要注意!好きじゃないくせにその気にさせてくる人の考えてること
あれ、彼って私のこと好きじゃなかったんだ。優しくしてくれるからカン違いしちゃった……。そんなむなしい経験をしたことはありますか? 好きじゃないなら最初から優しくして欲しくない! そう感じるのは、女子として当然の反応ですよね。一体思わせぶりな男子って、何を考えているのでしょう。
そこで今回は、「両思いじゃないのにその気にさせる人の心理」をご紹介いたします。
■女子から自分がどう見られているか知りたい
思わせぶりな態度をとるという行為の中には、自分の男としての価値、魅力を知りたいというナルシストも少なからずいると言えます。アクションを起こして相手がその気になることによって、自分がモテるという確認をしたいという願望を満たしているのです。
この手の男子は、内心自分に自信がないことが多かったり、女子に何かしらのコンプレックスをもっている傾向があると言えます。そのため、自尊感情を高めるための代償行為としての意味合いが強いでしょう。
■本命女子を嫉妬させたり煽りたい
思わせぶりな態度をとることによって、本命女子にあてつけて嫉妬心をあおりたいという心理を隠している男子も。心理学において、嫉妬は他人との比較によって生じる感情です。自分と誰かを比較して、潜在的に負けている要素を認めたときに嫉妬心が芽生えます。
本命女子から振り向いてもらえない男子が、最後の手段として他の女子とイチャイチャしてみせることで、本命女子に私はあの子よりも魅力がないの?と嫉妬心に火をつけようとしている場合もあります。この場合、思わせぶりにされる側は、いい迷惑ですよね。
■もしものためにストックしておきたい
好きな相手は他にいるのに、フラれたときや別れたときの保留として、両思いではないのに思わせぶりな態度をとるケースがあります。選択肢を保留することで、選択をしない=いつでも選択できるという心理的報酬を求めている状態がこれです。
もっといい女子と付き合いたいけど、とりあえずキープしておこうという考えもこれに含まれます。優柔不断な性格の男子によく見られる傾向でしょう。
■恋をゲーム感覚で楽しんでいる
思わせぶりな態度をとって、女子側がだんだんと好意を持ってくれるようになると、冷めてしまって次のターゲットを定めるタイプも一定数いると言えます。こういう男子は、恋愛をゲームのようにとらえ、女子を落とすことでクリアしたかのように楽しむところが。
好きだからではなく、所有欲を満たすのが面白いからやっていることが多く、手に入れると満たされて満足度が低下してしまうのですね。このタイプは、ゴールの設定の仕方を間違えていると言えます。
両思いじゃないのにやたらと特別扱いしてきたり、カン違いしてしまうような発言をしてくる男子は、思わせぶりでニクいですよね。本心から好きでその気にさせようとしているならいざ知らず、好意もないのに何かしらの思惑を持って接触されると、女子側も混乱させられてしまいます。
だからこそ、相手の態度や発言に一喜一憂せず、本当に好きなのかどうかを見極める目を持つようにしましょう。あなた自身が泣かないためにも……。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。