないサイン。返信がくるまで、何もできないレベルになると、すでに重度の恋の病に陥っている可能性が高いです。

(2)好きな人が飲み会に行っていると不安でイライラする

好きな人が飲み会に参加しているのを知ると「他の女性と親しくなるのではないか」と不安でイライラしてしまうのも、恋の病にありがちな状態。イライラするだけでなく、付き合っている彼の場合は連絡を入れて状況を報告させたり、帰宅時間をチェックしたりするまでになると、かなり重症です。

(3)好きな人のSNSを1日に何回も細かくチェックしてしまう

好きな人のSNSは見ているだけでハッピーな気持ちになりますよね。しかし1日に何回も細かくチェックするほどになっているなら、ちょっと危ないサイン。さらには彼の投稿を見て不安になったり嫉妬したりするなら、恋の病にかかっている可能性が高いでしょう。

(4)好きな人に誘われると他に予定があっても好きな人を優先してしまう

友達や家族との予定があるときに、好きな人からデートに誘われると、すでに入っていた予定をドタキャンしてまで好きな人を優先してしまうのは、かなり危ないサイン。彼以外が見えなくなっている女性にありがちで、恋は盲目状態になっている可能性も高いです。

(5)仕事中でも好きな人のことばかり考えてしまう

仕事をしているときにも「今、どうしているかな」「今日は何をしているのかな」など、好きな人のことばかり考えてしまうのも、恋の病にありがちな症状。他のことに集中すべきときに、好きな人のことばかり頭に浮かぶのは、相手に依存しているときほど起こりがちです。

(6)好きな人とのLINEを1日に何回も読み返してしまう

好きな人との過去のLINEを1日に何回も読み返してしまうのも、恋の病の典型的な症状。落ち込んだときなどにたまに見返して元気をもらうくらいならいいのですが、暇さえあれば好きな人とのLINE画面を開いて読み返してしまうようだと、彼に依存しすぎているサインかも…。

(7)好きな人とのLINEや会話を思い出し、彼の本心を探ろうとずっと考え続けてしまう

好きな人との過去のLINEや会話を思い返し、その内容を「もしかしたら、彼はこういうつもりで言ったのではないか」などと深読みをしまくるのも、恋に依存しているときほどやりがちな行動です。

(8)重たいプレゼントを贈りたいと思う

付き合っているor片思いに関係なく、好きな人の誕生日などに重たいプレゼントをしたくなるのも、恋の病にありがちな症状。やたらと目立つペアアイテムや指輪などを、相手が嫌がっていたとしても無理に渡したいと思ってしまうのは、強い束縛心のあらわれかもしれません…。

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重症化する前に!「恋の病」の治し方3選

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(1)恋の病の“原因”を本人にぶつける

恋愛に対して悩みがあることで、不安感が大きくなり恋の病にかかっているならば、相手に直接その想いをぶつけてみるのも解決策に。ひとりで考えてモヤモヤし続けるよりも、結果がどうであっても相手の考えを聞けたほうが、スッキリする場合も多いです。

(2)前向きに考える癖をつける

恋の病になってしまうときは、恋愛に対してネガティブな思考が強まっているケースも少なくありません。そのため、前向きに考えるよう意識するだけでも、うじうじと悩み続ける自分とさよならできるかも!

(3)恋愛以外に夢中になれることを見つける

時間さえあれば好きな人のことばかり考えてしまうときには、恋愛以外に夢中になれる“何か”を見つけるのがおすすめ。特別なことではなくても、好きな雑誌を読んだりゲームをしたりといった簡単なことでも、好きな人のことが頭から離れることを見つけられればベストです。

【まとめ】

「恋の病」はいわゆる病気ではありません。ただし、同じくらい困った症状がでる人がいることもわかりました。誰かを好きになるのは素敵なことですが、恋の病で生活に支障がでないように、彼に依存しすぎないように気をつけたいですね!