オススメ!都内で南仏気分を味わえる絶品ブイヤベースのお店

長い休暇を取れるなら、南仏・地中海沿岸の港町巡りをしてみたい……夏にこそ行ってみたい! と思うけれど、なかなか難しいですよね。

そんなとき都内で手軽に南仏気分を味わえるアイデアが。それは“ブイヤベースをいただく”こと。ブイヤベースは、南仏のマルセイユで生まれた漁師料理で、元はその時とれた魚介をひとつの鍋に放り込む素朴な料理だったのが、17世紀には南米から伝来したトマトを入れるようになったりと見た目も変わってきました。

そんなブイヤベースの特集が『Precious』7月号の連載「グルメ探偵がゆく」に掲載されていますので、そこからおすすめの店舗をご紹介いたします。

◆鮮魚丸ごと一匹ごろり港でいただく気分で食べるべし! ― アタ(代官山)

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アタのブイヤベース ¥3,600(2人前、+¥600でごはんを入れてリゾット風にできる)

「その日の仕入れで種類は変わりますが、魚は必ず丸ごと一匹。それにムール貝やエビ、パプリカにナスなどの野菜を入れています」という掛川シェフの言葉どおり、具だくさんで彩りも豊かなブイヤベース。こっくりとしたスープは、2人前で約1kgの魚の骨を使うとか。

【店舗情報】
東京都渋谷区猿楽町2-5 1F
電話:03-6809-0965
営業時間:17:00~26:00
休:日曜
アラカルトのみ

◆定番香辛料もあえて使わずまさに「ここだけ」の名物料理 ― シェ・ピエール(乃木坂)
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ピエール特製ブイヤベース・サントロペ風 ¥4,000(ハーフサイズ¥2,500あり)

必須ともいえるサフランを使わずに仕上げる、オリジナリティあふれるブイヤベースは、さっぱりしつつも深い味わいが。季節の白身の魚を4種ほどと、ホタテ、オマール、アサリなど、魚介のみで仕上げる。

素材にそれぞれ最適な下ごしらえと火入れをする、手間ひまかけた一品です。

【店舗情報】
東京都港区南青山1-23-10 吉田ビル
電話:03-3475-1400
営業時間:11:30~14:30、18:00~22:00
休:月曜、第3火曜
コース:昼¥1,575~、夜¥6,000~

◆隠し味は南仏リキュール!芳しいブイヤベースにうっとり ― ブション・プロヴァンサル(中目黒)
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ブイヤベース ¥2,760(2人前+¥463でごはんを入れてリゾット風にできる)

ストウブ社の鍋の蓋を開けると、芳しい香りとともに、殻付きのホタテにエビ、色とりどりの野菜などがゴロゴロと現れる。この香りの秘密は、エシャロットやニンニクといった香味野菜をじっくり炒めていることと、南仏のリキュール「ペルノ」。

良心的な値段もうれしい、大人なブイヤベースです。

【店舗情報】
東京都目黒区中目黒3-12-19 2F
電話:03-6452-4709
営業時間:火~土 11:45~14:00、17:30~23:00 日祝 11:45~14:00、17:30~21:00
休:月曜
コース:昼¥1,667 夜¥3,612

写真を見ているだけで、今すぐ食べに行きたくなってしまいますね……ぜひ都心で南仏気分を味わって、素敵な夏をお過ごしください!(鈴木 梢)

Precious2014年7月号表紙(『Precious』2014年7月号)

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